エキスパンション ジョイント早口言葉のようなものをご存知ですか。 来校した際、廊下や壁に 写真のようなステンレスが打たれているのを見ると思います。 これは北校舎と南校舎の接続部なのですが、 コンクリートなどでピッタリとつなげてしまうのではなく、 わざとすき間を空けておき、カバーで隠しているのです。 コンクリートや鉄は、温度差によって膨張したり収縮したりして、 ヒビが入りやすくなります。 そこで、わざとすき間を空けることで伸び縮みを受け止め、 校舎の破損をへらすのです。 また、地震の際にも揺れを分散させたり吸収したりできます。 なので、大きなビルや橋などにもよく使われています。 ただし、「すき間」なので経年劣化すると雨漏りしやすくなります。 築35年を超えた学校ですから、 ところどころで雨漏りも起こります。 休校期間中に業者の人に雨漏り防止の作業をやってもらい、 梅雨や台風シーズンに備えているところです。 |
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