子どもたちの交通事故を防ぐために

校長  野村 洋介

新しい学年が始まって1か月が過ぎようとしています。先日行われた保護者会には、大勢の保護者の方に出席していただき感謝しています。 保護者会でも話しましたが、朝の登校時間を守るために、ご協力いただき本当にありがとうございます。保護者の方のご協力もあり、8時15分以降に登校する子どもの数は大きく減りました。時間を守ることは大切です。中学生、高校生になった時、親が起こさなくても朝決められた時間までには起き登校できる、そのような人になってほしいという思いがあります。8時15分までに登校するようになったことに伴い、交通安全の面で気になることも出てきました。8時前後に登校する児童の数が増え、歩道を広がって歩く様子が見られます。車道近くを歩くと、車と接触してしまう危険性があります。学校でも、車道から離れ、広がらないで歩く指導をしていきますが、ご家庭でも登校する前、車道近くは危険だから車道から離れて歩くこと、広がらないで歩くことを伝えてください。 玉川学園地区は、狭い道路が多く、危険だと感じることが多くあります。PTAや地域が動いてゾーン30+(プラス)の取組を進めています。交通事故は、子どもの命にかかわるものです。起こってからでは遅いので、起こる前にできる限りの対策を行っていく必要があります。車での学校への登校は、原則禁止となっています。多くの子どもたちが登校する中、狭い道路での車とのすれ違いは、一歩間違えると大きな事故につながります。1年生は、体が小さく、運転手からは見えにくく、車と接触すると大きな怪我につながります。怪我やお子様の状況により、どうしても車での登校が必要な際は、担任に状況を話していただき、8時20分過ぎに登校していただけると助かります。8時20分以降は、登校する子どももほとんどいなくなります。担任に連絡していただければ、遅刻にはいたしません。子どもたちにとって安全・安心な環境を整えていくためにご協力よろしくお願いします。