2024年度 校長あいさつ

「学校林の碑」
大地沢の山深く 人々は苗木を植えた
時は流れ 人はうつり
木々は大きくそだち
いま われらの学舎が建つ
われら 伸びゆくもの ここに学び
よき仕事をのこす

明治42年小学校建設のため共有地が売却されようとしました。住民は反対し自分たちでお金を出し合い学校を造りました。
村人は、2年後将来のことを考え、共有地に杉・桧・松を植えました。
昭和29年木々は見事なまで成長しそれを売ったお金で、新たな校舎を建設しました。大地沢の森は今でもすくすく成長しています。

 地域とともに歴史を刻んできた相原小学校は、今年度は150周年を迎えます。


「笑顔」あふれる学校づくり

 2023年度より相原小学校の校長として着任いたしました 百田 明弘 と申します。歴代の先生方や、地域の皆様が築き上げてきた伝統ある学校の校長として、これからも地域とともに発展できる学校を目指していきます。相原小学校の大きな目標は、子供たちの「笑顔」があふれる学校です。子供たちは学校生活を通して様々なことを学び、自立へ向け成長していきます。
 この数年間、感染症拡大防止の観点から、子供たちにも、ご家庭・地域の皆様にも多くのご負担や協力をお願いしてきました。これからも、感染症拡大防止に努めながら、行事、日々の教育活動の中を、工夫しながら取り組み、子供たちが少しでも楽しい授業が受けられ、楽しい学校生活が送れるような「学校づくり」を目指します。
 
 今年度本校は、開校150周年を迎えます。記念行事もいくつか予定しています。相原の地に連綿と受け継がれてきた本校への想いを感じ、未来へとつないでいく大切な機会であります。これからの激動の未来を生きていく「相っ子」たちは、相原の地域の方や歴史、自然などに積極的に関わることで、人としての礎を築いていきます。この記念すべき150年という大きな節目に関われることに誇りを感じながら、私たち教職員も一丸となって学校教育を推進していきます。「かがやく未来へ つなげ相っこ!」をテーマに、子供たちを主役として、伝統ある相原小にまた一つの新たな歴史が刻めるよう、「笑顔があふれる」相原小学校を目指して行きます。
 変わらぬ、ご支援ご協力をお願いいたします。

校 長 百田 明弘