【東京都復興記念館】震災からの復興(1)

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4年生では地域の発展につくした人々を学習します。副読本『わたしたちの東京都』では関東大震災の被害からの復興を目指し、活躍した当時の内務大臣・後藤新平を取り上げています。
 関東大震災は1923年(大正12年)の9月1日に起きました。東京をはじめ、関東一円で大きな被害をもたらしました。特に東京では火災により隅田川周辺の下町を中心に当時の東京市の約3分の2にあたる人々が被害を受け、5万人以上の人々がなくなりました。
 この災害について一番、詳しく学べる施設が東京都復興記念館です。復興記念館は関東大震災の被害や、そこからの復興を記録するために1929年(昭和6年)に建てられました。大震災の被害、救援、復興を表す、遺品や被災物、絵画、写真、図表などが展示されています。
 また、復興記念館の建つ横網町公園には東京都慰霊堂もあります。関東大震災や第二次世界大戦の空襲で亡くなった方たちを慰霊する施設です。震災の被害と復興を学ぶ施設です。
周辺には江戸東京博物館をはじめ、国技館、旧安田庭園、刀剣博物館など多くの見所があります。

【浅草寺と浅草神社】 三社の由来と浅草寺境内の史跡

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台東区の浅草には、年間多くの観光客が訪れます。ここ数年は、隅田川を超えてのスカイツリー観光と合わせて訪れる人も多いです。
浅草と言えば雷門・仲見世がすぐに言われますが、他にも面白い所は沢山あります。
・仲見世を抜けて浅草寺本堂の東にある二天門は国の重要文化財にもなっています。本堂の北西に立つ六角堂は、都内最古の木造建築物と言われています。またその近くに都内最古の石橋もあります。どちらも江戸初期に造営されたものです。石橋の隣には、室町時代頃の建てられたと言われている西仏板碑もあります。戦争でほとんど焼野原になってしまった浅草の中の貴重な史跡です。
・三社祭りは浅草寺の横にある浅草神社のお祭りです。浅草神社は、628年現在の隅田川で浅草寺の本尊観音像を漁師網ですくった檜前浜成(ひのくまのはまなり)、竹成(たけなり)兄弟とその観音像をまつった土師中知(はじのなかとも)の3人を祭神とする神社で、江戸時代までは、三社権現社と言いました。5月の18日に近い土日で行われる三社祭には、多くの担ぎ手が集まります。
・近くには、レトロな雰囲気の日本最古の遊園地「花やしき」もあります。
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