校長室より

体罰防止の取組


学校教育において、体罰は、絶対に許されない行為です。
体罰は、子どもたちの自尊感情をボロボロしたり、暴力に対しての歪んだ理解を招いたり、子ども同士・大人との、良好な人と人との関係を台無しにしてしまう行為です。もちろん、法律で禁止されています。
私たち教員は、毎年、この体罰における研修を実施し、学校教育から体罰の根絶を目指しています。
子どもたちへの指導では、時に「厳しい指導」を行うこともあります。ただし、教員は、自尊感情や自己肯定感を傷つけない配慮をしています。もし、ご家庭で「不審なこと」「不安なこと」があれば、遠慮なく管理職までご連絡ください。教員と保護者の間に不信感があってはならないものと、教員たちには指導しています。以下のポスターは、その決意へのスローガンです。

本校のメッセージ「笑顔とやさしさで、つながれチーム鶴三小!」のもと、子ども同士、子どもと教員、教員同士、教員と保護者・地域、と、信頼でつながる「鶴川第三小学校」を目指して参ります。

また、保護者の皆様に、お願いがあります。
体罰は、子どもの親においても、禁止されている行為です。
「しつけ」という言葉で、暴力をふるう行為は、家庭内においても根絶を目指したいところです。「改正児童虐待防止法」(2020年4月から施行)により、親権者などによる体罰は禁止されています。
ただ、大事なことは、法律で禁止されているからではなく、一人の人として、その人の人格や自尊感情・自己肯定感を尊重することです。そのような関係が基礎にあるからこそ、「絆」が形成されます。人にとって最も近い存在の「親子」、集団としての「家族」、安心感のあるつながりを大切に考えてくださることを、お願いいたします。(差し出がましいお願いです、ご容赦ください。 校長 鰺坂 映子)

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