最新更新日:2024/06/07
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学校教育目標  自ら考え 心豊かにたくましく生きる 子どもの育成

10/30 朝の集い(校長先生のお話2)

 さて、今日は、ある未来の国の物語を紹介します。この国では、子どもが生まれると親から離されて、子どもの国で育てられます。子どもの国には、親の代わりをする子育てロボットがいるのです。ロボットに子どもを預けた親たちは、子育ての心配をすることなく、仕事を頑張れるのです。もし、子どもに会いたくなったら、子どもの国に電話をかけると、テレビ電話で子どもの様子を見たり話したりすることもできます。
ある時、双子が生まれ、タロウとジロウと名付けられました。二人は、すぐに子どもの国に預けられ、子育てロボット1号と2号がお世話をすることになりました。ところが、この二つのロボットは、性格が真反対でした。
 ある日、子どもの様子を知ろうと、お母さんが子どもの国に電話をかけました。初めに映ったのはタロウの部屋でした。タロウが粘土遊びに飽きてしまった顔をすると、1号がすぐに飛んできて、タロウの手を消毒して、お菓子とミルクを渡しました。そして、タロウが食べている間に、使っていた粘土を片付け、次の遊びの準備をするのです。タロウは、おやつを食べ終わると、1号が用意してくれたボールで楽しそうに遊び始めました。
 次はジロウの部屋です。ちょうど遊び終わったジロウが積み木を片付けているところです。箱の中にポンポンと投げ入れていくと、全部の積み木が入り切りません。すると、2号はもう一度ていねいにやり直すように言いました。ジロウは、また一つ一つ苦労しながら片付け始めますが、2号は少しも手伝わず、じっと見ているだけです。ジロウは、3回目にやっときれいに片付けることができました。そのため、おやつの時間も遅くなりましたが、お菓子もミルクもテーブルの上に並んでいません。ジロウは、手洗いを済ませると、自分でおやつを用意して食べ始めました。
 この様子を見たお母さんは、タロウとジロウのあまりの違いに驚いて、子どもの国の王様にこのことを訴えました。すると、王様はとても怒って、片方のロボットを分解するように言いました。さて、ここでみなさんにクイズを出します。1号と2号、どちらが分解されたと思いますか。・・・

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