学校だより番外編コラム

2021年9月号の巻頭言は「遺産(レガシー)〜東京2020が残したもの〜」と題した。パラアスリートたちの、オリンピックに匹敵するパフォーマンス(実際に両方に出場する選手もいる)や鍛え上げられた肉体、なじみの薄かったパラ競技の魅力等、私たちに残した印象はとても強かったと思う。だから、「学校だより」では、純粋にスポーツとしてカッコ良さを取り上げた。しかし、紙面が許されればもう一つ書きたかったことがある。それは「言葉」についてである。 もう30年ほど経つだろうか、高校野球の中継で、実況中のアナウンサーが「先ほど不適切な表現がございました」と謝罪したことがあった。けがをした選手が足を引きずりながらプレーしたときに使った表現のことである。その言葉は、必死に頑張る選手の姿を描写していたので、当時の私はそこまでする必要があるのかと思ったのだが、これをきっかけに差別的な表現が気になって仕方なくなった。気にし始めると避けたい表現はかなりあった。中でも、身体の一部を使った言い回しが多い。例えば、「雨にもかかわらず保護者会にお集まりいただきありがとうございます」と言いたいときや話を短くまとめたいときに、身体の一部を用いた表現を使わないようになった。  親の世代はそんなことにはまったく頓着せずに使い続けたし、友人や学校の同僚にいちいち指摘するのもどうかな?とためらう時期もあった。語源には諸説あることも知った。しかし、パラリンピックで身体に障がいのあるアスリートたちの雄姿を見て「私はやはり身体の名称を使った表現は使いたくないな」と改めて感じたのである。  少々長くなってしまったが、私以外にも「差別に繋がりかねない言葉」について考える人がいたとしたら、それもまた東京2020のレガシーではないだろうか。特に身体を使った表現は避けようと思う。

最近の授業から

1年美術:「マークづくり」の授業です。各自がタイトルと伝えたい内容を考えて図案で表現します。

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1年英語:Do you で始まる疑問文を学習しました。単語練習はデジタル教科書を使います。

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1年数学:「数量を文字式で表せるようになる」ことが目標でした。少人数授業です。

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2年理科:光合成の学習です。対照実験の実演をしました。

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3年国語:「具体化・抽象化」の学習で作文を書きました。テーマは「幸福」です。

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中間テスト終了

今年度初めての定期考査が終了しました。初めての体験ばかりの1年生ですが中学校のテストの緊張感は格別だったのではないでしょうか。去年の今頃は休校中だったために、2年生にとっても1学期中間は初めての経験になりました。3年生がテストを受ける様子は1・2年生とは違う張り詰めた緊張感がうかがわれました。(写真は3年生のテスト風景) テスト終了直後に感想を聞いてみました。 1年生「難しかった」「緊張した」「好きな教科は楽しかった」 2年生「楽しかった」「去年よりちょっと難しくなった」「勉強した成果が出せたと思う」 3年生「英語がやばい」「よくできたと思います」「自分で考えて書く記述問題が多かった」

中間テスト終了

今年度体育祭について

第64回体育祭について 昨年度は縮小に縮小を重ねた体育祭でしたが、今年度は全校生徒が校庭に集まる形で実施の準備をしています。4月26日に(月)に各クラスの色決めと、1・2・3年の色別の結団式を実施しました。新型コロナ感染症対策のために、初めてMeetで実施しましたが、スクリーンを通しての先輩クラスと後輩クラスの交流は、例年とは違った盛り上がりでした。体育祭は5月22日(土)です。保護者の参観については検討中です。

校長より4.27−2200

配布文書はありません。