令和2年11月10日 理論委員会



会長・副会長、調査研究部、各学年世話人が集まり、研究についての連絡を行い、今回は、その後「主体的に学ぶ」ということについてみんなで話し合い、イメージを共有化しました。実際の授業で主体的に学ぶとはどういうことなのか、子供のどういう姿を見て、私達は、主体的と判断するのか、子供がつくる授業とは・・・など活発な意見が出されました。これからの授業づくりに生かしていきたいです。
研究推進委員会報告


今年度から事例が変わったり、新しい単元が入ってきた中学年。
さっそく行われた授業についての振り返りや今後どのように年間の研究を進めていくか話しあわれました。
10月7日研究推進委員会報告


ようやく研究推進委員会が一校に集まり開催することができました。コロナ禍でも研究したいという熱心な研推メンバーが会長校である台東区立忍岡小学校に集まりました。
研究授業のもち方、指導案検討、活発な話し合いがなされました。
全小社研神奈川大会発表予定プレゼン(5、6年部会)


夏季研究推進委員会 小倉勝登先生講演(概要)

授業づくりのポイントは、「子供たちが、味方・考え方を働かせて問題解決ができるようにすること」、教師の側からいうと「問いを軸にして、単元を通した授業デザインをすること」である。単元の入り口(単元の目標)とゴール(単元のまとめ、評価)は、決まっている。その中で子供たちが繰り返し、問題解決ができるようになる授業を組み立てる。学習問題は、単元の問題になっているか?目標の実現につながっているか?学習問題の解決に向かって、子供たちは単元の見通しをもつことができているか?問いや資料は、学習問題の解決につながっているか?活動は必然性があるか?見方や考え方を潜ませているか?理解につながっているか?そして、単元のまとめでは、子供の具体的な姿を想定できるか?評価規準は、目標の実現になっているか?これらのことを考えて、授業をデザインしていくとよい。
学習評価の改善の基本的な方向性は、児童生徒の学習改善につながるものにしていくこと、教師の指導改善につながるものにしていくこと、これまで慣行として行われてきたことでも、必要性・妥当性が認められないものは見直していくことである。学習評価の目的は、『子供たちの学力を高めること』具体的には、子供たち全員が「概ね満足できる状況」になるようにすることである。これは、社会科に限ったことではない。大事なことは、この時間のねらいは何で、どんな活動をさせるか、どんな方法でどの観点を見取るのか、ということである。どの場面で、どんなねらいで学習活動をさせているか、授業者がきちんと横の糸を通して、描くことが大切である。
今後も、国が発信する情報をキャッチするアンテナを張り、都小社研から発信してほしい。
令和2年8月19日(木)夏季研究会(拡大研究推進委員会)報告2


非接触型体温計での計測、密にならない導線、「都小社研感染症対策マニュアル」に基づいての徹底した消毒等を心がけ、新しい形の研究会を実施しました。5年部会は、コロナ禍における教材等もいろいろと探し勉強しています。6年部会は、体育館で行いました。同じ会場で文部科学省教科調査官の小倉勝登先生の講演、調査研究部長の今年殿研究についての概要説明、会長挨拶等が行われ、各分科会の教室に動画配信されました。小倉勝登先生からは、
「新学習指導要領の完全実施と学習評価について」ご講演をいただきました。教科調査官をすぐに研究会協議会にお呼びできるのは、東京の強みです。『指導と評価の一体化のための学習評価に関する参考資料』や『都小社研指導計画』に基づく具体的な評価の立て方、今後授業を進める上ので留意点についてお話をいただきました。
令和2年8月19日(水)夏季研究会(拡大研究推進委員会)報告1


新しく決まった研究主題「社会とつながり、未来を創る子供の育成〜社会的事象の見方・考え方を働かせ、主体的に問いを追究する学習を通して〜」を基に、各学年部会で学年部会の重点や目指す子供像、今後の研究授業のについての話し合いがなされました。部分的な分科会やon-lineによる会が多かった中、ようやく学年の研究推進委員が集まることができ、学年担当の助言者校長も含め、有意義な会をもつことができました。
令和元年度都小社研研究発表会について



公開授業では、3年生が「世田谷区のうつりかわり」、4年生が「世界とつながる大田区」、5年生が「環境を守るわたしたち」、6年生が「わたしたちの暮らしを支える政治」の学習を公開しました。
公開授業後は、分科会形式で令和元年度の研究や当日の授業について、参観者と意見交換を行いました。
最後に文部科学省初等中等教育局教育課程課教科調査官 小倉勝登先生に、学習評価のことを中心とした、指導講評をいただきました。
令和元年8月20日 夏季研究会(新宿区立四谷小学校)1



はじめに全体会を行い、会長挨拶、調査研究部長より都小社研の研究について話がありました。
その後、午前のに2つのワークショップ、午後には学年部会と講演が行われました。
【ワークショップ1】
「学年別:社会科を楽しく指導するポイント」
2学期からの社会科授業に役立つポイントや子供の力を高める工夫等について、学年別分科会で演習や模擬授業を行いながら、担当校長と参加者が共に授業づくりについて考えました。
令和元年8月20日 夏季研究会(新宿区立四谷小学校)2


課題別「社会科授業のポイント」
2学期からの社会科授業に役立つポイントや子供の力を高める工夫等について、課題別分科会で、都小社研OBの講師が演習や模擬授業を行いながら、指導・助言をしました。
1「主体的な学びを促す「つかむ」段階の学習」
講師 東京学芸大学非常勤講師 平山仁美先生(3年部会担当)
2「対話を生かしながら追究を深める「調べる」段階の学習」
講師 立正大学准教授 石橋昌雄先生(4年部会担当)
3「比較したり関連付けたりしながら、理解を深める「まとめる」段階の学習」
講師 学習院大学専任講師 久保田福美先生(5年部会担当)
4「学びを生かして社会への関わり方を考える「いかす」段階の学習
講師 総合初等教育研究所室長 梶井 貢先生(6年部会担当)