日本橋小学校 研究協議会の様子



指導・講評では、國學院大學 教授 安野 功先生より、1 本実践のチャレンジの価値、2 問題解決的な学習のストーリー、3 研究テーマと本実践のかかわりについて、お話をいただきました。都小社の役員からは「問屋をどのように地域教材として、学習指導要領に基づいて育てて令和5年度に発表しましょう。」という応援メッセージがありました。
日本橋小学校 校内研究会の様子
11月15日、日本橋小学校で校内研究があり、都小社役員等が参観しました。
第3学年「わたしたちのくらしとお店の仕事」の小単元を八代彩先生が実践しました。今回は、「インタビューや見学を通して、区の産業の1つである「問屋」で働く人々の工夫や心意気を学ぶ授業」というのが、日本橋小学校の提案でした。
問屋を子どもたちにどのように示し、写真資料から子どもたちに問いをもたせる授業でした。子どもたちは資料から、様々なことに気付き、主体的に問いを見出す様子が印象的でした。
第3学年「わたしたちのくらしとお店の仕事」の小単元を八代彩先生が実践しました。今回は、「インタビューや見学を通して、区の産業の1つである「問屋」で働く人々の工夫や心意気を学ぶ授業」というのが、日本橋小学校の提案でした。
問屋を子どもたちにどのように示し、写真資料から子どもたちに問いをもたせる授業でした。子どもたちは資料から、様々なことに気付き、主体的に問いを見出す様子が印象的でした。
日本橋小学校 校内研究会の様子



第3学年「わたしたちのくらしとお店の仕事」の小単元を八代彩先生が実践しました。今回は、「インタビューや見学を通して、区の産業の1つである「問屋」で働く人々の工夫や心意気を学ぶ授業」というのが、日本橋小学校の提案でした。
問屋を子どもたちにどのように示し、写真資料から子どもたちに問いをもたせる授業でした。子どもたちは資料から、様々なことに気付き、主体的に問いを見出す様子が印象的でした。
大阪大会課題提案(10月月例会において発表)


とてもわかりやすく、4年部会の工夫がよく現れた実践でした。
1.テーマ「社会とつながり未来を創る子供の育成〜社会的的事象の見方・考え方を働かせ、主体的に問いを追究する学習を通して〜」
2.単元名「自然を守り生かす小笠原村」
3.提案者 世田谷区立烏山北小学校 名取 慶 主任教諭
4.研究内容
(1)主体的に追究する問いの工夫
小笠原村の動画を見せることによって、「自然の豊かさ」と出会わせ、その自然と共に暮らす人々の資料から社会事象につなげることで児童が問いをもつ、意欲的に見通しをもって追究することにつながった。
(2)社会事象の見方・考え方を働かせる学習活動
単元の授業デザインをもとに、児童の視点に沿った資料を用意し、児童自らが資料選択ができるようにした。
(3)学びを生かす評価の工夫
「学びのあしあと」という振り返りシートを使い、分かったことと学び方を振り返るようにした。
5.成果と課題
「単元の授業デザイン」を作成することで、問いがより構造化され、児童に合った追究ができた。指導に生かす評価については、今後の課題である。
詳しくは、大会資料等をご覧ください。
7月月例研究会

会の冒頭で和田副会長は、「都議選の結果からも社会科の役割が大切である。」ことを述べられました。
また、吉藤会長は、「政治を見ていると主権者意識を高めることの重要性を感じる。」という話をされていました。
その後、各部からの報告がありました。特に、8月18・19日の夏季研究会については、意見交換がなされました。第1日目は、研究推進を中心に、第2日目は、社会科のすそ野を広げる1日にという研究会にしましょうという提案でした。
最後に、西脇副会長からは、「熱海の土砂災害を考えてみても、子どもたちなりに問題意識を高めていくような研究を重ねていきましょう
月例研究会 講演


講師は、立正大学准教授 石橋 昌雄 先生でした。
「都小社研のあゆみ」という演題で、「東京都小学校社会科研究会」が社会科教育に果たしてきた役割と意義について、講演していただきました。
月例研究会



和田副会長から「実質、今月から研究が始まる。1年間、充実した研究を推進したい。」との話がありまた。
次に吉藤会長からは、「会議がオンラインによって充実してきていることや、会務報告がなされました。
その後の各部からの報告は次の通りです。
【庶務】月例研究会の資料はサイボウズに掲載。
【会計】各学年の活動費を支給。
【研究推進】研究内容、研究授業日程、研究推進委員推薦、夏季研修会について報告。
【事業部】夏季研修会について報告。
【渉外部】OB等にも送付。
【広報部】広報誌校正中。
【全小社研】論文募集。
最後に西脇副会長から「令和3・4年度の実践が、全国大会につながる実践となる。これまでの歩みをわたしたちが繋いでいきましょう。」と会を締めくくる話がありました。
定期総会



会の冒頭では、吉藤会長から、「令和3年度には、課題を1歩ずつ、地区で力を合わせて研究をすいしんしていきましょう。」とお話がありました。
また、OB会顧問の松田博康先生からオンラインを通して「これまでの経験や教材等を使って、さらに研究を進めてもらいたい。OB会もバックアップしますので、日本の教育を進めてもらいたい。」とお言葉をいただきました。。
その後、定期総会要項に即して、各部長からの提案で疑似が進行しました。
また、吉藤会長か最後に、26名の会場参加、59名のオンラインでの参加についてお礼のあいさつがありました。
講演会 開催

まず、2020年度の学習指導要領の全面実施の課題(1問題解決的な学習過程の充実、2調べ学習の重要性、3話し合う活動の重要性)についてお話しいただきました。
そのあと、「教師の単元デザインが重要である。」ことについて、研究実践をもとにお話しいただきました。
その中で、1教材、2問い、3学習活動、4学習評価、5ICT端末など、東京大会での提案について、貴重なご示唆をいただきました。
小倉先生におかれましては、今後も、年間を通して都小社研の研究にかかわっていただけることになっております。
ご多用なところ、ご講演いただきありがとうございました。
5月 月例研究会



吉藤会長からは、「東京大会では、アフターコロナ禍での東京都の社会科研究の成果が問われること」や、「本日の研究会では、今年度の研究が焦点化されること」についてお話がありました。
各部からの報告では、今後の研究内容等の説明がありました。
森副会長、和田副会長からは、「東京大会に向け、令和3年度は、とても大切な1年になること」や、「都小社研の役割は。東京都全体で社会科の授業を充実させることである。そのために、オール東京で行くこと」など、お話がありました。
令和2年11月10日 理論委員会



会長・副会長、調査研究部、各学年世話人が集まり、研究についての連絡を行い、今回は、その後「主体的に学ぶ」ということについてみんなで話し合い、イメージを共有化しました。実際の授業で主体的に学ぶとはどういうことなのか、子供のどういう姿を見て、私達は、主体的と判断するのか、子供がつくる授業とは・・・など活発な意見が出されました。これからの授業づくりに生かしていきたいです。
研究推進委員会報告


今年度から事例が変わったり、新しい単元が入ってきた中学年。
さっそく行われた授業についての振り返りや今後どのように年間の研究を進めていくか話しあわれました。
10月7日研究推進委員会報告


ようやく研究推進委員会が一校に集まり開催することができました。コロナ禍でも研究したいという熱心な研推メンバーが会長校である台東区立忍岡小学校に集まりました。
研究授業のもち方、指導案検討、活発な話し合いがなされました。
全小社研神奈川大会発表予定プレゼン(5、6年部会)


夏季研究推進委員会 小倉勝登先生講演(概要)

授業づくりのポイントは、「子供たちが、味方・考え方を働かせて問題解決ができるようにすること」、教師の側からいうと「問いを軸にして、単元を通した授業デザインをすること」である。単元の入り口(単元の目標)とゴール(単元のまとめ、評価)は、決まっている。その中で子供たちが繰り返し、問題解決ができるようになる授業を組み立てる。学習問題は、単元の問題になっているか?目標の実現につながっているか?学習問題の解決に向かって、子供たちは単元の見通しをもつことができているか?問いや資料は、学習問題の解決につながっているか?活動は必然性があるか?見方や考え方を潜ませているか?理解につながっているか?そして、単元のまとめでは、子供の具体的な姿を想定できるか?評価規準は、目標の実現になっているか?これらのことを考えて、授業をデザインしていくとよい。
学習評価の改善の基本的な方向性は、児童生徒の学習改善につながるものにしていくこと、教師の指導改善につながるものにしていくこと、これまで慣行として行われてきたことでも、必要性・妥当性が認められないものは見直していくことである。学習評価の目的は、『子供たちの学力を高めること』具体的には、子供たち全員が「概ね満足できる状況」になるようにすることである。これは、社会科に限ったことではない。大事なことは、この時間のねらいは何で、どんな活動をさせるか、どんな方法でどの観点を見取るのか、ということである。どの場面で、どんなねらいで学習活動をさせているか、授業者がきちんと横の糸を通して、描くことが大切である。
今後も、国が発信する情報をキャッチするアンテナを張り、都小社研から発信してほしい。
令和2年8月19日(木)夏季研究会(拡大研究推進委員会)報告2


非接触型体温計での計測、密にならない導線、「都小社研感染症対策マニュアル」に基づいての徹底した消毒等を心がけ、新しい形の研究会を実施しました。5年部会は、コロナ禍における教材等もいろいろと探し勉強しています。6年部会は、体育館で行いました。同じ会場で文部科学省教科調査官の小倉勝登先生の講演、調査研究部長の今年殿研究についての概要説明、会長挨拶等が行われ、各分科会の教室に動画配信されました。小倉勝登先生からは、
「新学習指導要領の完全実施と学習評価について」ご講演をいただきました。教科調査官をすぐに研究会協議会にお呼びできるのは、東京の強みです。『指導と評価の一体化のための学習評価に関する参考資料』や『都小社研指導計画』に基づく具体的な評価の立て方、今後授業を進める上ので留意点についてお話をいただきました。
令和2年8月19日(水)夏季研究会(拡大研究推進委員会)報告1


新しく決まった研究主題「社会とつながり、未来を創る子供の育成〜社会的事象の見方・考え方を働かせ、主体的に問いを追究する学習を通して〜」を基に、各学年部会で学年部会の重点や目指す子供像、今後の研究授業のについての話し合いがなされました。部分的な分科会やon-lineによる会が多かった中、ようやく学年の研究推進委員が集まることができ、学年担当の助言者校長も含め、有意義な会をもつことができました。
令和元年度都小社研研究発表会について



公開授業では、3年生が「世田谷区のうつりかわり」、4年生が「世界とつながる大田区」、5年生が「環境を守るわたしたち」、6年生が「わたしたちの暮らしを支える政治」の学習を公開しました。
公開授業後は、分科会形式で令和元年度の研究や当日の授業について、参観者と意見交換を行いました。
最後に文部科学省初等中等教育局教育課程課教科調査官 小倉勝登先生に、学習評価のことを中心とした、指導講評をいただきました。
令和元年8月20日 夏季研究会(新宿区立四谷小学校)1



はじめに全体会を行い、会長挨拶、調査研究部長より都小社研の研究について話がありました。
その後、午前のに2つのワークショップ、午後には学年部会と講演が行われました。
【ワークショップ1】
「学年別:社会科を楽しく指導するポイント」
2学期からの社会科授業に役立つポイントや子供の力を高める工夫等について、学年別分科会で演習や模擬授業を行いながら、担当校長と参加者が共に授業づくりについて考えました。
令和元年8月20日 夏季研究会(新宿区立四谷小学校)2


課題別「社会科授業のポイント」
2学期からの社会科授業に役立つポイントや子供の力を高める工夫等について、課題別分科会で、都小社研OBの講師が演習や模擬授業を行いながら、指導・助言をしました。
1「主体的な学びを促す「つかむ」段階の学習」
講師 東京学芸大学非常勤講師 平山仁美先生(3年部会担当)
2「対話を生かしながら追究を深める「調べる」段階の学習」
講師 立正大学准教授 石橋昌雄先生(4年部会担当)
3「比較したり関連付けたりしながら、理解を深める「まとめる」段階の学習」
講師 学習院大学専任講師 久保田福美先生(5年部会担当)
4「学びを生かして社会への関わり方を考える「いかす」段階の学習
講師 総合初等教育研究所室長 梶井 貢先生(6年部会担当)