指導の内容


1.指導目標


・生活リズムの立て直しを図る

・同年齢の集団活動への適応を図る

・基礎学力の補充を図る

・自分を見つめ、自分を理解する力を養う

・進路を選択する力を養う

・保護者との連携を保つ

・在籍校との連携を保つ

・関係機関との連携を保つ



2.指導形態


《受容期》・・・受容することで生徒との信頼関係をつくる。
  ・学級見学⇒町田市教育センター、医療機関等で継続的に相談を受け、相談学級での指導が適切であると
        判断された場合、保護者とともに学級を見学します。

《解放期》・・・教師との信頼関係をもとに、内面的な欲求不満や葛藤を心理的、身体的に発散する。
  ・個別指導⇒個に応じて、週1回から数回の個別指導を行います。学級までの交通手段や校舎、担任になれていく
        時期、通級目標を確認し実践していく時期です。

《初期指導期》・・・生徒の自発性、自主性を育て、少しずつ社会規範を身につける。
  ・小集団指導⇒個別指導から発展して小集団指導へと促していきます。個に応じて移行期間は様々で、数週間の
         場合もあれば数ヶ月以上の場合もあります。この間に二者関係から三者関係以上へと発展させて
         いきます。

《自己洞察期》・・・自分の立場を実感し、自分は今どうすればよいか方向性を模索し、自己決定する。

《指導強化期》・・・進路の主体的選択を行い、教科学習などの緊張や不安な場面を意図的に準備する。可能な
          生徒は在籍校復帰も目指す。