【元町公園・旧元町小学校】震災からの復興(3)

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関東大震災からの復興の取り組みで東京のまちは大きく変わりました。そのひとつが学校・公園です。それまでの学校は木造校舎がほとんどでしたが、震災で発生した火災により多くの学校が焼失してしましました。この反省もとづき、小学校を鉄筋コンクリートの校舎にすると共に隣接した小公園をつくることで防災機能を高め、文化的な学校教育を目指しました。このときの学校や公園を「復興小学校」「復興公園」と呼び、現在でも都内に見ることができます。
そのような施設のひとつが文京区にある元町公園、旧元町小学校です。水道橋駅からほど近く、神田川(外堀)を右手に見て坂を上ったところに元町公園があります。現在の児童公園などとは違い、レトロで格調高い入り口の階段やパーゴラ(つる棚)などがあり、その奥には隣接した旧元町小学校の校舎も見ることができます。(現在は校庭などには入ることができません。外から見るだけになります。)このような小学校と小公園が隣接しているのが復興小学校・公園の特徴です。しかし、復興小学校も校舎の老朽化で建て替えが進んでいます。当時の姿をみられなく時期も迫っています。
他の地域(震災で焼失した被害の大きかった地域)でも復興小学校をみつけることができます。調べて巡ってみてはどうでしょうか。

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