最新更新日:2024/06/13 | |
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時計屋の時計修了証を渡しました。それぞれ3年生、2年生となります。 1年が過ぎました。1年の間に色々ありました。大きくなりました。自分の成長が今、自分で感じることができているかな。 みんなの成長が中部中の成長です。 さて、今日は時計の話をしましょう。 「大きな古時計」という歌がありますね。振り子がついていてチクタクいっているそんな時計を思い浮かべて。 久保田万太郎という俳人、俳句を詠む人がいます。先生が生まれた年に亡くなっていますから、大正時代から昭和にかけて活躍した人です。 「時計屋の時計春の夜どれがほんと」 現代の時計屋さんは、いくつもある時計はみな今の正確な時刻を刻んでいますね。デジタル表示の時計もあるし、クオーツ時計とか電波時計とか。 戦前の昭和の時計屋では、こんな景色だったんだな。昔は、振り子時計もどの時計もゼンマイで動くから。ほら、オルゴールってねじを巻いて音を出すでしょ、あんな感じ。ゼンマイ時計は、使っているうちにどうしても速くなったり遅くなったりしてしまします。売れなくて、高いところのものはねじを巻き忘れて、止まってるのもあったかも。店に置いてある時計の針が、皆違う時刻を指している。だから「どれがほんと」 「時計屋の時計春の夜どれがほんと」 時刻を知るのは、正確なのがいい。 でも、こんな時計屋さんもいいなあって思う。すてきな個性的な時計がいっぱいありそう。「どれがほんと」は、「どれもほんと」 さあ、平成も新しい時代へと進みます。春休みは、ここで「時刻合わせ」をして、新しい学年の準備をしてくださいね。 |
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