12月21日(水)※ 今年最後の給食です。クリスマスを意識して、フライドチキンをメインにした献立を作りました。アメリカでは七面鳥、ドイツではがちょうを食べる伝統があるそうですが、日本では、ローストビーフやローストチキン、フライドチキンなどを食べますね。給食ではスパイスをきかせたフライドチキンを出します。スープには野菜たっぷりのミネストローネ、野菜は、ブロッコリーをゆでて付け合わせました。冬休み中も早寝早起き朝ごはんを忘れずに。 12月20日(火)※ 12月22日は冬至です。冬至には運を呼び込むために、名前に「ん」がつく食べ物を食べる地域があります。「ん」が「運」に通じるとして、縁起をかついでいます。なかでも、「ん」を2つ含む食べ物は、特に縁起がよいそうです。「ん」がつく食べ物を探してみてくださいね。魚はぎんだらを使い、ゆずみそをかけています。冬至白玉は、かぼちゃを白玉に練りこんで、お団子にし、あんこをかけたものです。冬至につきもののかぼちゃと、柚子湯に入れたりするゆずを献立に入れました。 12月19日(月)※ はたはたは、日本海側でよくとれる魚です。秋田県では11月ごろのちょうど雷がよくなる季節に収穫できることから、「かみなりうお」と呼ばれています。「はたはた」は、昔の言葉で雷を表していたそうです。給食では、じっくり油で揚げて骨ごと食べられるようにしました。骨まで食べると栄養もしっかりとれます。くだものは、柿です。今年はこれが最後です。疲れをとり、かぜを予防するビタミンCがたっぷり入っています。 12月16日(金)※ 選んでランチです。さつまいもと人参チーズのどちらの蒸しパンが人気だったでしょうか。どちらもおいしくできたので、しっかり食べてほしいです。スープスパゲッティやサラダには、たっぷりの野菜が入っています。サラダには、ほんの少しわさびの香りをきかせています。残さず食べてもらえると嬉しいです。くだものはみかんです。日本生まれのくだものです。包丁を使わなくても手でむいて手軽に食べられるので、最近は海外でも人気だそうです。 ※ 写真1枚目:さつまいも蒸しパン ※ 写真2枚目:人参チーズ蒸しパン 12月15日(木)※ わかめには、たっぷりの食物繊維とミネラルが含まれています。ヨウ素は、成長ホルモンに必要な栄養素です。また、カルシウムとマグネシウムは、骨や歯を作るのに必要な栄養素です。食物繊維は、おなかの調子を整えるほか、免疫力をアップし、病気を防ぐ効果があります。子供たちにしっかり食べてほしい食品です。給食では、大根と一緒にさっぱりしたサラダにしました。くだものは紅まどんなです。 12月14日(水)※ 「まち☆ベジ給食」です。町田で収穫できる、食品を使って給食を作ります。それを地産地消と言います。地域でとれたものを、地域で消費する(使う)ことです。町田で収穫したのは、お米、にんじん、こまつな、はくさい、ゆず、だいこん、ねぎ、牛乳です。ごはん、ゆず風味和え、飛鳥汁に入れました。町田でもいろいろな野菜がとれますね。新鮮なものを使うことができました。 12月13日(火)※ ご当地給食で、愛知県の献立を考えてみました。「ひきずり」というのは、鶏肉を使ったすき焼きのことです。すき焼きなべの上で肉をひきずるようにして食べたことから、呼ばれるようになりました。愛知県では、にわとりの飼育が盛んなので、鶏肉を使います。名古屋コーチンという種類の鶏肉が有名です。みそ田楽は、豆腐や里芋、こんにゃくなどに味噌を塗って焼いたものです。給食では、大根を軟らかく煮て、名古屋の赤みそを使って作りました。 12月9日(金)※ 学習発表会応援献立を作りました。旬のレンコンを入れて、シャキシャキした食感を楽しめるようなハンバーグ、青のりの風味たっぷりの粉ふき芋、バターの香りをきかせ、コーンやごまを入れた濃厚なみそスープを組み合わせました。牛乳のかわりの飲み物は、いちご味の飲むヨーグルトです。楽しんでもらえたらうれしいです。 12月8日(木)※ スタミナ納豆は、切り干し大根を戻して、しょうが、にんにく、豆板醤とともに炒めて味を調え、ひきわり納豆と合わせたものです。ひきわり納豆は、臼で大豆を砕き、皮を取り除いたあとに納豆菌を加えて発酵させたものです。最初から普通の納豆と作り方が違うそうです。納豆は、おなかの調子をよくし、免疫力を高める働きがあります。チキンチキンいもごぼうは、去年大人気だったので、今年も作りました。 12月7日(水)※ 魚のごまみそ焼きには、サバを使いました。サバには、EPAやDHAなど、血液をサラサラにし、病気を防ぐ効果を持つ成分がたっぷり含まれています。また、10月から2月ごろまでが、脂がのっておいしくなる旬の時期になります。給食ではごまみそだれをかけて出してました。ひじきと青大豆のサラダは、不足しがちな海藻や豆を使ったサラダです。味をよく含ませたので苦手な人も食べやすかったのではと思います。 12月6日(火)※ 野沢菜は、長野県野沢温泉村で作られていた野菜です。主に漬物にします。昨日の高菜漬けと並んで、日本三大漬物と呼ばれています。給食ではじゃこと炒めてごはんに混ぜました。ごぼうは、食物繊維がたっぷり入っていて、おなかの調子を整えたり、病気のもとになる体に害のあるものを洗い流してくれる働きがあります。油でじっくり揚げて、甘辛いタレをからめました。 12月5日(月)※ タイピーエンは、もともとは中華料理でしたが、熊本県で広まり、郷土料理になりました。具沢山の汁物のような料理です。豚肉、えび、いかを入れるので、それぞれのだしが出て、おいしくなりました。熊本でとれる高菜を使った高菜チャーハンを組み合わせました。高菜はからし菜の仲間で、生で食べるよりも漬物が有名です。炒めてごはんに入れるとコクが出て食べやすくなります。好き嫌いしないで食べてほしいです。 12月2日(金)※ 豆腐のグラタンは、野菜と魚のたらをトマトソースで煮て、豆腐を加えてチーズをのせて焼いたものです。さっぱりしたトマト味にチーズのコクと香ばしい味が加わりました。じゃがいもはシャキッとゆでて、ほかの野菜とともに、ごまいりのマヨネーズとドレッシングとあえました。くだものは、紅まどんなです。愛媛県で栽培される、酸っぱくないみかんのようなくだものです。ビタミンCがたっぷりとれて風邪を予防できます。 12月1日(木)※ マーボー大根丼は、マーボー豆腐の豆腐のかわりに大根を入れて丼にしたものです。大根は、12月から2月が旬の時期なので、今が一番おいしいです。大学芋は、さつまいもを素揚げにして、蜜を絡めてごまを振った料理です。大学生が好んで食べたことから名前が付きました。さつまいもは、収穫後に貯蔵し、余分な水分をとばし、甘みが増すようにします。10月から1月ごろが旬の季節です。 11月30日(水)※ ねぎは、これから春先までが旬の季節です。独特の強い香りの成分は、硫化アリルと言って、ビタミンB₁の働きを助けるほか、血行をよくし、疲れをとり、風邪を予防する効果があります。炒めたり煮たりすると、甘みが出てきます。給食では、チャーハンにたっぷり使いました。チンゲン菜は、白菜の仲間で、今が一番おいしい時期だそうです。スープに入れたので、シャキシャキ感を楽しめたと思います。 11月29日(火)※ 秋も終わりに近づき、冬がすぐそこですが、名残を惜しんで、秋野菜のカレーを作りました。いつものカレーに加えたのは、しめじ、さつまいも、れんこん、かぶです。サラダはバジルの香りがさわやかなバジルサラダにしました。季節の変わり目で体調を崩しやすい時期なので、おいしくて栄養たっぷりの野菜を食べて体調を整えましょう。 11月28日(月)※ 豆板醤は、中国の調味料で、そら豆を発酵させて唐辛子を入れたみその一種です。給食の「ピリ辛ツナじゃが」に入れて、ピリ辛味とうまみを足しました。小魚は、めひかりという種類の魚を使ってカラッと揚げています。めひかりは、1月〜2月に旬の時期を迎えるさっぱりした白身魚です。骨まで食べられます。よく噛んで食べるようにしましょう。 11月25日(金)※ パスタには、炒めたベーコンとたっぷりのトマトを使いました。トマトの酸っぱさが苦手な人もいるかもしれませんが、最後に牛乳や生クリームを加えたので、まろやかな味わいになったと思います。デザートは、スイートポテトです。2年生が育てて収穫したさつまいもを入れたので、ひと味違うおいしさになりました。秋から冬にかけての季節の味を味わってもらえたらと思います。 11月24日(木)※ 11月24日は、いい日本食の日です。かつおとこんぶでじっくりとっただし汁を料理に使いました。吹き寄せごはんは、色とりどりの落ち葉が風に舞って、寄せ集まったことから、いろいろな具を入れたごはんのことをいいます。魚は、まだらという魚を使いました。一つ一つ、人参で作ったもみじをのせました。汁物は、かぶをすりおろしたものを入れてすり流し汁にしました。旬の食材を使った料理を味わい、和食のよさをみんなで楽しみましょう。 11月22日(火)※ ラーメンは、とりがらや豚骨のほかに、煮干しやこんぶもいれてじっくりコトコト時間をかけて煮込んでスープを作りました。もやしをたっぷり入れてもやしラーメンにしました。中華風蒸しパンは、肉まん風の蒸しパンです。小麦粉やラードを入れた生地をカップに入れ、ひき肉と野菜をいためた具を間にはさんで蒸しました。「蒸す」というのは、沸騰したお湯の湯気で火を通すことです。楽しんでもらえたらうれしいです。 |
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