10月29日の給食スパゲッティ・ミートソース コールスロー ハロウィンケーキ あさってはハロウィンということで、蒸してミキサーにかけたかぼちゃを入れたハロウィンケーキを作りました。ケーキの上にはかぼちゃの種をトッピングしてみました。 ケーキの焼ける香りに子供たちは大興奮。給食室の前を通りがかった子たちがたくさん声をかけてくれました。味はもちろんですが、料理の香りと結び付いたエピソードは、長い時間が経っても記憶に残っていたりするものです。鶴間小で育つ子供たちが、大人になっても「小学校の給食はおいしかったなあ」と思い出してくれるようなおいしい給食を提供できるように、これからもがんばります。 10月28日の給食麦入りごはん じゃがいものそぼろ煮 からし和え ごぼうチップス 今日は、きのうに引き続き秋が旬のごぼうを使って「ごぼうチップス」を作りました。スライスしたごぼうに片栗粉をつけてカリッと揚げ、仕上げに塩をまぶしたシンプルな味付けですが、職員からも子供たちからも大好評!「もっと食べたい」という声が聞かれ、嬉しい気持ちになりました。 今回のような素材の味を活かして旬の味を楽しめるおいしい献立を、これからも積極的に考えていきたいです。 10月27日の給食ごはん とりごぼうピラフ さつまめサラダ 白菜とひき肉のスープ 味付け小魚 今日は秋が旬のごぼうを使って、「とりごぼうピラフ」を作りました。炒めたピラフの具の良い香りが廊下まで漂っていて、「いいにおい!」と色々な人に声をかけられました。 香りの良いごぼうと鶏肉の相性は抜群です。 そして副菜として、久しぶりに「さつまめサラダ」を作りました。小角切りにしたさつまいもと人参、キャベツ、柔らかく煮たひよこまめとツナをオニオンドレッシングで和えたサラダです。彩りもかわいらしく仕上がりました。 10月26日の給食ごはん 魚のもみじ焼き ごま和え 油揚げのみそ汁 今日は「魚のもみじ焼き」を作りました。 すりおろした人参とマヨネーズを合わせたソースを、ホキという白身魚に塗ってオーブンで焼きました。オレンジ色のソースは秋の紅葉をイメージしています。 ちなみにこの「もみじ焼き」、春には「あけぼの焼き」という名前で献立に登場したりします。同じ料理でも名前を変えるだけで見え方が変わり、季節感を出すことができます。 10月25日の給食ターメリックライス クリームソースがけ キャロットドレッシングサラダ りんご 今日は、新メニューの人参ドレッシングサラダを作りました。市内のほかの小学校のメニューを参考にさせていただいたサラダで、すりおろした人参と玉ねぎを入れた手作りドレッシングを使っています。ボイルした野菜とドレッシングを和えると色がわかりづらくなってしまうので、オレンジ色を出すためにパプリカパウダーも加えてあります。 そして今日の果物はりんごでした。 前回焼きりんごで使用したのは「紅玉(こうぎょく)」、先月使用したのは「つがる」という品種でしたが、今日は「ふじ」という種類のりんごでした。 りんごは色々な種類があり、収穫される時期、味や香り、食感などがそれぞれ異なります。どれも違うおいしさがあるので、子供たちにもぜひ色々な味のりんごを食べてもらいたいと思います。 先週はみかんがとてもおいしく、今日は「もうふじの季節かあ」と思いながら甘いふじを食べました。そろそろ秋も終わり、本格的な冬がやってきますね。 10月22日の給食五穀ごはん 秋野菜の筑前煮 白菜の浅漬け みかん 「収穫の秋」ということで、今日はさつまいもやさといも、ごぼうなどを使った秋野菜の筑前煮を作りました。このような煮物の献立の日は、朝からたくさんの食材を洗ったり切ったりします。今日の筑前煮には12種類の具が入っていたので、朝から給食室みんなで力を合わせてがんばりました。 大きな釜でたくさんの量を作る給食の煮物はとても味良く仕上がるのですが、やはり今日のような料理が苦手な子もいます。それでも、「すこし食べてみたら意外とおいしかった」「今日の煮物は食べられた」という経験をできる子が1人でも増えるように、おいしさにこだわった給食を提供したいと思っています。 10月21日の給食米粉パン 秋鮭の香草パン粉焼き マセドアンサラダ ABCパスタスープ 旬の秋鮭を使った香草パン粉焼きは、下味をつけた鮭に、パン粉、パセリ、粉チーズを混ぜた物をかけてオーブンで焼き上げました。鮭にはカルシウムの吸収を助けるビタミンDが含まれるので、今日のようにチーズなどの乳製品と組み合わせて料理すると成長期の子どもたちにピッタリのメニューになります。 マセドアンサラダは、野菜をコロコロに切って作るサラダです。マヨネーズ風味のドレッシングで、彩り良く仕上がりました。 ABCパスタスープは、今年度初めて作りましたが、「かわいいー」と子どもたちに好評でした。 10月20日の給食ごはん ごま塩 ツナとわかめのたまご焼き かぶのゆかり和え なめこと豆腐のあかだし 今日は、ツナとわかめのたまご焼きを作りました。給食で卵を使うときは、料理に卵の殻が混入しないように、一度小さなボウルに卵を割り入れて確認してから、大きな容器に移していきます。片手でボウルを持ち、卵を割って、ボウルに入っている卵を容器に移す、その一連の作業がとてもスムーズで、いつ見ても調理員さんのテクニックに感心してしまいます。 そして今日のみそ汁は、愛知県などでよく使われる豆みそを使用して「赤だし」の風味に仕上げました。先月の麦みそに引き続き、子どもたちに日本各地の色々なみそを味わってほしいと思い取り入れてみましたが、慣れない色や味に、少し戸惑う子もいたかもしれません。大人からは「おいしい」という声が聞かれました。関東に住んでいると、豆みそを使った料理を口にする機会は少ないかもしれませんが、給食を通して子どもたちの食経験を少しでも増やすことができればいいなと思います。 10月19日の給食ビビンバ あおのりビーンズ トック入りキムチスープ 今日のビビンバには、「政府備蓄米」を使用しました。「政府備蓄米」は、お米が足りなくなったときのために日本の政府が蓄えているお米のことです。今から28年前(1993/平成5年)、記録的な冷夏などの影響からお米の大凶作が起こり、国産米がなかなか手に入らず、日本中が大混乱に陥りました。 そのことを教訓として、政府は1995/平成7年から、緊急事態に備えてお米を備蓄する制度を整えたのです。 この「政府備蓄米」は、温度や湿度が管理された倉庫で、鮮度を保った状態で蓄えられています。そして、お米を入れ替える時期になると、学校給食や子ども食堂などに前年産のお米が交付されます。今回鶴間小に届いたお米は、新潟県産「こしいぶき」という品種でした。今月は、今日のほかに22日(木)、25日(月)にも政府備蓄米を活用します。 10月18日の給食ごはん 肉豆腐 焼きししゃも 甘酢和え 今朝はぐっと気温が下がったためか、野菜を洗う水が冷たく、いよいよ冬がそこまで来ているなと感じました。昼間も風が冷たかったので、今日は身体が温まる「肉豆腐」日和だったのではないでしょうか。 肉豆腐は、すき焼きのような味付けの豆腐料理です。家庭で作る場合は豆腐を切ってそのまま加えることが多いですが、給食では衛生管理や仕上がりの良さをのことを考えて、豆腐は切ったあと一度ボイルして、しっかり加熱してから加えます。 手間はかかりますが、 ☆加熱殺菌できる ☆味が染みやすくなる ☆煮崩れしにくくなる などの効果があるので、大量調理をする給食では無くてはならない工程です。 10月15日の給食ほうとう 小あじのから揚げ 梅じょうゆ和え ほうとうは山梨県の郷土料理です。うどんよりも少し幅広で平たい「ほうとう」の麺を使って作ります。具はかぼちゃやきのこ、肉や季節の野菜を入れ、味付けはみそで仕上げます。今日の給食では、ごぼうや油揚げなども具として加えてみました。 そして今日は、おかずに1学期人気だった小あじのから揚げを作りました。魚屋さんがきれいに内蔵を取ってくださっている小あじなので、苦味などはほとんどありません。丁寧にでんぷんを付けて、たっぷりの油でじっくり揚げたので、頭から尻尾までカリカリでおいしいから揚げに仕上がりました。 10月14日の給食ガンバルゾーカレー 元気サラダ 紅玉の焼きりんご 明日は6年生が町田市の連合体育大会に参加するということで、応援の気持ちを込めて「ガンバルゾー(がんばるぞ!)カレー」と「元気サラダ」を作りました。カレーには、ガルバンゾー(ひよこ豆)が入っています。元気サラダは「サラダでげんき」という本に出てくる、かつお節や昆布を入れた栄養たっぷりのサラダで、子どもたちからも人気のある野菜料理のひとつです。 そして、今日はデザートとして焼きりんごを作りました。今が旬の紅玉(こうぎょく)というりんごに溶かしバターとお砂糖をまぶしてオーブンで焼いたのですが、焼いている間とても良い香りがしていたので、色々な人から「いいにおいー」と声をかけられました。 6年生の児童の皆さんが、明日の連合体育大会でたくさん活躍してくれると嬉しいです。 10月13日の給食ごはん 肉じゃが 切干大根のサラダ 巨峰 今日は肉じゃがの献立でした。給食の「いつもの肉じゃが」なのですが、これが思っていた以上に子どもたちから人気でした。配膳室にいる間にも「わたし、肉じゃが好き!」と複数の子が声をかけてきてくれ、実際にどのクラスもよく食べてくれました。 栄養士の仕事をしていると、メニューがマンネリにならないよう「新しい料理に挑戦してみよう!」「レシピを少しアレンジしてみよう!」と考えてしまいがちなのですが、今日は改めて、何度食べてもやっぱりおいしい定番料理の良さを感じたのでした。 10月12日の給食スイートミルクパン 秋の恵みシチュー ひじきと野菜のサラダ 今日は、秋が旬のさつまいもときのこを入れた「秋の恵みシチュー」を作りました。 給食のシチューやカレーは、家庭で作るものとはまた違ったおいしさがありますが、そのポイントのひとつが手作りの「ルウ」です。 ルウと聞くと箱に入っている市販のカレールウやシチューのルウを思い浮かべる人が多いかもしれませんが、もともとはバターで小麦粉を炒めたもののことを言います。 給食では、バターと米油で小麦粉をじっくり炒めてルウを作ります。少し手間がかかりますが、今日もとろりとコクのあるおいしいシチューが出来上がり、子どもたちもよく食べてくれました。 10月8日の給食ソースかつどん ごま香る利休汁 ドライプルーン 今日は、明日の運動会に向けて、児童のみなさんが今まで練習してきた成果を全て出し切れるように、応援の気持ちを込めてとんかつを揚げました。手作りの甘辛いソースをかけたとんかつと、シャキシャキのキャベツを一緒に盛った「ソースかつどん」は、どのクラスの子もおいしそうに食べてくれていて嬉しかったです。いつもどおり黙食の給食時間でしたが、運動会の予行を終えた清々しさや自信からか、子どもたちの表情がキラキラして見えました。明日の運動会本番が楽しみですね。 10月7日の給食ごはん のりのつくだ煮 さばのカレー焼き かぼすポン酢和え 呉汁 今日は久しぶりに呉汁を作りました。 「呉汁(ごじる)」の「呉(ご)」は、大豆をすりつぶした物のことで、この呉を加熱してしぼることで豆乳とおからができます。 給食では、朝から大豆をやわらかく煮て、ミキサーでなめらかにして作った呉をみそ汁に加えました。 大豆の甘さとコクを感じられる呉汁に仕上がったと思います。 今月は3年生が「すがたをかえる大豆」について勉強する予定なので、給食でも色々な大豆製品の料理を取り入れています。 10月6日の給食チキンピラフ 青のり粉ふきいも 豆乳仕立てのコーンスープ 型抜きチーズ 今日は洋風の献立でした。 給食室では、朝からその日の料理に使う「だし」をとるのですが、洋風や中華の献立の日は鶏がらと野菜で鶏がらスープを取ります。 今日はその鶏がらスープをベースにして、チキンピラフとコーンスープを作りました。 「チキンピラフ」は、ごはんを炊く前と炊き上がりに分けてバターも加えたので、香りよく仕上がりました。(写真は、鶏がらスープでごはんを炊くところ・炊き上がったごはんに具を混ぜるときの写真です。) 「豆乳仕立てのコーンスープ」は乳製品を使用していないのにも関わらず、豆乳とクリームコーンのコクがアクセントになっていて、秋にぴったりの味でした。 10月5日の給食玄米入りごはん 豆腐ときのこのオイスターソース煮 華風漬け 柿 きのうに引き続き、今日も秋らしい食材を取り入れた献立でした。 「豆腐ときのこのオイスターソース煮」には、まいたけ、しめじ、しいたけの3種類のきのこを使用しました。きのこをほぐしていた下処理室からは、きのこの良い香りがしていました。 そして今日の果物は旬の柿でした。程良いかたさがあり、甘くておいしかったです。少し苦手そうな子もいたようですが、少しでも日本の秋の味を感じてもらえれば良いと思います。 10月4日の給食秋味ごはん 大学いも 磯香和え 沢煮椀 今日はさわやかな秋晴れにぴったりの、秋の味覚献立でした。 秋味ごはんには、鮭、栗、きのこ、ごぼうなど秋が旬の具を混ぜ込みました。鮭は大きめの切り身をオーブンでこんがり焼き、粗めにほぐして使いました。 大学いもは、シルクスイートという種類のさつまいもを揚げて、自家製のタレと絡めました。 特に大学いもは人気だったようで、多くのクラスで、先生の「増やしたい人ー?」という呼びかけにたくさんの児童が手をあげていました。 10月1日都民の日の給食深川めし 明日葉のおひたし ちゃんこ汁 みかん 10月1日は東京都の記念日「都民の日」です。そこで今日は東京都をテーマにした給食を作りました。 深川めしは昔、東京湾でとれた貝を漁師さんが煮てごはんにかけたのが始まりといわれています。名前の由来である「深川」は現在の江東区にあたります。 明日葉は、東京都の島である伊豆諸島の特産品です。今日は神津島産のものを使用しました。特徴的な香りがあり好みが分かれる野菜ではありますが、日常ではなかなか手に入らない東京都の特産品の味を、子どもたちに感じてもらえたらと思い献立に取り入れました。 「ちゃんこ汁」は、お相撲さんの料理として知られる「ちゃんこ鍋」をイメージして作りました。相撲で有名なのは、両国国技館がある東京都墨田区です。鶏肉と魚、たくさんの野菜と油揚げを入れて、具沢山の汁物に仕上げました。 このようなご当地献立や世界の料理は、食育の一環でしばしば献立に取り入れるのですが、毎回「いつにも増しておいしく仕上げなければ」と思います。それは、その地域、その国のイメージを左右する責任を給食が担うことになるからです。おいしいご当地給食をきっかけに、子どもたちが日本や世界のことに少しでも興味を持ってくれたら良いなと思っています。 |
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