【凌雲閣(りょううんかく)】明治〜大正の東京のタワー

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 1890(明治23)年に浅草公園に隣接して凌雲閣(りょううんかく)が開業しました。通称浅草十二階とも言い、当時の浅草のシンボルでした。高さは52mで当時日本一の高さを誇っていました。10階までが八角形のレンガづくり、11、12階が木造で、日本で最初のエレベーターが設置され8階まで見物客を乗せていました。各階に売店や休憩所がり、11、12階には望遠鏡が備えられていて富士山や房総、品川まで展望できたそうです。残念ながら関東大震災で半ばから折れ、その後に取り壊されました。
 現在は、凌雲閣が建っていたであろうとする場所(浅草ビューホテル近く)に碑が残されています。またその辺りはビル工事などするといまだに凌雲閣のものではないかと思われるレンガが出てきます。
(絵葉書 出典:Wikipedia)
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