東京都小学校社会科研究会

会長挨拶

今だからできること!社会科学習の重要性

令和2年5月7日
東京都小学校社会科研究会 会長  台東区立忍岡小学校長 吉藤 玲子

会長写真

本年度、都小社研会長に就任いたしました吉藤玲子です。どうぞよろしくお願いいたします。

 新型コロナウイルス感染拡大予防のため、本年度は、5月に行われる都小社研の総会も中止となりました。かつてない長い休校の中、各学校で対応に追われ大変な日々をお過ごしのことと存じます。先日、本校の目の前にある不忍池の端に「疫病退散」と書かれた寛永寺のお札を見つけました。ふと江戸末期コロリが流行った頃もこの同じ場所にこのようなお札が建てられていたのではないかと、時代を超えて感染病に悩まされる社会の様子が浮かびました。しかしながら、現代は、インターネットなど実際に会わずとも作業を進めていく手段があります。このような戦後の一大事に直面して我々社会科を学ぶ者は何ができるのだろうか、考え、実践できることを広めていきたいと思います。都小社研では、ホームページをリニュアルし、休校で学習が思うように進めることができない子供たちや、どのように社会科学習に取組んだらよいか悩んでいる先生方に向けて、授業に使える動画配信や役立ち資料をホームページに載せていきます。ご活用ください。
 また、前任の吉村会長より「オール東京」の意思を引き継ぎ、令和5年の東京大会を目指して準備をしていきたいです。今年一年は、会合もなかなか集まってできなかったり、普通の研究授業体制を確立していくのが難しかったりするとは思いますが、研究の志を絶やすことなく、実践できる方法を検討し、進めていきましょう。昨年度、都小社研で発刊した『社会科指導計画(第三次)』は、ホームページ「役立ち資料」の中に掲載しています。各地区の指導計画を作成する際に参考にしていいただければと思います。また、今年度から『わたしたちの東京都』も新学習指導要領に準じて新しくなりました。令和5年に向けて、東京都ならではの教材を扱った授業を今後も充実させていきます。
 様々な活動が制限されている時期ではありますが、今年度を次期全小社研東京大会に向けた5か年計画の2年目として、次のことを重点に研究活動をさらに充実させていきます。

(1)感染拡大予防に直面している中での社会に見られる課題につながる教材開発や研究
   体制の構築、都小社研の活動の啓発と情報発信
(2)オール東京で行う都小社研の研究主題の共有と地区委員会の推進
    今年度は、8月19日(水)夏季研究会(午前の部は地区委員会)、12月7日(月)
   地区委員会、2月19日(金)研究発表会への参加の3回を地区委員会としていきます。
(3)東京大会に向けた社会科教育を推進する人材の発掘と育成
(4)新学習指導要領全面実施に向けた実践
(5)次期東京大会に向けた諸準備
(6)全中社研・都中社研と連携した社会科授業の情報共有

 これらの研究活動の過程、成果は、次の二つの会でご報告する予定です。実際にどのようになるかは、今後わかりませんが、形態を変えて情報発信を行うなど実施していく予定です。
    8月19日(水) 9:30〜都小社研夏季研究会 新宿区立四谷小学校
    2月19日(金)13:45〜都小社研研究発表会 江戸川区立本一色小学校
 都小社研の強みを生かした方法で、そして全国をリードする会としての誇りをもって会の運営に努めてまいりますので、ご理解・ご協力をよろしくお願いします。