最新更新日:2024/05/29
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2月15日(金)…磯香あえの「はくさい」は、アブラナの仲間?

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献立:牛乳、ごはん、豚汁、青しそ入りあじフライ、磯香あえ
 はくさいは、アブラナ科の1・2年草で、中国北部が原産です。明治中期に導入され、各地で品種改良されました。大根、キャベツに次いで日本でたくさん作られている野菜で、大部分が結球型で、玉になりますが、玉にならないものもあります。以前は漬物や鍋物に冬野菜の代表として使われていましたが、現在は1年中使われることが多くなって、年間を通じて売られています。基本的には、収穫期は3〜5月と10〜12月ですが、1〜3月は貯蔵したものが、夏は北海道、東北、高原産が出回り、1年中市場に出ています。出荷のピークは12月で、味が最も良いです。主な産地は、茨城、千葉、長野、愛知、群馬、兵庫、北海道などです。はくさいは、今日の給食の磯香あえに使われていますが、あえ物のほかに、煮物、鍋物、漬物、炒め物、スープ、蒸し物などいろいろな料理に使われます。冬に不足しがちなビタミンC、ミネラルの供給源となります。(栄養教諭)

2月14日(木)…揚げパンの「きな粉」の原料は大豆

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献立:牛乳、☆きな粉揚げパン、炒めビーフン、ごぼうサラダ、△オレンジ(個包装)
 きな粉の原料は何かわかりますか?豆腐や納豆と同じ大豆です。大豆を煎って粉にしたもので、よい香りがあります。使う大豆の種類で、黄色と緑色のものがあります。大豆にはたんぱく質、脂肪、糖質、ビタミンB群、ビタミンE、カルシウム、鉄分、カリウムが含まれています。また、血液のコレステロールを下げたり、よごれをとりのぞき、血管を丈夫にする働きがあります。大豆をきな粉に加工するとおやつにも使えます。きな粉は煮豆やいり豆にして食べる大豆より消化が良いのです。(栄養教諭)

2月13日(水)…ドレッシングの「レモン」には、ビタミンCがいっぱい

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献立:牛乳、ごはん、★わかめ汁、☆★さば銀紙焼き、ささみの大根サラダ
 今日のサラダのドレッシングにはさっぱりとした味にするため、レモンが入っています。レモンは昔から作られていた果物です。外国では、ギリシャ、ローマ時代から作られていました。レモンが日本に初めて入ってきたのは明治時代のころで、アメリカから輸入されてきました。レモンは香りがよく、とてもすっぱい果物です。また、黄色い色もきれいなので、いろいろな料理やお菓子に、さわやかな香りと色をつけるためや、彩りをよくするために使われています。レモンには、ビタミンCがたくさん含まれています。ビタミンCには、血管を丈夫にしたり、体の疲れをとってくれるという働きがあります。このビタミンCは、体の中にためておくことができないので、毎日心がけてとることが必要です。(栄養教諭)

2月12日(火)…種類がいっぱい「えび」

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献立:牛乳、麦ごはん、中華飯、しゅうまい小2中3個、バンサンスー
 日本人は世界一、えびをたくさん食べます。えびには、長いひげがあり、腰が曲がったようなところが老人の姿に似ているので、腰が曲がるほど長生きしたいという願いを込めて、おめでたい時の料理によく登場します。えびには種類がたくさんあり、大きさ、形、色もさまざまです。「伊勢えび」は、大きさが35センチくらいで、形も立派なので飾りものとしても利用されます。「車えび」は、大きさが25センチくらいになります。味が良いので、生のまま食べたりするほか、焼いたり、蒸したり、揚げたり、いろいろな食べ方があります。「芝えび」は、形が車えびに似ていますが、少し小さく、15センチくらいです。えびフライにすると、とてもおいしいです。全体的に、えびはたんぱく質が多く、脂肪が少ないのでさっぱりした味です。生の状態では白っぽい色をしていますが、70度以上に加熱すると、たんぱく質が変化して赤くなります。今日は中華飯にえびが入っています。(栄養教諭)

「デミグラスソース」はフランスが発祥

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献立:牛乳、ソフトめん、☆ミートソース、コーンサラダ、りんご
デミグラスソースは、洋食の基本的なソースです。ハンバーグやオムライス、ハヤシライスなどに使う黒っぽい茶色をしたとろりとしたソースです。フランスが発祥の地と言われています。ブラウンソースを煮詰めて風味付けしたソースで、フランス料理でよく使われているほか、日本の洋食でもお馴染みです。デミグラスソースはフランス語でdemi-glaceと書きますが、意味は半分の氷という意味で、これを料理用語にたとえると「煮詰める」という意味になります。そこからデミグラスソースとは煮詰めた濃厚なソースであることを意味しています。そしてこの言葉は19世紀の初めにフランス料理のシェフが使い始めたそうです。(栄養教諭)

2月7日(木)…昔は卵を採るために飼われていた「にわとり」

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献立:牛乳、ごはん、沢煮わん、鶏肉のさっぱり煮、ごまあえ
 にわとりはキジの仲間です。3000年以上も前から、インドや中国で飼育されていました。日本では、おもに卵を採るために飼われていましたが、昭和30年代に入ってアメリカから肉専用種を輸入したことから、食肉用のにわとりを飼う技術が発達しました。よく知られているブロイラーという種類は生後3か月以内のものを若鶏として出荷します。肉は煮物、揚げ物、汁物などいろいろな料理に使われますが、骨付きのままローストチキンにしたり、「ささみ」はさしみや和え物、蒸し物に、肉を採ったあとの骨は、鶏がらとしてスープのだしになります。鶏肉は鮮度の落ちるのが早く、冷凍保存以外は、冷蔵庫でも数日しか保存できません。しかし肉質はやわらかく、脂肪も少ないため動物性食品の中では消化が良く、あっさりしていて好まれています。(栄養教諭)

2月6日(水)…大豆からできている「おから」

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献立:牛乳、麦ごはん、みそけんちん汁、お好みどんぶり、フルーツミックス
 今日のどんぶりは給食でよく登場する鶏そぼろ丼に、ツナやおからのたんぱく源とにんじん、ほうれん草、しょうが、しいたけの野菜がたっぷり入ったどんぶりです。大豆からできたおからにはたんぱく質、脂肪、糖質、ビタミンB群、ビタミンE、カルシウム、鉄分、カリウムが多く含まれています。特に「畑の肉」といわれるのは、たんぱく質が動物性のたんぱく質によく似ているからです。また、血液のよごれをとりのぞき、血管を丈夫にする働きがあります。みなさん、しっかり食べてください。(栄養教諭)

2月5日(火)…どうやって作るの?「高野豆腐」

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献立:牛乳、★変わりかやくごはん、はんぺんの生姜焼、シャキシャキれんこんサラダ、▲★牛乳プリン(※乳アレルギー注意)(◆みかんゼリー)
 高野豆腐は、豆腐を凍らせ、乾燥させて作ります。またの名を凍り豆腐と言います。和歌山県にある高野山のお坊さんが、冬の寒さを利用して作ったのが始まりと言われ、そこからこの名前がつきました。大豆からできているので、たんぱく質やカルシウムを多く含んだ、消化のよい食品です。また信州では、凍み豆腐と呼ばれていますが、そこでは戦国時代、武田信玄が戦いの時の食料として考えだしたもの…と言われています。今日は炊き込みご飯の具として高野豆腐が入っています。(栄養教諭)

2月4日(月)…まだまだ注意を!インフルエンザ

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献立:牛乳、麦ごはん、カレー、★オムレツ(卵アレルギー注意)、福神ドレッシングサラダ
 インフルエンザやかぜの原因となるウィルスは、人の体の中の細胞を使って仲間を増やします。ですから予防には、ていねいな手洗いやうがいでウィルスを体に入れないことが大切です。そして、もう1つ大切なことがあります。それはせきやくしゃみでウィルスをまき散らさないことです。人が集まる場所ではティッシュなどを使って口と鼻を押さえ、人から顔をそむけてせきをしましょう。使ったティッシュはふた付きのごみ箱にすばやく捨てましょう。せきやくしゃみがたくさん出る人は「エチケットマスク」が大切ですね。(栄養教諭)

2月1日(金)…小さな豆に栄養いっぱい!節分の豆まき

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献立:牛乳、ごはん、さつま汁、★いわしの蒲焼き、ささみの海藻サラダ、★節分豆
 節分には、「鬼は外、福は内」といって豆をまきます。鬼というのは病気や火事、地震などの悪いことの例えです。季節の変わり目に家の中にたまった悪いものを追い出して、家族が健康で悪いことが起こらないように、と願いをこめて豆をまきます。そして、その豆を食べます。鬼をやっつけた豆を食べることで、病気や災いに打ち勝つといわれています。また、豆には、じょうぶな体をつくるもとがたっぷり含まれています。おなかの掃除もしてくれるので、体を元気にしてくれます。小さな粒の中に、こんなにもすばらしい栄養が入っているのですね。今年一年健康に暮らせるようにと願いをこめて豆を食べましょう。(栄養教諭)

1月31日(木)…三食和えの「たくあん」

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献立:牛乳、ごはん、じゃがいものうま煮、★厚焼き卵のあんかけ(※卵アレルギー注意)、三色和え
 たくあんは、大根を糠床で漬けた漬物で、その起源は諸説ありますが、江戸時代の初期に白米を食べるようになったことから、その副産物として生まれる糠を用いることで、広く普及するようになったと言われています。たくあんは日本全国で食べられており、お漬物の代表となっています。主な生産地は九州や関東で、それぞれの産地で製法や味覚は若干異なりますが、代表的な作り方は二通りあります。ひとつは、 「大根を塩押ししてから漬け込む」方法。収穫した大根を塩分によって脱水して旨味を引き出してから漬け込んでいきます。この製法から生まれるたくあんはソフトな食感で現代の食生活に溶け込み、今日のたくあんの主流となっています。もう一つは、「干した大根を漬け込む」方法。天日で干して大根の水分量を調整し、歯ごたえや甘味を引き出してから漬け込む昔ながらの製法です。(栄養教諭)

1月30日(水)…応募献立「じゃことほうれん草の炒飯」

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献立:牛乳、じゃことほうれん草の炒飯、愛知の野菜春巻き、きゅうりのごま醤油あえ(●ごま)、▲★ヨーグルト(◆りんごゼリー)
 今月の応募献立は、春木中学校3年 栗田 桜さんの考えた「じゃことほうれん草の炒飯」です。じゃことほうれん草には骨をじょうぶにする栄養が含まれているので、これから大きくなる皆さんにはぜひ食べてもらいたい食材です。じゃこなどの小魚が苦手だという人はいませんか?そんな人でも、炒飯に入れてしまえばご飯と一緒に食べられるので、おすすめです。献立表にもレシピがのっているので、お家でもぜひ作ってみてくださいね。(栄養教諭)

1月29日(火)…地産地消「東郷町産かぼちゃコロッケ」

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献立:牛乳、麦ごはん、ハヤシライス、東郷町産かぼちゃコロッケ、シャキシャキれんこんサラダ
 みなさんは地産地消ということばを聞いたことがありますか?その地域でつくられたものを、その地域で食べることを地産地消といいます。昔から、その地域で育てられた旬の食べものが健康に良く、おいしく食べられると考えられてきました。例えば、東郷町でとれた野菜は新鮮なうちに食べられますが、遠くの県や、もっと遠くの外国から運ばれた食べものはどうでしょうか。新鮮なうちにおいしく食べられるのも、地産地消の良いところのひとつです。今日の給食のかぼちゃコロッケには、東郷町産のかぼちゃが使われています。また、ハヤシライスに入っているトマトも東郷町産が使われています。私たちの住む東郷町では、お米・はくさい・ねぎ・だいこん・たまねぎ・トマト・ローゼルなど、いろいろな作物が栽培されています。スーパーで食べものを選ぶ時に、産地を確認してみてください。(栄養教諭)

1月28日(月)…「のり」は自然健康食品

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献立:牛乳、ごはん、豚汁、★納豆あえ(●チーズ※乳アレルギー注意)、★切干大根とキュウリの塩こんぶあえ、★手巻きのり
 のりの養殖は江戸時代から始まり、東京湾の品川沖で盛んに行われましたが、現在では有明海や瀬戸内海などで行われています。養殖されたのりは2月ころに採取します。きれいに洗って細かく刻んで、決まった大きさに薄くのばし、乾燥させて製品にします。のりは、良質のたんぱく質やビタミン類、ミネラルを多く含むうえにカロリーがなく、自然健康食品と言えます。1回に食べる量がわずかなため、多量に栄養をとることはできませんが、朝ご飯などで毎日食べるとよいですね。今日は、この「のり」を納豆あえと組み合わせました。納豆巻きにして食べましょう。(栄養教諭)

1月25日(金)…昔から人気です!給食の「ソフトめん」

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献立:牛乳、ソフトめん、肉みそかけ、おかかあえ、みかん
 ソフトめんは、正しくは「ソフトスパゲティ式めん」といいます。これは、学校給食専用に考えられたものです。原料はうどんやスパゲティーと同じ小麦粉で作りますが、いったん蒸してからゆでるので、水気をあまり吸い込まないため、うどんより弾力があり、スパゲティーより固くないものができ上がります。和風にも洋風にも合うめんなので、今日の肉みその他にも、ミートソースやカレーなど、何をかけてもおいしいですね。(栄養教諭)

1月24日(木)…給食が始まったのは?「学校給食週間」

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献立:牛乳、ごはん、いわしつみれと冬野菜の豆乳スープ、チキンのローゼルソースがけ、大根の梅サラダ、ココア牛乳のもと
 1月24日から30日は学校給食週間です。明治22年、山形県で最初の給食がスタートしました。それから何年かして、急速に全国へ広がり、東郷町でも給食が始まりました。しかし、戦争によって食べ物がなくなると、給食が実施できなくなってしまいました。戦争後アメリカの民間団体の寄付により、昭和21年12月24日に給食が再開されました。この日は冬休みなので、1ヶ月後の1月24日から1週間が「学校給食週間」と定められました。今週は、愛知県や東郷町でとれた作物を使って、普段とは少し違ったメニューが並んでいます。今日は東郷町のローゼルを使った「チキンのローゼルソースがけ」や旬の冬野菜を使った「いわしつみれと冬野菜の豆乳スープ」です。この機会に、自然の恵みに感謝するとともに、給食の大切さをもう一度考えてみましょう。(栄養教諭)

1月23日(水)…今が旬、おいしさも栄養も増した「ほうれん草」

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献立:牛乳、ごはん、はるさめスープ、ビビンバ(肉そぼろ●いり卵)※卵アレルギー注意、★ほうれん草ののりじゃこナムル
 冬の色の濃い野菜の代表ともいえるほうれん草は、カロチンやビタミンCなどのビタミン類をはじめ、鉄分やカルシウムなどのミネラルを豊富に含む、栄養満点のスタミナ野菜です。ほうれん草は寒さをたいへん好み、秋から冬にかけて、だんだんと茎が太くなります。葉も肉厚になってきて、緑色も濃くなり一段とうまみや甘みが増してきます。この頃のビタミンCの含有量は、夏場の倍位になりますので、おいしさも栄養も増したほうれん草をモリモリ食べたいものです。肌あれや、かぜひきなどのトラブルが多いこの季節、今が旬のほうれん草で厳しい寒さをふき飛ばしましょう。(栄養教諭)

1月22日(火)…「どさんこ汁」は北海道の名産がいっぱい入ったスープ

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献立:牛乳、ごはん、★どさんこ汁、かぼちゃのそぼろあんかけ、ごまあえ
 「どさんこ汁」は北海道の名産がたくさん入っているスープです。北海道では、広大な農地にトウモロコシ・ジャガイモ・ニンジンなどをたくさん栽培しています。また、牧畜も盛んで、牛や豚、羊なども飼育しています。「どさんこ汁」は、名産の野菜や肉を使って濃厚なスープにしています。みそ汁のように見えますが、味はまろやかでコクがあります。バターを入れるとさらにコクが出ておいしいですよ。(栄養教諭)

1月21日(月)…「いわし」は栄養面で優れた食材

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献立:牛乳、ごはん、すき焼き風煮、★いわし銀紙巻き、千草あえ
 いわしは、世界中のどこの海でも大量にとれ、日本での総漁獲量の3分の1を占めています。古くから人間の食生活に欠かせないものだったようで、各地の縄文時代の貝塚から、いわしの骨が発掘されています。最近、栄養面でも血液の流れをよくし、生活習慣病を予防する働きのあることがわかり、見直されてきています。大量にとれるため、様々に加工され、しらす干し、ちりめんじゃこ、煮干し、丸干しなど、保存の工夫がうかがえます。今日の給食はいわしを加圧して骨ごと食べられるようにして、みそカレー味にしたものです。(栄養教諭)

1月18日(金)…今がおいしい「わかさぎ」は、カルシウムいっぱい

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献立:牛乳、ごはん、★呉汁、わかさぎの南蛮漬け、磯香あえ
 わかさぎは普通、川の下流の海に近いあたりに住み、卵を産むために川を上る全長15cmはどの魚です。頭からしっぽまで丸ごと食べられるので、優れたカルシウム源になります。また、たんぱく質や鉄分、ビタミンB1もたくさん含まれています。くせのないあっさりした味の魚なので、天ぷらやフライ、から揚げなどに適しています。卵を産む産卵期の12月から2月頃のわかさぎはとてもおいしいので、氷に穴をあけての「わかさぎ釣り」は冬の楽しみとなっています。(栄養教諭)
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