7月5日(金)午後2時から、「第2回保護者会」を開催します。詳しくは、下の「学校からのお知らせ」をご確認ください。

全校朝礼

全校朝礼
校長先生のお話
『おはようございます。
先週行った、体育祭、本当に素晴らしい1日でした。
3年生の俺たちが「真中だ」というたくましさと、それを引き継ごうとする2年生。その先輩に憧れ、少しでも近づこうとする1年生。真中の伝統がさらに強固になったと強く感じました。ありがとうございました。
もう1つ3年生の素晴らしさを実感しましたので、お話しします。
 〜省略〜
さて、長くなりましたが、今日の本題にはいります。
今日は、「ナッジ」という言葉についてお話をしたいと思います。
先日新聞で「ナッジ(nudge)」という言葉があることを知りました。アメリカの行動経済学者が2008年に唱えた言葉。nudgeという英語を直訳すると「軽く肘でつつく」「そっと後押しする」という意味ですが、ここでは「強制ではなく、自発的に人がより良い選択、行動が取れるように促す手法」を指すそうです。
全国各地、全世界で新型コロナウイルスへの対応が行われている中、人々の「行動の変容」が必要となっています。そこで、このナッジという発想が、大変意義があり、日本では各自治体でも取り入れが試みられているようです。例えば、よくある公営施設の「石鹸で手を洗いましょう。」というトイレの看板。コロナ感染防止対策では必須ですが、これだけではなかなか「石鹸での手洗い」が浸透しないようです。そこで、言葉を変えて、「となりの人は、石鹸で手を洗っていますか。洗わない⇒口元を触る自分も人も、感染の恐れ!」と掲示すると、一気に石鹸の消費が増えたようです。これがナッジ!自発的な良い選択を、ちょっと後押しするんですね。「ダラダラせんと、勉強しなさい!」が、ナッジの手法を取り入れると・・・「コツコツ少しずつ勉強を積み上げると、あなたにも愛する人にも幸せが訪れます。」でしょうか。そして、コロナ感染拡大防止対策では、「○○を控えて、△△をしてください」よりも、「あなたの行動で、周囲の人の命が助かります。」のメッセージが効果的なようです。
さらに、こんなエッセーを読みました。コロナの拡大で、キャンセル続出の苦しい旅行や観光業界。国内旅行で、宿泊予定の旅館にキャンセルの電話をしたときのお話です。旅館の従業員の方が、キャンセルという嫌な電話にもかかわらず、電話相手の体調を気づかう言葉をかけ、丁寧な対応で「コロナが収束したら、また足を運んでください。」と。その切実な言葉に、断った相手は目頭が熱くなったようです。そして、「コロナが収束したら何をしよう」と考えたときに、真っ先に、あの旅館に電話をして予約を入れ、電話に出た従業員さんに直接会い、「こんにちは」と言いたい!とありました。
後押しするナッジ、ちょっとした心遣い、心が温まります。コロナコロナで疲弊した気持ちが、少し癒されました。前を向かせてくれる気遣いは本当にありがたいですね。
真中の生徒のみなさん全員が、このような温かさをもってくれていると信じています。』


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