2月20日の給食ごはん とり肉とコーンのあげ煮 こんぶ和え はるか 冬から春にかけて、色々な柑橘類(オレンジの仲間たち)が旬を迎えます。柑橘類は種があったり、皮をむかなくてはいけなかったり、味はとてもおいしいのに、食べるのに少し手間がかかるせいで残菜が多くなりがちです。見た目は同じように見えても、種類によって味に特徴があり、奥が深いのが魅力の柑橘類。そんな柑橘類を、子供たちにもっと興味を持って、味わって食べてもらいたい、そんな気持ちで毎年献立に取り入れています。 そんな今日は、「はるか」を取り入れました。2月の前半には、あえて名前の似ている「はるみ」を提供しました。「はるみ」は、皮がオレンジ色で手で剥きやすく、濃い味と甘さが特徴です。一方今日の「はるか」は、皮は鮮やかなレモンイエローで、一見「すっぱそう」「薄皮が苦そう」という印象を受けます。しかし、これが意外にも酸味はほとんど無く、爽やかな甘みがあり、薄皮は硬めではあるものの、苦味はありません。食わず嫌いで終わらせてほしくない、そんな気持ちから、児童に「一口食べてみて!」と声かけをしました。個人的には、今日のような温かい日にぴったりの味だったと思います。心配していましたが、結果的にほとんどのクラスでよく食べてきてくれました。 ある先生が、「給食で色々な柑橘を食べ比べたおかげで、自分のお気に入りが見つかった」と教えてくれました。児童にも、給食を通してぜひお気に入りの旬の果物を見つけてもらいたいと思っています。 |
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