最新更新日:2024/05/29
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10月18日(木)…卵が身近になったのは、明治になってから?

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献立:牛乳、ごはん、★中華コーンスープ※卵アレルギー注意、しゅうまい小2中3個、ほうれん草ののりじゃこナムル
 みなさんは卵をよく食べますか。今は誰でも食べることのできる卵ですが、江戸時代に将軍の食事にはじめて使われ、明治になってやっと普通の人々の口に入るようになったのです。生みたての新しい卵は、殻の表面がザラザラしていますが、古いものはつるつるしています。また塩水に入れると、新しいものは沈み、古いものは浮いてきます。卵は多くの性質をもっているため、いろいろな料理に使われています。目玉焼き、卵焼き、ゆで卵などは、熱によって固まる性質を利用したものです。また、茶わんむし、プリンなどはだし汁や牛乳で薄くなる性質を利用したものです。あわ雪、ケーキは、泡立つことを利用したものです。卵は日本人にとって大切なたんぱく質源で、ビタミンA、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンD、鉄分なども含まれ、栄養価の高い食品です。また、価格も安定していて、大変使いやすい食品です。ぜひ、いろいろな料理に挑戦してみてください。(栄養教諭)

10月17日(水)…カレーの隠し味はなんだ?

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献立:牛乳、麦ごはん、きのこカレー、ポテトサラダ、みかん
 今日のカレーの隠し味に東郷町でとれたトマトを使っています。トマトは夏野菜の代表的なものの一つですが、現在では、ビニール栽培により一年中出回っています。日本でトマトの栽培を始めたのは、明治時代になってからです。そのころは、独特の匂いや味のため、なかなか親しまれませんでしたが、昭和の初めに入ってからだんだん食べられるようになってきました。近ごろでは、トマトの種類も増え、小さいプチトマトに人気があるようです。トマトは生で食べたり、加熱してコクとして使ったりといろいろな料理に大活躍な食べものです。(栄養教諭)

10月16日(火)…さつま汁のいもは、さつまいも?

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献立:牛乳、ごはん、さつま汁、米粉のほきフライレモンソースかけ(※ほきアレルギー注意)ゆかりあえ
 さつま汁は、名前のとおり、薩摩の国(今の鹿児島地方)の郷土料理です。「さつま」の由来は、地名の薩摩の他、「さつま鶏」を使うことからという説もあります。さつま汁の中に入っているいもは、さつまいもとは限りません。里いもも多く使われています。給食では、さつまいもを入れています。さつまいもの甘みが、みそ汁に溶けだして、とてもおいしくなっています。また、さつまいもには、ビタミンCと食物繊維が多く含まれているので、便秘を予防し、からだの調子を整えてくれる働きがあります。食欲の秋ということで、さつまいもを使った料理やおやつを作ってみてはいかがでしょうか。(栄養教諭)

10月15日(月)…中国原産「もも」は特別な食べ物?

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献立:牛乳、ごはん、わかめ汁、肉じゃが、黄桃
 りんごがおいしい時期になりました。りんごは西洋の果物の代表といわれ、東洋の代表となる果物はももです。ももの原産地は中国で、特別な食べ物とされているようです。日本でも、ももは災いを払う果物とされ、桃太郎が鬼退治に向かったのもうなづけます。ももには、白桃と黄桃の2種類があります。白桃は、果肉が白色で、柔らかく、酸味が少なく、甘味の強い多汁質なものです。黄桃は、果肉が黄色で、肉質は硬く、ゴム質です。そのため、主に缶詰用として用いられます。黄桃は色が黄色で彩りがいいので、フルーツあえなどにぴったりですね。(栄養教諭)

10月12日(金)…シャキシャキおいしいサラダです・応募献立

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献立:牛乳、ソフトめん、なすのミートソース、米粉のコロッケ、シャキシャキ!オニオンはちみつマスタードサラダ
「シャキシャキ!オニオンはちみつマスタードサラダ」は春木中学校1年生 村山穂乃香さんの応募献立です。シャキシャキでとてもおいしい自慢のサラダです。たまねぎは塩もみ、またはさっと火をとおすとたまねぎのからみが少なくなります。今日の給食では粒マスタードを使ってみました。献立表にレシピがのっていますので、気になった人はぜひ作ってみてください。(栄養教諭)

10月11日(木)…昆布のうまみは「グルタミン酸」

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献立:牛乳、ごはん、なめこ汁、さわらの幽庵焼き、こんぶ和え
 昆布は、東北の北部沿岸から北海道沿岸の海で、水の深さが10m前後の岩に集まって生えます。長さは2mから種類によって20mになるものもあります。陸上の植物と違って全体のほとんどが葉で、根と茎の部分はとても短くなっています。北海道でとれる昆布は有名で、利尻昆布、日高昆布、ラウス昆布など産地の名前がついているものもあります。昆布はうまみのもとのグルタミン酸を多く含み、だしとして日本料理には欠かせない材料です。体の成長にかかわるヨードやカルシウムも多く含まれるうえ、食物繊維も多く腸の働きを助け、便秘を予防します。今日は、塩ふき昆布と野菜を混ぜて、「こんぶ和え」にしました。
(栄養教諭)

10月10日(水)…“ツナ”そぼろは、“まぐろ”そぼろ

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献立:牛乳、麦ごはん、★かきたま汁(※卵アレルギー注意)、ツナそぼろどんぶり、ささみと青菜のごまだれ
 ツナというのは、まぐろの英語読みです。ツナはツナ缶といって、とり肉に似た色と味の缶詰があります。ツナ缶には、水煮、油漬け、味付けなどの種類があって、レトルトでも出回るようになりました。今日の給食では、レトルトの油漬けを使っています。まぐろには、くろまぐろ、きはだまぐろ、めばちまぐろ、びんながまぐろなどがあり、種類の違いにより肉の色の違いがあります。ツナ缶に使うのは、びんながまぐろときはだまぐろです。びんながまぐろは、体長1mくらい、肉は白く、加熱すると固くなってしまってとり肉のようになります。今日は、ツナを使ったどんぶりにしました。
(栄養教諭)

10月9日(火)…しいたけは日光に当たると栄養価が上がる?

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献立:牛乳、きのこピラフ、キャベツ入りメンチカツ、イタリアンサラダ、さつまいもと栗のタルト
 今日のきのこピラフには、しいたけ、マッシュルーム、まいたけ、しめじと秋が旬のきのこがたっぷり入っています。しいたけは日光(紫外線)に当たることでビタミンDが増えます。天日干しした干ししいたけには、ビタミンDが多く含まれます。しかし、時間とともにビタミンD量が少なくなっていくので、長く保存した場合は使用する前に1度、天日干しすることをおすすめします。機械で乾燥させたものでも、天日干しすることでビタミンDが作られます。ビタミンDはカルシウムの吸収を促進し、丈夫な骨や歯を作るのに不可欠な栄養素です。干ししいたけを日光浴させて、体に大事な栄養素を作ってもらいましょう。(栄養教諭)

10月5日(金)…呉汁の「呉」は大豆?

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献立:牛乳、ごはん、★呉汁、★厚焼き卵のあんかけ(※卵アレルギー)、ごぼうサラダ
大豆を水に浸し、すりつぶしたものを「呉(ご)」といい、呉をみそ汁に入れたものを「呉汁」といいます。大豆といろいろな野菜の入った呉汁は、栄養価の高い料理です。また、体が温まることからも、冬場の郷土料理として日本各地で昔から親しまれています。大豆は子どもたちに敬遠されがちな食材ですが、呉汁は給食で人気のメニューです。ぜひご家庭でも作ってみてください。(栄養教諭)

10月4日(木)…今日の給食は中華・春巻き

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献立:牛乳、麦ごはん、中華飯、春巻き、棒々鶏サラダ
 春巻は、中国語では春巻(ツンチュアン)、英語では、sprinng roll(スプリングロール)といいます。小麦粉を水でとき、薄くのばした皮で具を巻き、さっぱりと揚げた料理です。中国料理は、菜(ツァイ)と点心(テンシン)に分かれ、菜は前菜(チュンツァイ)という酒のさかなと大菜(ターツァイ)というごはんのことで、それ以外はすべて点心です。今日の春巻は、この点心の1種です。中国料理の宴会は非常に豪華で皿数も多く、長時間に渡ることが多かったため、途中で席をかえて客をもてなすことがあり、このつなぎとして出されるつまみ物に使ったりして出すのが点心でした。春巻きは中身の具を変えるといろいろな味を楽しめますね。(栄養教諭)

10月3日(水)…今が旬!さんまの脂は血液さらさら

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献立:牛乳、ごはん、のっぺい汁、さんまのおろしソース、★納豆サラダ(●チーズ)※乳アレルギー注意
 さんまは漢字で「秋の刀の魚(秋刀魚)」と書きます。その名のとおり細長く、そりのある日本刀のような形をしていて、下あごが上あごより長く、小さい歯が上下に1列はえています。9月下旬から10月にかけての今が、脂がのって一番おいしく、秋の味覚を代表する魚です。昔から、「さんまが出るとあんまがひっこむ」と言われたくらい栄養のある魚です。さんまの脂は、血液をさらさらにして、流れやすくする働きがあります。塩焼き、フライなど食べ方もいろいろですが、今日はさんまに衣をつけて揚げ、おろしソースをかけました。(栄養教諭)

10月2日(火)…じゃがいものビタミンCは熱に強い!

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献立:牛乳、わかめごはん、おじゃがもち汁、鶏肉のさっぱり煮、磯香あえ
 今日の汁に入っていたおじゃがもちは、名前の通りじゃがいもからできたものです。じゃがいもと言えば、肉じゃがやカレーライスの具を思いつきますが、じゃがいもにはいろいろな種類があって、その料理ごとに種類を変えることができます。丸くごつごつしたいもを「だんしゃく」と言い、一番多く作られています。これは粉ふきいもなどにむいています。また、長めでつるっとした感じのいもを「メークイーン」と言い、これは煮物にむいています。じゃがいもには、ビタミンCもたくさん含まれています。野菜に含まれているビタミンCは熱に弱いので、炒めたり、ゆでたりするとビタミンCは減ってしまいます。しかし、じゃがいものビタミンCはでんぷんに包まれているので、熱に強いという特徴があります。(栄養教諭)

10月1日(月)…秋の味覚「栗」はおめでたい食品

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献立:牛乳、栗入り五目ごはん(アルファ化米)、★ふんわりお好み焼き、アーモンド和え、▲★ヨーグルト(◆りんごゼリー)
 『瓜食(は)めば 子ども思ほゆ 栗食めば まして偲はゆ・・・』これは万葉集で山上憶良が子どもを思って詠んだ和歌の一部です。「瓜や栗を食べていると、しきりにわが子が思い出される」という意味で、歌の最後は「金銀そしてどんな宝もしょせんは子どもという宝におよばない」と締めくくられます。栗は数ある木の実の中でも昔からとくに大切にされ、飢饉のときは米の代わりとしても食べられました。種実類の中ではでんぷんが多く、脂質が少ないのも特徴です。また「勝ち栗」といって、縁起が良く、おめでたい食品とされてきました。今日は炊き込みご飯に栗を入れました。栗の上品な甘みを味わうことができる料理です。(栄養教諭)

9月28日(金)…コールスローは「キャベツサラダ」

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献立:牛乳、ソフトめん、ミートソース、コールスローサラダ、フルーツのヨーグルトあえ(●ヨーグルト)※乳アレルギー注意
 コールスローとは、生のキャベツを細かく刻んで作るサラダのことです。ニンジンやとうもろこしが入っていることが多く、パイナップルやりんごなどの果物が使われることもあります。味つけには一般的にフレンチドレッシングやマヨネーズが使われます。コールスローという名前は、18世紀頃にオランダ語の「koolsalade」を短縮した「koolsla(コールスラ)」から生まれました。「koolsalade」とはキャベツサラダという意味です。今では、マヨネーズはコールスローの味つけに欠かせないですが、かつてはコールスローのドレッシングにはサラダ油と酢、あるいはヴィネグレットソースが使われたそうです。私たちになじみのあるコールスローとは少し違っていたようですね。給食のコールスローサラダは子どもたちの好きなハムが入っているのがポイントです。ぜひご家庭でもいろいろな味つけのコールスローサラダを作ってみてください。(栄養教諭)

9月27日(木)…秋なすのおいしい季節です

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献立:牛乳、ごはん、秋なすのみそ汁、★豆腐ハンバーグのあんかけ、シャキシャキにんじんサラダ
 なすといえば夏野菜のイメージですが、夏の収穫を終えた後、苗のお手入れを続けるともう一度収穫できます。それが「秋なす」と呼ばれるものです。秋なすは夏のなすに比べて種が少なく、皮がうすく実がしまっており、よりおいしいとされています。なすは焼いても煮てもおいしく食べることができ、味もあっさりした味なので、肉やみそとよく合います。今日はなすを入れたおみそ汁にしました。(栄養教諭)

9月26日(水)…ビビンバは、「混ぜるご飯」

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献立:牛乳、麦ごはん、はるさめスープ、ビビンバ(肉そぼろ●いり卵)、ほうれん草ののりじゃこナムル
 韓国語でビビンバは「비빔밥(ビビンバッ)」と言います。そのまま訳すと、「비빔(ビビン)」は混ぜる、「밥(バッ)」はご飯ですから、「混ぜるご飯」になります。その名の通り、ビビンバはご飯にいろいろなものを入れて食べる料理です。日本の丼ぶりは何でも具材をご飯の上に乗っければ丼ぶりになりますが、ビビンバは何でもご飯に入れて混ぜればビビンバになります。今日の給食のビビンバは、肉そぼろ、いり卵、ほうれん草とジャコの入ったナムルを具にしました。ちなみに「ほうれん草ののりじゃこナムル」は日進市の給食で誕生したものです。(栄養教諭)

9月25日(火)…里芋をお供えするので芋名月?満月は今晩です。

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献立:牛乳、★ひじきごはん、里芋コロッケ、ささみときゅうりの梅あえ、月見だんご
 今年の「十五夜」は昨晩(9月24日)でした。「十五夜」は、旧暦の8月15日です。「十五夜」に、月が見える場所にすすきを飾って、おだんごや里芋をお供えして月をながめる風習が「お月見」です。里芋をお供えすることから、芋名月と呼ばれることもあります。お月見の楽しみのひとつに「お月見どろぼう」があります。この日だけは、お供えのおだんごやお菓子を持っていってもよいのです。昔から日本人は月が大好きで、月をながめていました。その中でも、やはり満月が一番美しいとされていました。「十五夜」の時期は、空気がすんでいて、もっとも美しい満月が見られるということで、平安時代に月を見ながら宴会をする風習ができたそうです。現在では、ゆっくり月をみることも少なくなってきました。今日は十五夜の翌日ですが、満月になるのは今日です。雲がなければ、きれいな月が見られます。月をゆっくりながめてみてはいかがですか?(栄養教諭)

9月21日(金)…野菜として利用しているのは日本だけ?「ごぼう」

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献立:牛乳、ごはん、★かきたま汁(卵アレルギー注意)、さばの甘みそかけ、ごぼうサラダ
 ごぼうは、キク科の植物で、地中海沿岸から西アジア、シベリア、中国に広く分布しています。日本では、古くから宮廷などで料理の材料として使われてきました。野菜として利用し、品種の改良を行なっているのは日本だけです。ごぼうは皮に風味があるので、皮をむかずに、たわしでこするか、包丁の背で軽くこそげとる程度にして料理します。また、アクが強いため、切ってから放っておくと酸化して黒く変色するので、切ったらすぐに水につけてから使用します。ごぼうには、食物繊維がたくさん含まれています。にんじんと相性がよく、きんぴらやかき揚げなどにいっしょに使うと甘みや風味が増します。その他には、煮物、漬物、鍋物、汁物の具にしたり、ゆでてマヨネーズであえ、サラダにしたりします。今日はごま風味のサラダにしました。(栄養教諭)

9月20日(木)…えっ本当?アーモンドは桃の仲間?

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献立:牛乳、ミルクロール(乳アレルギー注意)、肉団子と野菜の豆乳スープ、カリカリアーモンドサラダ、黄桃
 アーモンドはバラ科の桃の仲間で、原産地は西アジアです。桃に似た薄いピンクの美しい花を咲かせます。桃と違うところは、食べる部分が実ではなくて種子というところです。アーモンドの産地は、アメリカのカリフォルニアが世界一です。花が咲く頃には、桜並木のようにきれいです。アーモンドは8月末から収穫が始まります。油で炒ったりフライにしたりして食べます。その他には、粉にしてアーモンドパウダーを作り、お菓子の材料としても使われます。今日は野菜と混ぜてサラダにしました。(栄養教諭)

9月19日(水)…収穫に感謝!秋田の郷土料理「いものこ汁」

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献立:牛乳、ごはん、いものこみそ汁、ささみフライの柚子ソース、切り干し大根のおひたし
 今日のいものこ汁は秋田県の郷土料理です。秋田県南部では毎年秋の実りの時期になると、仲間が集まりいものこ汁を作って食べる『いものこ会』『いものこ遠足』なる風習があるそうです。秋田のアウトドア行事の一つになっています。「いものこ」とは里芋のことです。いものこ汁は里芋を主役に、地鶏・しいたけ・山菜・野菜などの秋の味覚がいっぱいの、具沢山の汁物。秋の収穫に感謝し、喜び、祝い合う。刈り上げの節句の儀式のような郷土料理になります。今日は秋が旬の里芋をたっぷり入れて、みそで味付けしました。(栄養教諭)
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