砺波市立出町中学校

伝え方 no.752

大型連休が終わり、それぞれにいろいろな想いを抱えて迎えているであろう5月7日
校舎内のいろいろな場所で授業が行われています

教室から漏れ聞こえる出中生の意見を言い合う声
廊下の先から元気な歌声も聞こえます
そんな歌声に引き込まれるように第2多目的教室へ足が向かいました

「この学級はとても元気がよい歌声ですよ!」と○○教諭が声をかけてくれたので、その歌声に耳を傾けます
確かに歌い出しから元気のよい歌声が響きます
ただ、終わりに近づくにつれその元気がしぼんでいくように素人耳には聴こえたのでそのことをストレートに伝えました
すぐに「あとの方はなかなか難しいんですよねぇ」と、教えてくれる○○さん
なるほど!!
教えてくれて納得しました
難しく感じているから自信を持って歌えていないのですね
すかさず○○教諭は前半部の歌声のよさを伝えつつ、後半部について取り上げています
どんどん、みんなが一緒に見ることのできる掲示された音符に印や言葉が加筆されます
やはり思っていること、考えていることを周りに伝えることは課題を解決することや未来へ向けて成長するために重要だと再認識しました


ふと、以前に○○教諭が書いてくれて、その伝え方がおもしろいと職員室のわたしの机上に挟んでおいたメモを思い出しました
さっそく職員室へ戻り、撮影します
下の写真の2枚目です
アベマリアの歌唱について、ひらがなを用いてそのイメージを表現したものです
直観的に抑揚が分かりやすい!と思ってとっておいたのでした


伝え方はいろいろです
方法も、タイミングもそれぞれです
指導者のみならず生徒も、主体的・対話的で深い学びを目指す授業スタイルの中で、聴くことはもちろんですが、どのように伝えるかもとても大切なのです
指導者はそのモデルを示す存在でもあります
これは、指導者というより、「おとな」ですね

自分自身の伝え方はどうだろうかと、日々反省です


【校長室より】 2024-05-07 12:12 up! *

画像1
画像2