節分節分は、「みんなが健康で幸せに過ごせますように」という意味をこめて、悪いものを追い出す日です。 「鬼は外、福はうち」と言いながら豆まきをします。 どうして2月3日なのか? 節分という言葉には、「季節を分ける」という意味があるのだそうです。 昔の日本では、春は1年のはじまりとされ、特に大切にされたようです。 そのため、春が始まる前の日、つまり冬と春を分ける日だけを節分と呼ぶようになたようです。 ちなみに暦の上で春が始まる日を「立春(りっしゅん)」(2月4日ごろ)と呼びます。 なぜ、鬼をやっつけるのかというと、昔は悪いものを「鬼」と呼んでいたようです。 鬼って聞いたら、どんな姿を思い浮かべますか? ツノの生えた、赤色や青色のこわ〜い姿を思い浮かべる人が多いのかもしれません。 実は、もともとは鬼の姿は決まってなかったのだそうです。 見えない悪いものを鬼と呼んでいて、いろんなお話を通じて、だんだんと今の姿になっていったのだそうです。 では、どうして豆をまくのでしょうか? 悪いもの(鬼)を追い払い、良いもの(福)を呼び込むために、豆まきをします。 鬼に炒った豆をぶつけて、悪いものを追い出すというイメージです。 ずーっと昔に、鬼を豆で退治したところから由来しているようです。 豆まきの豆、“大豆(だいず)”にはたくさんの栄養が含まれているから、鬼を追い出すパワーがいっぱいつまっているとか! どうして“炒った”豆なのかというと、炒った豆とは、つまり火を通した豆のこと。 悪いものを追い出すために使う豆…、もし火を通さずに、そのままの豆をまいて芽が出てしまったら大変! 芽が出て追い出したはずの悪いものが育たないように、炒った豆を使うそうです。 ちなみに…場所によっては落花生をまくところもあるのだそうです。 |
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