砺波市立出町中学校

変化 no.750

今日はもう5月1日
元日の能登半島地震から4ケ月が経ちました
その間に、道路を中心にインフラの復旧が急ピッチで進められ、住民の方々もそれぞれに未来へ向けて日々尽力しておられます
たまたま、家族の何人かが仕事の関係や、ボランティアで現地へ行ってお手伝いをしており、復興に向けて日々変化していく状況を聞きます
人間の強さやたくましさ、そしてやさしさを感じています

何が起こるか分からないこの世の中だからこそ、出中生にも冷静に物事を見て、判断し、行動できる力をつけてほしいと思っています
誰かの指示通りに動くとか、指示待ちではなく、自分で考え行動することを、意識してほしいのです

先週の第3学年の修学旅行では、実行委員会をはじめ班長、副班長、保健係、生活係として、一人一人が自覚し、意識し、考え、行動する場面がありました
京都市の班別学習では、インバウンドの影響で多くの観光客や修学旅行生で大混雑している京都市内で、臨機応変に状況に応じて学習を進める姿がありました
しおりに明記してある、修学旅行のテーマについて、事後学習でふりかえり、自分たちの未来へ活かします

修学旅行に参加しなかった人に、実際に修学旅行の3日間で学んだことを伝えることも、修学旅行のテーマにあるとわたしは思っています

「「挑戦・協力・感謝」そして、今の自分より一歩、進歩しよう!」
今一度、わたしはもちろん、3年生及び3学年担当教職員に修学旅行のテーマの意味を考えてほしいです


カレンダーをめくり、5月1日のスタートを切った今朝
その近くの掲示板に、本校校訓と今年度の重点目標、キーワード、そしてわたしの意識する言葉を明示してあることを確認します
校長室前の出中生や教職員向けの掲示板や、様々な式などでわたしが述べる話はアウトプットしているようでありながら、実は自分自身に向けて伝えている言葉でもあります
校長室内の掲示板も毎日目にしますから、自分自身が絶えず意識するための環境づくりです

校長室の机上のチューリップが昨日から徐々に花を開いています
昨日はずっとその姿を変えていないように見えましたが、今朝から目に見えて変化しています
植物もヒトも、変化していないようで変化しており、今の自分は昨日の自分とは違うのです
そして明日の自分も、今日の自分と違うはずです
どのように変化するかは、そのヒト次第かな
要は、どのように変化したいのかと考える、そのヒトの想いによるかもしれません
また、想いだけでなく、実際に行動することが重要です

今、校長室前の掲示板にあるのは、荒 了寛氏の言葉です
「思った通りにはならないが やった通りにはなる」

とにもかくにも、やってみよう
一歩、踏み出す
本気・根気・元気、そして、勇気


【校長室より】 2024-05-01 10:45 up! *

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