11月30日の給食クッパ ヤンニョムチキン&ポテト 野菜の昆布和え 今日は、韓国料理の献立でした。 給食でもお馴染みのクッパは、温かいたまごスープの中にごはんを入れて食べる、寒い冬にぴったりのメニューです。 ヤンニョムチキンは鶴間小の給食では初登場のメニューです。揚げたチキンに、ヤンニョムという甘辛いタレを絡めたもので、今回は角切りにして素揚げしたじゃがいもも加えてみました。ボリュームがありましたが、みなさんよく食べてくれました☆ 11月29日の給食コーン茶飯 おでん 白菜のレモン和え 菊花みかん 今朝はとても寒く、霜が降りている畑を見ながら冬の訪れを感じました。 そんな今日は、身体が温まる「おでん」と「茶飯」の献立でした。 おでんと茶飯の組み合わせは江戸時代に誕生したといわれていて、当時は今のような煮込みおでんではなく、豆腐やこんにゃくなどにみそをつけた「みそ田楽」が一般的だったそうです。そしてそこに、日本酒の熱燗(あつかん)を組み合わせたセットが、江戸の人気ファーストフードだったとか。(諸説あるそうです)なんとも冬を感じる組み合わせですね。 おでんはたくさんの材料を煮込むととてもおいしいのですが、近年では核家族化や食の多様化が進み、もしかしたらご家庭で手作りのおでんや茶飯を目にしないことも増えてきたかもしれません。しかし、給食の売りはなんと言っても大量調理!特に冬の煮込み料理は大の得意分野です。子どもたちにおいしいおでんと茶飯を食べてもらうために、今日も心を込めて仕上げました。 11月26日の給食ごはん 豆腐のチリソース煮 バンサンスー 型抜きチーズ バンサンスーは、中華風春雨サラダです。バンサンスーの「スー」は、漢字で「糸」と書くので、野菜は細く千切りに近い形になるように切りました。配膳室の前に来てくれた児童が、「今日はバンサンスーだ!このサラダ大好き!」と言ってくれて嬉しい気持ちになりました。 豆腐のチリソース煮は、ケチャップ味のベースに、チリパウダーなどを加えてほのかに辛みをつけました。食べやすい味に仕上がり、残菜もほとんどありませんでした。 今週もみなさんよく食べてくれてありがとうございました☆ 11月25日の給食ごはん カレー肉じゃが くきわかめのサラダ りんご 今日は、肉じゃがをカレー風味にアレンジした「カレー肉じゃが」を作りました。 今年度は普通の肉じゃがのほかに、塩とバターで味付けをした「塩肉じゃが」を夏に実施しましたが、そちらも人気でした。やはり、給食の煮込み料理はとてもおいしく仕上がります。 もちろん今日のカレー肉じゃがも大人気で、皆さんよく食べてくれました。かつおだしがベースなので、おそば屋さんのカレーのような味で、ごはんにもよく合ったのではないかと思います。給食室では、今日のような味をベースに「だし香る和風カレーライス」なんていうのもいいんじゃない?と、調理員さんたちと新メニューのアイディアを話し合いました。おいしいものを食べると、色々なアイディアが浮かんできますね。 11月24日の給食ごはん のりのつくだ煮 秋鮭の塩こうじ焼き ごま和え 豚汁 今日は11月24日「いい」「に」ほん「し」ょくの日(いい日本食の日)ということで、「和食の日」です。 和食は、ごはんを中心として、旬の野菜や芋類、魚や海草、きのこや種実類などを取り入れたバランスの良い日本の伝統的な食事です。そこで今日は、大豆製品(豆腐・油揚げ)、種実(ごま)、海草(のり)、野菜、魚、きのこ(しいたけ)、芋類(じゃがいも)、発酵食品(塩麹、みそ、しょうゆ)など、たくさんの食材を取り入れ、子どもたちに和食の良さを伝えられるような献立を立てました。これから先もずっと、日本の大切な文化のひとつである「和食」を守っていけたら良いなと思います。 11月22日の給食豚すき丼 みそドレッシングサラダ 吉野汁 今日の豚すき丼の具には、油麩を加えてみました。油麩は、宮城県や岩手県などで有名な食材で、油で揚げたお麩のことです。煮物や汁物に加えると味にコクが出るので、今日は小さく割って豚すき丼の具の仕上げに入れてみました。色々な食材の旨味が出た煮汁を程良く含み、ボリュームもアップしました☆ 11月19日の給食ごはん さばのみそ煮 おかか和え かきたま汁 今日は冬が旬のさばを使って、さばのみそ煮を作りました。 脂ののったさばは身がやわらかく崩れやすいので、調理員さんたちが1切れ1切れ丁寧に釜に入れてくださいました。おかげで煮崩れも少なく、とてもきれいにおいしそうに仕上がりました。 白いごはんに煮魚、和え物、汁物というザ・和食の献立だったので、おたよりに「さばのみそ煮はごはんによく合うので、ごはんと一緒に食べてください」と書いたものの、「みんな白いごはん食べてくれるかな?」と心配していましたが、結果はほとんど残菜がありませんでした。新米と煮魚のおいしい組み合わせ、子どもたちに伝わったようでとても嬉しいです。 11月18日の給食かしわパン とりの照り焼き ボイルキャベツ レンズ豆のスープ かしわパンは、形が柏の葉っぱに似ているパンです。割れ目の部分からパンを割って、セルフバーガーにできるのが特徴です。今日はたくさんの児童がセルフ照り焼きバーガーにして食べていました。 レンズ豆のスープの「レンズ豆」は、日頃あまり馴染みが無いかもしれませんが、調理前に長時間浸漬する必要が無く、味や食感にクセが無いので、豆類が苦手な人でも食べやすい食材です。ほかの豆類に比べて鉄分が多く含まれているのが特徴です。 11月17日の給食古代米ごはん 魚のごま焼き ひじきと栗の煮物 山菜ときのこのスープ 今日は、縄文時代に食べられていたという食材を使用した「縄文献立」でした。 古代米ごはんは、ふつうのお米に古代米と呼ばれる黒米と赤米を加えて炊きました。 黒米や赤米は稲の原種に近い特徴を持っており、縄文時代の終わり頃には黒米や赤米に似たお米をわたしたちの祖先が食べていたのではないかと考えられています。 ほかにも、縄文時代の人は海で海藻や魚をとったり、山で栗などの木の実や種実、山菜やきのこなどもとって食用にしていたといわれています。 町田市内では縄文時代の遺跡や土器が複数発掘されており、大昔この町田で生活していた人も、もしかしたら前述のような食べ物を食べていたかもしれません。発掘された縄文時代の土器や石器は、町田市考古資料室で見ることができるので機会があればぜひ行ってみてください。 11月16日の給食みそラーメン 豚まん風蒸しパン 華風漬け 毎年11月は読書週間に合わせて、本に登場する料理や食材を使用したブックメニューを献立に入れています。 2学期から新しく借りられるようになった図書室の新刊「とのさまぶたまん」を読み、「給食に豚まんを出せないかな?」と考えたのが、今日の「豚まん風蒸しパン」です。 本当は本の中に登場するような、生地をこねて作る豚まんを作れると良いのですが、調理の工程などを考慮し、今回は蒸しパン生地を使った豚まん風の蒸しパンを作ってみました。ブックメニューをきっかけに、子供たちがさらに本をたくさん読んでくれると良いなと思います。 11月15日の給食ハヤシライス れんこんのごまドレサラダ ラフランスゼリー 今日は、旬のれんこんを使って新メニューの「れんこんのごまドレサラダ」を作りました。 今日の給食室だよりにれんこんのことを書こうと思い調べたのですが、れんこんは漢字で「蓮根」と書くのに、ハスの「根」ではなく「茎」の部分なのだそうです。れんこんの穴は、ハスが呼吸するための管なのだとか。 子供たちは、スライスしたれんこんや、節毎に分かれているものは見たことがあっても、長い状態のものを見る機会があまり無いと思うので、管と言われてもなかなかイメージが湧かないかもしれません。今日は写真に撮ってみましたが、いつか児童に納品された状態のれんこんを見せてあげたいな、と思ったりした1日でした。 サラダもハヤシライスも大人気で、みなさんよく食べてくれました。 11月12日の給食ごはん スタミナ納豆 大根のゆかり和え 石狩汁 スタミナ納豆は、鳥取県で生まれた給食メニューです。納豆が苦手な子にもおいしく納豆を食べてもらいたいとの思いから、30年余り前に栄養士さんが考案したそうです。鳥取県の人気給食メニューとしてメディアに取り上げられ、今では全国の学校給食で取り入れられるようになりました。学校によって色々なアレンジがあるようですが、基本的にはにんにくやしょうがなど香味野菜と共にひき肉を炒めたそぼろと、ねぎ、ひきわり納豆を合わせたものです。 そして、今日の汁物は石狩汁でした。鮭を一度オーブンで焼いてから加えたので、臭みが少なく、食べやすく仕上がりました。 11月11日の給食さといもごはん 千草焼き からし和え 白菜と油揚げのみそ汁 今日は旬のさといもを使って「さといもごはん」を作りました。 八百屋さんが、大きくて立派なさといもを納品してくださいました。東京都小平市産とのことで、普段使用している野菜は北関東産のものが多いので、東京でとれた野菜と聞くとなんだかとても身近に感じます。(ちなみに来月は町田市産の農産物「まち☆ベジ」を使った献立が登場する予定です。) わたしは鶴間小学校の栄養士になって初めて「さといもごはん」という料理に出会ったのですが、そのあまりのおいしさに、一度食べたら大好きになりました。味付けは、醤油、酒、みりんをベースにしているのですが、今日はだし汁も加えたのでさらに味良く仕上がったと思います。残菜はほとんどなく、皆さん本当によく食べてくれました。 11月10日の給食きなこあげパン コールスロー ミネストローネ きなこあげパンは、子供から大人まで、いつの時代も人気の給食メニューのひとつだと思います。11月の献立表を見ながら、きなこあげパンの登場にたくさんの児童や職員が喜んでいました。そんなわたしも、今日を心待ちにしていた1人です。学校給食は多くの場合、大人になると食べることがほとんど無くなってしまいますが、小学校に勤務していると食べることができます。給食の献立を考えること、調理すること、そして何より食べることが好きなわたしは、小学校で働くことができて幸せだなぁと感じています。給食が大好きな児童には、将来学校の栄養士になるのも良いかも☆と、ときどきおすすめしたりしています。 11月9日の給食中華丼 中華風わかめサラダ かき 中華丼は、日本で生まれた料理と言われています。もともとは八宝菜をごはんにかけたのが始まりだったのだとか。このような食に関する豆知識は、毎日給食のワゴンにのせて各クラスに配布する「給食室だより」で子供たちに伝えています。(中華丼については一学期に取り上げました。) 今日は、そろそろ旬の時季が終わりになる柿について、おたよりを書きました。今日の柿は先月と違い種がある柿でしたが、ひときれ味見をしたらとっても甘くておいしかったので、ぜひ皆さんに食べてもらいたいと思ったからです。自校給食だからこそできる、毎朝のホットな話題も「給食室だより」で伝えられればと思っています。 11月8日の給食ごはん かみかみつくだ煮 いかのさらさ揚げ 小松菜とえのきのおひたし 切干大根のみそ汁 11月8日はイイ歯の日ということで、今日は歯の健康を考えた献立にしました。 かみかみつくだ煮は、ちりめんじゃこ、ごま、昆布、かつお節をオーブンで炒って、甘辛いタレを絡めて作ります。おいしくて噛みごたえがあり、カルシウムも摂取できる優秀なごはんのおともです。 いかのさらさ揚げや、おひたしに使用したえのきたけ、みそ汁の切干大根は、よく噛む食材です。 おひたしの小松菜や、みそ汁の切干大根には、ほかの野菜に比べて歯や骨を丈夫にするカルシウムが多く含まれています。 これから先もずっとおいしく楽しく食事が出来るように、児童のみなさんには自分の歯を大切にしてもらいたいと思います。 11月5日の給食ごはん 韓国のり スンドゥブ ポテト入りナムル スンドゥブ(スンドゥブチゲ)は韓国の料理で、やわらかい豆腐を入れたキムチ鍋のようなものです。鶴間小の給食では初登場のメニューでしたが、ほとんどのクラスでよく食べてきてくれました。 ポテト入りナムルは、細切りにしたじゃがいもを油で揚げたカリカリポテトを、野菜のナムルと混ぜて食べます。給食の野菜料理にランキングをつけるとしたら、確実に上位に入る人気のメニューです。 配膳室の前で、今日の献立を見てたくさんの児童が喜んでくれている姿を見て、とても嬉しくなりました。 11月4日の給食シーフードピラフ りんごドレッシングサラダ かぼちゃの豆乳クリームスープ 今日は、旬のりんごを使って新メニューの「りんごドレッシングサラダ」を作りました。りんごはよく洗って皮ごとすりおろして使用したので、出来上がったドレッシングはほんのりピンク色になりました。野菜と混ぜ合わせるとドレッシングの色がわからなくなってしまうのが残念です。 かぼちゃの豆乳クリームスープは、15kgものかぼちゃを使用して黄色いスープに仕上げました。彩りも味も、秋にぴったりのメニューだったと思います。 11月2日の給食ごはん(秋田県産あきたこまちの新米) 粉豆腐入りハンバーグ きのこソースがけ カレー風味ポテト 野菜スープ 今日のハンバーグは粉豆腐を加えて作りました。粉豆腐は、高野豆腐を粉状に砕いたもので、長野県など信州では昔から食べられていた食材なのだそうです。大豆の栄養がたっぷりで、パン粉のようにつなぎとしても使えるということで、鶴間小の給食では初めて使用してみました。焼き上がったハンバーグは、パン粉で作るハンバーグよりややかための仕上がりでしたが、皆さんよく食べてくれました。ハンバーグにかけるソースは、しめじ、マッシュルーム、たもぎたけの3種類のきのこをデミグラスソース風にして、秋らしさを出してみました。たもぎたけは、北海道などでよく食べられるきのこで、うま味成分がバランス良く含まれているそうです。 11月1日の給食キムタクごはん ほっけの塩焼き 和風サラダ すまし汁 キムタクごはんは、キムチとたくあんが入った混ぜご飯です。もともとは長野県のある栄養士さんが、地元の子供たちに漬物をもっと食べてもらいたいという思いから考案したメニューといわれています。長野県のご当地給食だったキムタクごはんですが、メディアに取り上げられたことで話題になり、今では町田市の給食でも定番&人気メニューとして親しまれています。 久しぶりに登場したすまし汁は、かつお節と昆布でだしを取り、野菜やわかめを加えて彩り良く仕上げました。かまぼこも加えてあるので、より味良く仕上がったと思います。 |
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