10月17日(火)※ ペスカトーレというのは、イタリア語で漁師という意味です。漁師がとった魚やシーフードをトマトソースで煮込んだのが始まりだそうです。給食では、いか、えび、あさりをトマトソースで絡めて濃厚な味わいにしました。サラダには、玄米を入れて、プチプチした食感を楽しめるようにしました。りんごケーキには、防災用のビスケットが入っています。ざくっと歯ごたえがあります。旬のりんごも入って甘酸っぱいケーキになりました。 10月16日(月)※ 「エスカベジェ」とは、スペイン料理で、食品を保存のために酢に付け込んだものです。きょうは、魚のたらを焼いて、酢を使ったソースをかけました。トマトシチューは、トマトたっぷりのシチューです。小麦粉を香ばしく炒めて、ルーを作りとろみをつけました。くだものはりんごです。クエン酸やリンゴ酸という成分が、胃腸の働きを良くし、殺菌作用などの効果を発揮します。旬の食べ物を楽しんでもらえたらと思います。 10月13日(金)その210月13日(金)※ 中華風蒸しパンは、蒸しパンの生地の間に、ひき肉と野菜を炒めたものを挟んで蒸したものです。肉まんに似ています。ほんのり甘い生地が中の具とよく合います。ラーメンにはもやしをたっぷり入れました。もやしは栄養がなさそうに見えますが、これから育っていく植物の芽になるものなので、ビタミンやミネラルが豊富です。特に、アスパラギン酸は、疲労回復やスタミナ増強に役立ちます。しっかり食べると、運動会などで思うように動けるようになります。 10月12日(木)※ しらすというのは、いろいろな魚の子供のことをいいますが、カタクチイワシであることがほとんどです。塩ゆでにして干して、しらす干しとして売られます。給食では、ごはんと一緒に炊き込み、梅干を混ぜました。魚はホキを使い、油で揚げてからバーベキューソースをかけています。利休汁は、千利休が好んだといわれるごまがたっぷり入った汁物です。 10月11日(水)※ チキンビーンズは、肉や豆などの材料をトマトで煮込んだポークビーンズの、豚肉の代わりに鶏肉を使った料理で、アメリカの代表的な家庭料理です。日本では大豆を使いますが、アメリカでは白いんげん豆を使うことが多いそうです。大豆が苦手な人もトマトの味で食べやすくなるそうです。パセリライスと一緒に食べられるように盛り付けました。和風サラダには、にんじん、キャベツ、小松菜、なすを入れました。好き嫌いしないで食べてほしいです。 10月10日(火)※ 目の愛護デー献立にしました。目にいいといわれる栄養を含んだ食べ物を使って献立を立てました。目にいいといえば、ブルーベリーが有名です。アントシアニンという紫色の色素は、目の周りの血流をよくし、疲れをとります。ぶどうを使ってゼリーを作り、また、ジョアはブルーベリーの味にしました。目の乾燥を防ぐ効果のあるレチノールは、緑黄色野菜の人参などに含まれ、目の疲れをとる赤い色素のアスタキサンチンは、鮭に含まれます。しっかり食べて、目に栄養をつけ、目をいたわってあげられるといいですね。 10月5日(木)※ 麻婆豆腐は、豆腐が柔らかく、とろみもついているので、スルッと食べられますが、丸飲みしないで食べてほしいです。ゆでたブロッコリーは、これからが旬の野菜です。花の部分を食べる野菜ですが、そこに味がよくしみていろいろな料理に使いやすいです。カリカリ大豆は、煎った大豆が硬いので、よく噛まないと食べにくい料理です。普段から、よく噛む習慣をつけましょう。 10月4日(水)※ きのこは、栽培技術が発達して、1年中買うことができますが、天然のきのこは、9月から11月ごろまでの秋が旬です。秋らしいカレーライスにするため、しめじ、えのきだけ、エリンギのきのこを入れました。低カロリーでビタミンやミネラル、食物繊維が豊富なので、しっかり食べてほしい食品です。サラダには、パリパリに油で揚げたごぼうをトッピングして香ばしさと食感を加えました。 10月3日(火)※ アスリートコラボ給食献立です。略して「アスこん!」という名前で給食を実施します。10月15日のパリ・オリンピックのマラソン日本代表選考レースに、町田市出身の大迫傑選手が出場するので、みんなで応援しましょう。ごはんは炭水化物がたっぷりとれて、持久力がつきます。さばは、たんぱく質が入っているので、筋肉痛を軽くします。サラダの梅は、クエン酸が含まれているので、疲れをとります。バランスのとれた食事は運動する上でも、とても大切なものだということがわかります。 10月2日(月)※ 去年、青森県のご当地給食で好評だったので、バラ焼きを作りました。ごはんにのせて、どんぶりにしたので、ごはんに豚肉の甘辛いたれがしみ込んで、おいしくなりました。汁物も、青森県の料理で、せんべい汁です。せんべい汁専用のせんべいを取り寄せたので、もちもちしておいしく煮えました。しらたきには、たっぷりの食物繊維が入っていて、おなかの調子を整えます。カルシウムや鉄分、カリウムも多いです。 9月29日(金)※ 9月29日は、中秋の名月なので、お月見献立を作りました。中秋の名月は、秋の豊作を祈願する日です。実る前の稲穂またはススキを飾り、芋を供えます。ススキは災いや病から作物や家を守ってくれる魔除けの力があると信じられてきました。芋は、里芋を皮付のまま蒸した「きぬかつぎ」を供えることがありますが、給食では、里芋を丸ごと油で揚げました。月見団子は、豊作を願い、感謝、健康、幸福を表したものです。きれいな月を見られるといいですね。 9月28日(木)※ 親子煮は、鶏肉と野菜を煮て、卵でとじたものです。にわとりと卵が親子なので親子煮といいます。ごはんといっしょに食べるとおいしいと思います。さっぱりとした のり酢あえにツナを入れてコクを加えています。小魚は、「にぎす」という魚を使いました。きすに似た魚で、5月と9月に旬を迎えます。小さいものをそろえ、骨ごと食べられるように唐揚げにしました。よく噛んで食べると、多くの効果が期待できます。 9月27日(水)※ 秋から冬に旬を迎える、さばを使って味噌煮を作りました。EPAやDHAなどの不飽和脂肪酸が多く、血液をサラサラになったり、肌がすべすべになったりするそうです。ごはんと一緒に食べると口の中でおいしい味わいに変化するので楽しめます。汁物は、きのこを入れたかきたま汁にしました。きのこに含まれる食物繊維はお腹の調子を整え、βグルカンという成分は免疫機能を高める効果があります。好き嫌いしないで食べると風邪などの感染症の予防になります。 9月26日(火)※ 豆腐のミートグラタンは、ひき肉と野菜を炒めてケチャップで煮たミートソースに豆腐を加え、チーズを載せて焼いたグラタンです。パセリライスと交互に食べるとよく合っておいしく食べられます。わかめと大根のサラダのわかめは、身体の成長を助けるヨウ素とカルシウムが含まれているので、しっかり食べてくださいね。くだものはみかんです。風邪を予防するビタミンCがたっぷり入っています。 9月25日(月)※ 食室で春巻きを作りました。肉や野菜を炒め、春雨を加えた具を包んで、油を塗って、焼きました。一つ一つ給食室で心を込めて包んだ手作りの味です。カリッとしておいしくできました。スープは、町田でとれた冬瓜を使ったスープです。冬瓜は、なじみがうすいかもしれませんが、だいこんのようなくせのない野菜です。煮ると透明になるので、見つけにくいですが、うまみをたっぷり吸い込んでいます。好き嫌いしないで食べると丈夫な体を作ることができます。 9月22日(金)※ お彼岸献立です。9月20日を彼岸入り、26日を彼岸明けといいます。秋分の日を中日といいます。お彼岸は、祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ日です。お墓参りをする人も多いです。お彼岸にはおはぎをお供えしたり、食べたりしますが、給食では、秋の味覚を使った献立にしました。秋においしい、さつまいも、ごぼう、にんじん、まいたけ、しめじ、大根を使いました。デザートは水ようかんです。給食室で手作りしました。 9月21日(木)※ 給食室で、手作りのコロッケを作りました。ひき肉と野菜は炒めて、じゃがいもは蒸してつぶし、ツナやコーンなどの具と合わせて丸め、パン粉をつけて油で揚げました。ソースをかけたので、そのままパンにはさんで食べてもおいしいと思います。ミネストローネは、たっぷりの野菜が入って、トマトのうまみがきいているスープです。野菜の栄養をしっかりとりましょう。くだものはぶどうです。目にいいポリフェノールが含まれています。 9月20日(水)※ おろし豚丼は、だいこんをおろしたものと豚肉を炒めたものを合わせて、味をつけた丼ぶり料理です。ほかの小学校で出されていた料理を教えてもらい、出すことになりました。具だくさんの味噌汁と交互に食べるとおいしいです。カリカリ大豆は、いつもの味です。硬いので、よく噛まないと食べられないおかずです。 9月19日(火)※ ご当地料理として、大阪の料理を出します。安土桃山時代に千利休が茶会で菓子職人に作らせた「麩の焼き」がお好み焼きの起源だそうです。小麦粉を水で溶いて鍋で薄焼きにして山椒入りの味噌を挟んだ菓子です。そこから長い間に変化して、野菜、肉、海産物などを載せるようになり、大阪の名物となったのです。また、大阪では、肉吸いといって、肉うどんのうどんなしを出すお店があるそうです。給食では、普通の肉うどんにしました。楽しんで食べてもらえると嬉しいです。 |
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