校長あいさつ

  ほしざくら 校章 ほしざくら

コミュニティ・スクール3年目
家庭・地域とともに歩む学校

校長 野末 直美


 小山中央小学校は、平成22年(2010年)に開校し、今年度で14年目になります。2021年度に新設した「きらり学級」も、3年めを迎えました。4月、通常学級23学級、あおば2学級、きらり学級2学級、サポートルームで、新年度スタートです。豊かな心の涵養、多様性の尊重、自他を大切にする思いやりの心を育て、自己肯定感を高め、一人一人のよさを認めあえる関係づくりをしていきます。
 コミュニティ・スクールとして3年目、さらに昨年度に先行実施した地域学校協働本部は2年目となります。「考える子」「思いやりのある子」「元気な子」の知・徳・体を中心に教養と品格を育み、地域社会に貢献できる人間の育成を目指し、学校運営協議会の皆様、地域学校協働本部の皆様、保護者・地域の皆様とともに進める『共育(ともいく)』を教育理念に掲げ、「家庭・地域とともに歩む学校づくり」を一層、進めてまいります。
本校の雑木林や近隣の竹林などの豊かな自然、様々な商業施設や会社、皆様のご協力による恵まれた教育環境の中で、本校の充実した学びを進めることができ、とても心強く感じております。
 3年間に及ぶ新型コロナウイルス感染防止対策による活動制限の中、健康安全に留意し、ICTの有効活用など工夫した教育活動を展開してきました。一日も早くコロナが収束し子供たちが以前のようにのびのびと活動できる日を待ちわびています。コロナ流行により急速に進展したGIGAスクール構想に伴い、本校でも1人1台端末環境が当たり前のこととなり、皆様のご協力のもと、活用が進んでいます。今年度もクラウド型学習小中一貫学習コンテンツを活用した個別最適化学習、協働学習の一層の充実に取り組みます。子供たちが未来の創り手となるために必要な資質・能力の3つの柱として、生きて働く「知識・技能」、未知の状況にも対応できる「思考力・判断力・表現力等」、学びを社会に生かそうとする「学びに向かう力・人間性等」を育み、21世紀を主体的にたくましく生きぬく児童を育てる教育を、保護者・地域の皆様とともに推進してまいりたいと存じます。
 今年度も、皆様の温かいご理解とご協力をいただきますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。