啓蟄啓蟄は二十四節気の3番目で、春を6つに分けたうちの3番目の節気。毎年3月5日〜3月20日頃にあたります。啓蟄の「啓」は「ひらく」、「蟄」は「土の中で冬ごもりする虫」という意味があります。 この頃は「啓蟄」の字が意味するとおり、冬眠していた生き物たちが長い眠りから覚め、活動を始める時期。雨が降るごとに気温が上がって日差しも少しずつ強まり、春が近づいていることを実感できるようになります。 また、冬の期間に害虫から守るために樹木の幹に巻かれていた菰(こも=わらで編んだ敷物)を外す「菰はずし」を啓蟄の行事にしている地域もあります。 |
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