最新更新日:2024/05/10
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3月1日(金)…ひな祭りメニュー「あさりのみそ汁」は、はまぐりの代わり

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献立:牛乳、わかめごはん、あさりのみそ汁、ちくわの磯辺揚げ(小2中3個)、フルーツ白玉
「あさり」は、淡水の混じる、海に近い川や浅い海に住んでいます。みなさんの中にも、「しおひがり」といわれる貝拾いをしたことのある人がいませんか。貝の殻にはいろいろな模様があり、おもしろいですね。あさりは春と秋に産卵するので、その後は味が落ちます。冬から春にかけての産卵前が旬で、貝殻つきのまま「みそ汁」や「すまし汁」にしたり、殻から身をとった「むき身」にしてシチューやつくだ煮にしたり、さっとゆでて酢の物、かき揚げ、雑炊、スパゲティなど、いろいろな料理に使われます。あさりはたんぱく質をたくさん含むほか、貧血の予防によい鉄分を多く含んでいます。成長期には食べるとよい食品です。今日はひなまつりにちなんで、はまぐりの代わりに「あさりのみそ汁」です。(栄養教諭)

2月28日(木)…大豆をすりつぶした汁「ご」

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献立:牛乳、ごはん、★呉汁、☆鶏肉のてりかけ、白菜のおひたし
 呉汁の「呉」は「ご」の音からの当て字で、漢字の「呉」に深い意味はなく、呉の国(中国)から伝わった料理という訳でもありません。大豆を水に浸してすりつぶした汁を「ご(豆汁・豆油)」と言い、「ご」を入れた味噌汁なので「ご汁」と呼ばれるようになりました。秋に収穫された大豆が出回る秋から冬が旬です。大豆といろいろな野菜の入った呉汁は、栄養価の高い料理です。また、体が温まることからも、冬の郷土料理として日本各地で昔から親しまれています。(栄養教諭)

2月27日(水)…手作りポテトチップスに挑戦してみては?

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献立:牛乳、サンドイッチバンズ(※乳アレルギー注意)、★クリームシチュー(※乳アレルギー注意)、☆照り焼きハンバーグ、ポテトチップスサラダ(●ポテトチップス)
 ポテトチップスは、じゃがいものスライスを油で揚げ、それに味付けをしたお菓子です。いろいろな種類のものが売られていますね。手作りする場合、売られているもののようにパリパリにするのは難しいですが、簡単な材料で作ることができます。また、薄く切るのもピーラーだとうまくいきます。ぜひ、ポテトチップス作りに挑戦してみてください。(栄養教諭)

2月26日(火)…「ひきずり」は鶏肉のすき焼き?

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献立:牛乳、ごはん、☆ひきずり、米粉のほきフライレモンソースかけ、ブロッコリーサラダ
 一般的に、すき焼きは牛肉で作ります。ところがこれを鶏肉で作るのが「ひきずり」です。その名の由来は諸説ありますが、鍋の中で鶏肉をひきずるように煮ていく様子から「ひきずり」と呼ばれるようになったようです。愛知県では昔からたくさんのにわとりを育ててきました。たまごをとって生活をしていたのです。たまごを産まなくなったにわとりをしめて、あまからい味で煮込んで食べていたのです。牛肉に比べ、さっぱりとした口当たりとぷりぷりの食感が何とも言えない絶妙なおいしさを引き出しています。各家庭で具や味つけを工夫して、その家独自のひきずりが現在まで食べ継がれてきています。給食では、たっぷりの白菜を入れて作ります。味わって食べてください。(栄養教諭)

2月25日(月)…中華料理といっても地方によって特色が

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献立:牛乳、麦ごはん、☆★麻婆豆腐、★切干大根入りナムル、フルーツ杏仁(●杏仁豆腐※乳アレルギー注意)
 中華料理は4千年の歴史があり、世界中で一番発達した料理であるといわれています。中国は大陸のために、気候の違いと各地にある材料の関係から、それぞれの土地によって料理に特色があります。寒い地方では、揚げ物料理、炒め料理が発達し、暑い南方では、淡白な料理が発達しています。種類としては、北方系、江淅系、四川系、南方系があります。今日の麻婆豆腐は四川料理になります。給食の麻婆豆腐は辛さ控えめで食べやすくしてあります。(栄養教諭)

2月22日(金)…「小型ロールパン」と「焼きそば」の組合せ

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献立:牛乳、小型ロール(※乳アレルギー注意)、☆焼きそば、ツナサラダ、スライスパイン
 給食の焼そばには、そばのほかにいろいろな材料が入っています。豚肉・いか・はんぺんをはじめ、野菜ではキャベツ・にんじん・もやし・たまねぎも入っています。しかし、焼そばだけでは力のもとになるエネルギーも、血や肉を作るたんぱく質も、からだの調子を整えるビタミンもたりません。それで力のもとになるエネルギーを補うために「小型ロールパン」が組み合わせてあります。血や肉を作るたんぱく質やからだの調子を整えるビタミンはツナサラダやスライスパインで補っています。(栄養教諭)

2月21日(木)…もともとはトルコの料理「ピラフ」

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献立:牛乳、コーンピラフ(アルファ化米)、米粉のじゃがいもコロッケ、イタリアンサラダ、☆△東郷町産お米のタルト
 ピラフというのは、洋風炊き込みご飯のことで、米にバター味をつけ、具を加えてパラパラに炊きあげたものを言います。もともとは、トルコからヨーロッパに紹介された料理で、トルコでピラフというとごはんのことをさすそうです。今日のコーンピラフには、にんじん、とうもろこし、たまねぎと彩り豊かな野菜と鶏肉とマッシュルームを入れてうまみをたっぷり出しました。(栄養教諭)

2月20日(水)…良質のたんぱく質「みそ」

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献立:牛乳、ごはん、のっぺい汁、☆みそチキンカツ、★しらす和え
 みそは、日本人が作り出したものとばかり思われていますが、これは少し違うようです。歴史によれば、紀元前200年頃、古代中国にみその原形のような調味料が存在していたというのです。そして、奈良時代に日本へ伝えられたといわれています。その後、全国各地に広がり、それぞれの気候風土に合ったみそができたというわけです。みそは、質の良いたんぱく質を含み、ビタミン、ミネラルも豊富です。最近の研究では、みその中にはガンの予防をする物質が含まれていることもわかってきました。(栄養教諭)

2月19日(火)…今月の応募献立「はちみつレモン風味のホイコーロー」

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献立:牛乳、ごはん、はるさめスープ、ぎょうざ(小2個中3個)、はちみつレモン風味のホイコーロー
 今月の応募献立は東郷中学校の3年生 石川結湖さんが考えてくれた「はちみつレモン風味のホイコーロー」です。愛知県産のキャベツをたっぷり使っています。冬のキャベツは寒さに耐えるため、糖分が多くなり、甘いキャベツになっておいしいです。はちみつのコクとレモンのさわやかさでさっぱりと食べられる一品です。給食の献立表にレシピがのっていますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。(栄養教諭)

2月18日(月)…「れんこん入りつくね」の「つくね」って何?

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献立:牛乳、ごはん、★かきたま汁(※卵アレルギー)、れんこん入りつくね小中2、ごま酢あえ
「つくね」とは手でこねて丸めることを意味しています。魚肉や鶏肉に、片栗粉やすったクワイ、れんこんを入れ、手でこねて丸めて団子にします。今日のつくねに使われている鶏肉は、牛肉や豚肉に比べて水分が多く、やわらかいのが特徴です。また、脂肪が少ないので消化が良く、淡白なので、いろいろな料理に使うことができます。(栄養教諭)

2月15日(金)…磯香あえの「はくさい」は、アブラナの仲間?

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献立:牛乳、ごはん、豚汁、青しそ入りあじフライ、磯香あえ
 はくさいは、アブラナ科の1・2年草で、中国北部が原産です。明治中期に導入され、各地で品種改良されました。大根、キャベツに次いで日本でたくさん作られている野菜で、大部分が結球型で、玉になりますが、玉にならないものもあります。以前は漬物や鍋物に冬野菜の代表として使われていましたが、現在は1年中使われることが多くなって、年間を通じて売られています。基本的には、収穫期は3〜5月と10〜12月ですが、1〜3月は貯蔵したものが、夏は北海道、東北、高原産が出回り、1年中市場に出ています。出荷のピークは12月で、味が最も良いです。主な産地は、茨城、千葉、長野、愛知、群馬、兵庫、北海道などです。はくさいは、今日の給食の磯香あえに使われていますが、あえ物のほかに、煮物、鍋物、漬物、炒め物、スープ、蒸し物などいろいろな料理に使われます。冬に不足しがちなビタミンC、ミネラルの供給源となります。(栄養教諭)

2月14日(木)…揚げパンの「きな粉」の原料は大豆

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献立:牛乳、☆きな粉揚げパン、炒めビーフン、ごぼうサラダ、△オレンジ(個包装)
 きな粉の原料は何かわかりますか?豆腐や納豆と同じ大豆です。大豆を煎って粉にしたもので、よい香りがあります。使う大豆の種類で、黄色と緑色のものがあります。大豆にはたんぱく質、脂肪、糖質、ビタミンB群、ビタミンE、カルシウム、鉄分、カリウムが含まれています。また、血液のコレステロールを下げたり、よごれをとりのぞき、血管を丈夫にする働きがあります。大豆をきな粉に加工するとおやつにも使えます。きな粉は煮豆やいり豆にして食べる大豆より消化が良いのです。(栄養教諭)

2月13日(水)…ドレッシングの「レモン」には、ビタミンCがいっぱい

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献立:牛乳、ごはん、★わかめ汁、☆★さば銀紙焼き、ささみの大根サラダ
 今日のサラダのドレッシングにはさっぱりとした味にするため、レモンが入っています。レモンは昔から作られていた果物です。外国では、ギリシャ、ローマ時代から作られていました。レモンが日本に初めて入ってきたのは明治時代のころで、アメリカから輸入されてきました。レモンは香りがよく、とてもすっぱい果物です。また、黄色い色もきれいなので、いろいろな料理やお菓子に、さわやかな香りと色をつけるためや、彩りをよくするために使われています。レモンには、ビタミンCがたくさん含まれています。ビタミンCには、血管を丈夫にしたり、体の疲れをとってくれるという働きがあります。このビタミンCは、体の中にためておくことができないので、毎日心がけてとることが必要です。(栄養教諭)

2月12日(火)…種類がいっぱい「えび」

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献立:牛乳、麦ごはん、中華飯、しゅうまい小2中3個、バンサンスー
 日本人は世界一、えびをたくさん食べます。えびには、長いひげがあり、腰が曲がったようなところが老人の姿に似ているので、腰が曲がるほど長生きしたいという願いを込めて、おめでたい時の料理によく登場します。えびには種類がたくさんあり、大きさ、形、色もさまざまです。「伊勢えび」は、大きさが35センチくらいで、形も立派なので飾りものとしても利用されます。「車えび」は、大きさが25センチくらいになります。味が良いので、生のまま食べたりするほか、焼いたり、蒸したり、揚げたり、いろいろな食べ方があります。「芝えび」は、形が車えびに似ていますが、少し小さく、15センチくらいです。えびフライにすると、とてもおいしいです。全体的に、えびはたんぱく質が多く、脂肪が少ないのでさっぱりした味です。生の状態では白っぽい色をしていますが、70度以上に加熱すると、たんぱく質が変化して赤くなります。今日は中華飯にえびが入っています。(栄養教諭)

「デミグラスソース」はフランスが発祥

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献立:牛乳、ソフトめん、☆ミートソース、コーンサラダ、りんご
デミグラスソースは、洋食の基本的なソースです。ハンバーグやオムライス、ハヤシライスなどに使う黒っぽい茶色をしたとろりとしたソースです。フランスが発祥の地と言われています。ブラウンソースを煮詰めて風味付けしたソースで、フランス料理でよく使われているほか、日本の洋食でもお馴染みです。デミグラスソースはフランス語でdemi-glaceと書きますが、意味は半分の氷という意味で、これを料理用語にたとえると「煮詰める」という意味になります。そこからデミグラスソースとは煮詰めた濃厚なソースであることを意味しています。そしてこの言葉は19世紀の初めにフランス料理のシェフが使い始めたそうです。(栄養教諭)

2月7日(木)…昔は卵を採るために飼われていた「にわとり」

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献立:牛乳、ごはん、沢煮わん、鶏肉のさっぱり煮、ごまあえ
 にわとりはキジの仲間です。3000年以上も前から、インドや中国で飼育されていました。日本では、おもに卵を採るために飼われていましたが、昭和30年代に入ってアメリカから肉専用種を輸入したことから、食肉用のにわとりを飼う技術が発達しました。よく知られているブロイラーという種類は生後3か月以内のものを若鶏として出荷します。肉は煮物、揚げ物、汁物などいろいろな料理に使われますが、骨付きのままローストチキンにしたり、「ささみ」はさしみや和え物、蒸し物に、肉を採ったあとの骨は、鶏がらとしてスープのだしになります。鶏肉は鮮度の落ちるのが早く、冷凍保存以外は、冷蔵庫でも数日しか保存できません。しかし肉質はやわらかく、脂肪も少ないため動物性食品の中では消化が良く、あっさりしていて好まれています。(栄養教諭)

2月6日(水)…大豆からできている「おから」

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献立:牛乳、麦ごはん、みそけんちん汁、お好みどんぶり、フルーツミックス
 今日のどんぶりは給食でよく登場する鶏そぼろ丼に、ツナやおからのたんぱく源とにんじん、ほうれん草、しょうが、しいたけの野菜がたっぷり入ったどんぶりです。大豆からできたおからにはたんぱく質、脂肪、糖質、ビタミンB群、ビタミンE、カルシウム、鉄分、カリウムが多く含まれています。特に「畑の肉」といわれるのは、たんぱく質が動物性のたんぱく質によく似ているからです。また、血液のよごれをとりのぞき、血管を丈夫にする働きがあります。みなさん、しっかり食べてください。(栄養教諭)

2月5日(火)…どうやって作るの?「高野豆腐」

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献立:牛乳、★変わりかやくごはん、はんぺんの生姜焼、シャキシャキれんこんサラダ、▲★牛乳プリン(※乳アレルギー注意)(◆みかんゼリー)
 高野豆腐は、豆腐を凍らせ、乾燥させて作ります。またの名を凍り豆腐と言います。和歌山県にある高野山のお坊さんが、冬の寒さを利用して作ったのが始まりと言われ、そこからこの名前がつきました。大豆からできているので、たんぱく質やカルシウムを多く含んだ、消化のよい食品です。また信州では、凍み豆腐と呼ばれていますが、そこでは戦国時代、武田信玄が戦いの時の食料として考えだしたもの…と言われています。今日は炊き込みご飯の具として高野豆腐が入っています。(栄養教諭)

2月4日(月)…まだまだ注意を!インフルエンザ

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献立:牛乳、麦ごはん、カレー、★オムレツ(卵アレルギー注意)、福神ドレッシングサラダ
 インフルエンザやかぜの原因となるウィルスは、人の体の中の細胞を使って仲間を増やします。ですから予防には、ていねいな手洗いやうがいでウィルスを体に入れないことが大切です。そして、もう1つ大切なことがあります。それはせきやくしゃみでウィルスをまき散らさないことです。人が集まる場所ではティッシュなどを使って口と鼻を押さえ、人から顔をそむけてせきをしましょう。使ったティッシュはふた付きのごみ箱にすばやく捨てましょう。せきやくしゃみがたくさん出る人は「エチケットマスク」が大切ですね。(栄養教諭)

2月1日(金)…小さな豆に栄養いっぱい!節分の豆まき

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献立:牛乳、ごはん、さつま汁、★いわしの蒲焼き、ささみの海藻サラダ、★節分豆
 節分には、「鬼は外、福は内」といって豆をまきます。鬼というのは病気や火事、地震などの悪いことの例えです。季節の変わり目に家の中にたまった悪いものを追い出して、家族が健康で悪いことが起こらないように、と願いをこめて豆をまきます。そして、その豆を食べます。鬼をやっつけた豆を食べることで、病気や災いに打ち勝つといわれています。また、豆には、じょうぶな体をつくるもとがたっぷり含まれています。おなかの掃除もしてくれるので、体を元気にしてくれます。小さな粒の中に、こんなにもすばらしい栄養が入っているのですね。今年一年健康に暮らせるようにと願いをこめて豆を食べましょう。(栄養教諭)
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