最新更新日:2024/05/10
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3月14日(木)…マンゴーは「果物の女王」

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献立:牛乳、★ひじきごはん、★けんちん信田のあんかけ、★切干大根のサラダ、マンゴープリン※乳アレルギー注意(◆りんごゼリー)
 「果物の王様」といえば、熱帯果樹のドリアン。マンゴーはドリアンに対し「果物の女王」「熱帯果樹の王様」とも称されます。ドリアンが、チーズケーキのような濃厚な甘みを持っているのに対し、マンゴーは、糖度は15度から18度程度と高いのに、上品な味わいとなっているのは、適度な酸味があるためだと思います。熱帯果樹といえば、ただ甘いだけというものもありますが、マンゴーは女王と称されるだけの上品な味わいが魅力であると思います。マンゴーは良質のビタミンAを含んでいます。果肉の濃いオレンジ色は、ベータカロチンの色です。含まれているベータカロチンの量では、含有量の多いビワの2倍、柿の15倍といわれています。ビタミンAと相性の良いビタミンCを含むだけでなく、ミネラル分も多く含まれています。糖度が高い割にカロリーは抑え目。「女王」の気品と、栄養バランスの良い果物だと思います。(栄養教諭)

3月13日(水)…コーンスープに入っている白インゲンマメ

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献立:牛乳、クロスロール(※乳アレルギー注意)、★コーンスープ(※乳アレルギー注意)、照り焼きチキン、シャキシャキれんこんサラダ
豆の形も色もさまざまな種類があるインゲンマメは中南米原産で、17世紀なかばに隠元禅師(いんげんぜんじ)が中国から伝えたといわれ、その名がつきました。乾燥したものと、未成熟のものをさやごと食べるサヤインゲンがありますが、品種は異なります。インゲンマメの主成分は炭水化物とたんぱく質で、種皮には大量の食物繊維を含んでいます。食物繊維は、腸内の有害物質を吸着して体外へ排出する働きやコレステロールの吸収を阻害する働きをするので、便秘解消や大腸がん予防、動脈硬化を予防するといった効果が期待できます。また、ビタミンB1、B2も多く含まれており、疲労回復に効果的。カルシウム、鉄、カリウムなどミネラル類も豊富なので、高血圧症予防や貧血、骨粗鬆症予防にも役立ちます。調理する際は、水から煮てゆでこぼします。煮ると種皮がやわらかくなるので、煮豆やポークビーンズ、チリコンカンなどの煮込みに最適な食材です。(栄養教諭)

3月12日(火)…ニンニクのにおいはビタミンB1の吸収を助ける?

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献立:牛乳、麦ごはん、ワンタンスープ、ビビンバ(肉そぼろ●いり卵)、★ほうれん草ののりじゃこナムル
 ニンニク特有のにおいのもとは硫化アリルの一種アリシンという物質です。これはビタミンB1の吸収を助け、疲労回復や滋養強壮に効果があるそうです。また、スコルニジン(スコルジン)には新陳代謝を促し、疲労回復効果があるとされる他、末梢血管拡張作用により血のめぐりをよくする働きがあり、高血圧や動脈硬化、心筋梗塞や脳梗塞などの予防にも効果が期待できます。ニンニクはタマネギなどと同じように根もとの球根を主に食用とします。ニンニクは春に花を付けるための茎を伸ばしますが、栽培されている物は、この球根に養分を貯めておけるように花を咲かせないように、花茎を刈り取ります。この花茎の部分が一般に売られている「ニンニクの芽」と呼ばれているものです。(栄養教諭)

3月11日(月)…小松菜は栄養いっぱい「千草あえ」

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献立:牛乳、ごはん、★呉汁、おろしハンバーグ、千草あえ
 今日の献立の千草あえは、小松菜、もやし、あぶらあげをあえて作っています。千草あえの千草は、千草色の略称であり、薄い浅葱(あさぎ)色のことを言います。小松菜は、緑黄色野菜の代表で、とても栄養価の高い食品です。とくにカロテンとビタミンCとカルシウムを豊富に含んでいます。(栄養教諭)

3月8日(金)…「ボロネーゼ」と「ミートソース」の違いは?

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献立:牛乳、ソフトめん、ミートソース、さつまいもスティック、カリカリアーモンドサラダ
 みなさん、ボロネーゼとミートソースの違いは分かりますか?ボロネーゼの正式名称は、「ラグー・アラ・ボロネーゼ」と言います。ボロネーゼという言葉は「ボローニャ風の」という意味で、ボロネーゼはその名の通り、イタリアの都市「ボローニャ」の料理です。元々シンプルな料理だったパスタを、ボローニャの富裕層がフランスの煮込み料理「ラグー」を元に、肉や野菜、ワインなどを使用して作られたものが起源と言われているそうです。一般的にボロネーゼは、「タリアテッレ」という平打ち麺が使われます。具材は、香味野菜をオリーブオイルで炒め、赤ワインとトマトの水煮で煮るのが一般的で、味付けは赤ワインの酸味や渋みを活かして、塩コショウで整える程度だそうです。ミートソースの具材はボロネーゼとほとんど同じで、炒めた香味野菜とひき肉をトマトの水煮で煮込んで作ります。赤ワインを使わず、ケチャップや砂糖など甘みを付け足すレシピが多く、日本人の好みに合うように味付けされたレシピが多いようです。(栄養教諭)

3月7日(木)…「厚焼き卵」と「だし巻き卵」(本日写真はありません)

献立:牛乳、ごはん、肉じゃが、★厚焼き卵のあんかけ(※卵アレルギー注意)、磯香あえ
 厚焼き卵は、溶いた鶏卵を油を引いた調理器具で焼き上げた日本の料理です。一般的には、四角い専用の鍋で厚みのある方形に巻き上げて整形する厚焼き卵を意味することが多いです。また、その一つにだし巻き卵があります。だし巻き卵は、溶き卵にだしを混ぜて焼き固める料理です。今日の給食では、厚焼き卵にあんをかけてみました。(栄養教諭)

3月6日(水)…出世魚「さわら」のレモン焼き

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献立:牛乳、ごはん、さつま汁、さわらのレモン焼き、ゆかりあえ
 さわらは、あっさりしていてやわらかい白身の魚です。出世魚といって、大きくなるにつれ、名前が変わる魚としても有名です。40〜50センチぐらいの小さいものを「さごし」、50〜70センチぐらいのものを「やなぎ」、80センチ以上の大きいものを「さわら」といいます。「さわら」になるまでには、3年〜4年かかるそうです。さわらには、血液をさらさらにしてくれるEPAや頭の働きをよくしてくれるDHAといった青魚に多い成分がたっぷり含まれています。(栄養教諭)

3月5日(火)…今日のかき揚げは「かき揚げ丼」で!

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献立:牛乳、ごはん、★かきたま汁、手づくりかき揚げ、天つゆ、★ひじきサラダ
 かき揚げは天ぷらの一種で、いろいろな材料を天ぷらの衣に入れて、はしなどでかき混ぜて、まとめて揚げたものを「かき揚げ」といいます。今日のかき揚げには、たまねぎ、にんじん、乾燥ちりめんが入っています。かき揚は、給食センターで一つずつ手作りなので、さまざまな形をしています。今日は、かき揚をごはんにのせタレをかけて、「かき揚丼」にして食べましょう。(栄養教諭)

3月4日(月)…まだ食べられるのに捨てている?食品ロス

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献立:牛乳、ごはん、春のすまし汁、愛知県産野菜コロッケ、キャベツの梅おかかあえ
 食品ロスとは、まだ食べられるのに捨てられている食品のことです。日本の食品ロスは、平成27年(2015年)度の1年間で約646万トンでした。これは2015年の世界の食糧援助量の約2倍の量です。また、日本では多くの食料を輸入に頼っているにもかかわらず、大量の食料を捨てています。家庭から出る食品ロスには、過剰除去や直接廃棄、食べ残しなどがあります。食料を捨てている国がある一方で、食料がなく、健康が維持できないくらい栄養不足になっている人も大勢います。食料をできるだけ無駄にしないようにすることが大切です。皮を薄くむいたり、きんぴらなどの別の料理に活用したりして、食品ロスの少ない調理を心がけましょう。(栄養教諭)

3月1日(金)…ひな祭りメニュー「あさりのみそ汁」は、はまぐりの代わり

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献立:牛乳、わかめごはん、あさりのみそ汁、ちくわの磯辺揚げ(小2中3個)、フルーツ白玉
「あさり」は、淡水の混じる、海に近い川や浅い海に住んでいます。みなさんの中にも、「しおひがり」といわれる貝拾いをしたことのある人がいませんか。貝の殻にはいろいろな模様があり、おもしろいですね。あさりは春と秋に産卵するので、その後は味が落ちます。冬から春にかけての産卵前が旬で、貝殻つきのまま「みそ汁」や「すまし汁」にしたり、殻から身をとった「むき身」にしてシチューやつくだ煮にしたり、さっとゆでて酢の物、かき揚げ、雑炊、スパゲティなど、いろいろな料理に使われます。あさりはたんぱく質をたくさん含むほか、貧血の予防によい鉄分を多く含んでいます。成長期には食べるとよい食品です。今日はひなまつりにちなんで、はまぐりの代わりに「あさりのみそ汁」です。(栄養教諭)

2月28日(木)…大豆をすりつぶした汁「ご」

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献立:牛乳、ごはん、★呉汁、☆鶏肉のてりかけ、白菜のおひたし
 呉汁の「呉」は「ご」の音からの当て字で、漢字の「呉」に深い意味はなく、呉の国(中国)から伝わった料理という訳でもありません。大豆を水に浸してすりつぶした汁を「ご(豆汁・豆油)」と言い、「ご」を入れた味噌汁なので「ご汁」と呼ばれるようになりました。秋に収穫された大豆が出回る秋から冬が旬です。大豆といろいろな野菜の入った呉汁は、栄養価の高い料理です。また、体が温まることからも、冬の郷土料理として日本各地で昔から親しまれています。(栄養教諭)

2月27日(水)…手作りポテトチップスに挑戦してみては?

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献立:牛乳、サンドイッチバンズ(※乳アレルギー注意)、★クリームシチュー(※乳アレルギー注意)、☆照り焼きハンバーグ、ポテトチップスサラダ(●ポテトチップス)
 ポテトチップスは、じゃがいものスライスを油で揚げ、それに味付けをしたお菓子です。いろいろな種類のものが売られていますね。手作りする場合、売られているもののようにパリパリにするのは難しいですが、簡単な材料で作ることができます。また、薄く切るのもピーラーだとうまくいきます。ぜひ、ポテトチップス作りに挑戦してみてください。(栄養教諭)

2月26日(火)…「ひきずり」は鶏肉のすき焼き?

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献立:牛乳、ごはん、☆ひきずり、米粉のほきフライレモンソースかけ、ブロッコリーサラダ
 一般的に、すき焼きは牛肉で作ります。ところがこれを鶏肉で作るのが「ひきずり」です。その名の由来は諸説ありますが、鍋の中で鶏肉をひきずるように煮ていく様子から「ひきずり」と呼ばれるようになったようです。愛知県では昔からたくさんのにわとりを育ててきました。たまごをとって生活をしていたのです。たまごを産まなくなったにわとりをしめて、あまからい味で煮込んで食べていたのです。牛肉に比べ、さっぱりとした口当たりとぷりぷりの食感が何とも言えない絶妙なおいしさを引き出しています。各家庭で具や味つけを工夫して、その家独自のひきずりが現在まで食べ継がれてきています。給食では、たっぷりの白菜を入れて作ります。味わって食べてください。(栄養教諭)

2月25日(月)…中華料理といっても地方によって特色が

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献立:牛乳、麦ごはん、☆★麻婆豆腐、★切干大根入りナムル、フルーツ杏仁(●杏仁豆腐※乳アレルギー注意)
 中華料理は4千年の歴史があり、世界中で一番発達した料理であるといわれています。中国は大陸のために、気候の違いと各地にある材料の関係から、それぞれの土地によって料理に特色があります。寒い地方では、揚げ物料理、炒め料理が発達し、暑い南方では、淡白な料理が発達しています。種類としては、北方系、江淅系、四川系、南方系があります。今日の麻婆豆腐は四川料理になります。給食の麻婆豆腐は辛さ控えめで食べやすくしてあります。(栄養教諭)

2月22日(金)…「小型ロールパン」と「焼きそば」の組合せ

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献立:牛乳、小型ロール(※乳アレルギー注意)、☆焼きそば、ツナサラダ、スライスパイン
 給食の焼そばには、そばのほかにいろいろな材料が入っています。豚肉・いか・はんぺんをはじめ、野菜ではキャベツ・にんじん・もやし・たまねぎも入っています。しかし、焼そばだけでは力のもとになるエネルギーも、血や肉を作るたんぱく質も、からだの調子を整えるビタミンもたりません。それで力のもとになるエネルギーを補うために「小型ロールパン」が組み合わせてあります。血や肉を作るたんぱく質やからだの調子を整えるビタミンはツナサラダやスライスパインで補っています。(栄養教諭)

2月21日(木)…もともとはトルコの料理「ピラフ」

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献立:牛乳、コーンピラフ(アルファ化米)、米粉のじゃがいもコロッケ、イタリアンサラダ、☆△東郷町産お米のタルト
 ピラフというのは、洋風炊き込みご飯のことで、米にバター味をつけ、具を加えてパラパラに炊きあげたものを言います。もともとは、トルコからヨーロッパに紹介された料理で、トルコでピラフというとごはんのことをさすそうです。今日のコーンピラフには、にんじん、とうもろこし、たまねぎと彩り豊かな野菜と鶏肉とマッシュルームを入れてうまみをたっぷり出しました。(栄養教諭)

2月20日(水)…良質のたんぱく質「みそ」

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献立:牛乳、ごはん、のっぺい汁、☆みそチキンカツ、★しらす和え
 みそは、日本人が作り出したものとばかり思われていますが、これは少し違うようです。歴史によれば、紀元前200年頃、古代中国にみその原形のような調味料が存在していたというのです。そして、奈良時代に日本へ伝えられたといわれています。その後、全国各地に広がり、それぞれの気候風土に合ったみそができたというわけです。みそは、質の良いたんぱく質を含み、ビタミン、ミネラルも豊富です。最近の研究では、みその中にはガンの予防をする物質が含まれていることもわかってきました。(栄養教諭)

2月19日(火)…今月の応募献立「はちみつレモン風味のホイコーロー」

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献立:牛乳、ごはん、はるさめスープ、ぎょうざ(小2個中3個)、はちみつレモン風味のホイコーロー
 今月の応募献立は東郷中学校の3年生 石川結湖さんが考えてくれた「はちみつレモン風味のホイコーロー」です。愛知県産のキャベツをたっぷり使っています。冬のキャベツは寒さに耐えるため、糖分が多くなり、甘いキャベツになっておいしいです。はちみつのコクとレモンのさわやかさでさっぱりと食べられる一品です。給食の献立表にレシピがのっていますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。(栄養教諭)

2月18日(月)…「れんこん入りつくね」の「つくね」って何?

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献立:牛乳、ごはん、★かきたま汁(※卵アレルギー)、れんこん入りつくね小中2、ごま酢あえ
「つくね」とは手でこねて丸めることを意味しています。魚肉や鶏肉に、片栗粉やすったクワイ、れんこんを入れ、手でこねて丸めて団子にします。今日のつくねに使われている鶏肉は、牛肉や豚肉に比べて水分が多く、やわらかいのが特徴です。また、脂肪が少ないので消化が良く、淡白なので、いろいろな料理に使うことができます。(栄養教諭)

2月15日(金)…磯香あえの「はくさい」は、アブラナの仲間?

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献立:牛乳、ごはん、豚汁、青しそ入りあじフライ、磯香あえ
 はくさいは、アブラナ科の1・2年草で、中国北部が原産です。明治中期に導入され、各地で品種改良されました。大根、キャベツに次いで日本でたくさん作られている野菜で、大部分が結球型で、玉になりますが、玉にならないものもあります。以前は漬物や鍋物に冬野菜の代表として使われていましたが、現在は1年中使われることが多くなって、年間を通じて売られています。基本的には、収穫期は3〜5月と10〜12月ですが、1〜3月は貯蔵したものが、夏は北海道、東北、高原産が出回り、1年中市場に出ています。出荷のピークは12月で、味が最も良いです。主な産地は、茨城、千葉、長野、愛知、群馬、兵庫、北海道などです。はくさいは、今日の給食の磯香あえに使われていますが、あえ物のほかに、煮物、鍋物、漬物、炒め物、スープ、蒸し物などいろいろな料理に使われます。冬に不足しがちなビタミンC、ミネラルの供給源となります。(栄養教諭)
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