1月24日の給食豚丼 ワンタンスープ 甘平(かんぺい) 今日は、今の季節イチオシの果物「甘平(かんぺい)」を献立に取り入れました。 甘平は愛媛県で生まれた柑橘類で、ポンカンの仲間ですが種はほとんど無く、とにかく甘みが強いのが特徴です。わたしが甘平に出会ったのは7年くらい前になりますが、その甘さにとても感動したのを覚えています。 冬から春にかけて色々な柑橘類が旬を迎えますが、見た目は似ていてもそれぞれに違ったおいしさがあるので、ぜひそんな味の違いを児童の皆さんに知ってもらいたいと思い3学期は複数の柑橘類を献立に取り入れていきます。 1月23日の給食タコライス風混ぜごはん シュガービーンズ ABCパスタスープ 今日は、人気の副菜のひとつ「シュガービーンズ」を作りました。 シュガービーンズは、炒り大豆の周りに砂糖衣をまとわせた料理です。作り方はシンプルで、砂糖と水を合わせて煮詰めたシロップに炒り大豆を加えてよくかき混ぜるのですが、そのときの温度が重要になります。温度が低いとただのベタベタした炒り大豆になってしまうので、温度計でシロップの温度を計りながらよーく加熱し、ポイントとなる温度になったところで大豆を加えてグルグル混ぜます。このときに結構力が必要なので、いつも調理員さんががんばってくれています。 料理は化学といいますが、この姿を変える砂糖はいつ見ても面白い光景です。 今日は特に食べやすい組み合わせの献立だったこともあり、皆さんとてもよく食べてきてくれました。 1月20日の給食秋田県産萌みのりのごはん 肉豆腐 磯香和え いちご(やよい姫) 今日は、秋田県産萌みのり(もえみのり)を使ってごはんを炊きました。萌みのりは、味の良さと育てやすさを追求して開発されたお米で、古くから栽培されているほかの種類のお米の稲よりも丈が短く、風や雨などの被害を受けにくいのが特徴です。また、苗を作らずに種をそのまま田んぼにまく「直播(じかまき)」をしても芽が一斉に萌え出て、秋にはたくさんのお米が実ることから「萌みのり」と名付けられたそうです。 粒が大きく、適度な粘りはあるもののベタつきにくいので白いごはんはもちろん混ぜご飯にも向いているそうです。 そして今日の果物は、群馬県産のいちご「やよい姫」でした。やよい姫は甘みが豊かで酸味が弱くまろやかな味が特徴です。 白いごはんの献立でしたが、今日も皆さんよく食べてきてくれました。 1月19日の給食クッパ とりの照り焼き 韓国風わかめサラダ 町田産ゆずゼリー 今日は、鶴間公園の落ち葉から土を作り有機野菜を育てている、なないろ畑の大根と人参を使ってクッパのスープを作りました。寒さの厳しい今の時季に育ったとは思えない程みずみずしい大根と人参で、下処理もスムーズに行えました。(この時季の根菜は、寒さを耐えたためかしばしばとても硬い物があり、皮剥きをするときや包丁で切るときに手が痛くなることもあるのです。) クッパは韓国料理のひとつで、ごはんをスープに入れて食べる身体が温まるメニューです。皆さんごはんをスープに入れながら上手に食べてくれました。 そして、今日はデザートに町田産のゆず果汁を使用したゆずゼリーを提供しました。町田食育推進キャラクター「まち☆べジーズ」が描かれたパッケージがかわいらしく、ゆずのすっきりとした香りが好評でした。 1月18日の給食岩手県産金色の風のごはん ポテトのみそバター煮 元気サラダ りんご 今日は、岩手県の金色の風(こんじきのかぜ)というお米を使ってごはんを炊きました。 金色の風は、2000種類ものお米の遺伝子を掛け合わせ、食味検査を何度も繰り返してついに誕生した、岩手が誇る究極のお米といわれています。 粒の柔らかさと粘りのバランスが良く、ふっくらとして余韻の残る甘さが特徴なのだとか。そんな今日のごはんは、たしかにふんわりとして、柔らかいのにベタつかない、新感覚の印象でした。ツヤツヤとして粒感もしっかりあり、噛むと甘く、寿司飯にしてもおいしそうなお米だなと感じました。 次回は、秋田県産萌みのりを使用する予定です。引き続き給食を通して皆さんに日本の様々なお米を味わってもらえればと思います。 1月17日の給食きなこあげパン バジルドレッシングサラダ ポトフ 今日は、寒い時期にぴったりの温かいポトフを作りました。ポトフはフランスの家庭料理で、かたまりの肉や野菜、香辛料を長時間煮込んだものです。冬に採れる野菜は根菜などのかためな物が多いですが、その分じっくりコトコト煮込むことで甘みが増しておいしくなるので、ポトフには持ってこいです。今回は今が旬のかぶを加えたので、かぶの甘みがスープに溶け出して深みのある味に仕上がりました。 人気のきなこあげパンの献立に、朝から子どもたちの喜ぶ声がたくさん聞こえ、笑顔が溢れる1日でした。今日も皆さんよく食べてくれました。 1月16日の給食熊本県産もりのくまさんのごはん さばのみそ煮 からし和え 沢煮碗 みかん 今日は、12月の新米フェアで使用予定だった熊本県産「もりのくまさん」がようやく手に入ったので炊いてみました。 もりのくまさんは熊本県で開発された品種で、もっちりとして弾力のある粒と、甘みのある味が特徴です。炊き上がったごはんは白くツヤがあり、程良いもちもち感が子供たちにも人気だったようで、どのクラスもよく食べてきてくれました。甘辛いさばのみそ煮との相性もピッタリだったと思います。 今日のようなこっくりとした煮魚や、だしの効いた汁物など、白いごはんとおかずがお互いを引き立て合っている給食を食べると、やはり和食は良いなぁと感じます。そう感じてくれる児童がひとりでも増えるように、今後も全力で給食作りをしていきたいと思います。 1月13日の給食カレーライス フレンチサラダ はれひめ 今日は、はれひめという果物を献立に取り入れました。 はれひめは、みかんとオレンジのいいとこどりと呼ばれる柑橘類で、みかんのような甘さと食べやすさ、オレンジのような香りが特徴です。12月から1月にかけて市場に出回りますが、まだあまり多くは生産されていない新しい品種なので給食でも今回がはじめての登場でした。 見た目は少し小さめのオレンジといった感じで、爽やかな香りがとても印象的でした。実がとてもジューシーで、甘みもちょうど良く、「今日のみかんおいしいね」と言ってくれた1年生がいました。 3学期は、今が旬の色々な柑橘類を献立に取り入れています。楽しみにしていてください☆ 1月12日の給食若草ぞうすい ぶりの照り焼き 白菜のゆず和え 白玉あずき 今日からいよいよ3学期の給食がスタートです。1月最初ということで、今日は新年のお祝いを意識した献立にしました。 ぶりは出世魚と呼ばれ、成長とともに名前が変わる魚です。その様子が、会社などでだんだんと役職が上がって偉くなる、つまり出世することを連想させるため、縁起のよい魚としておめでたい席で食べられるようになったそうです。 ゆずやあずきは、悪いものから身を守り、1年を健康に過ごせるといわれています。 若草ぞうすいには、七草がゆにも使われる「せり」「すずな」「すずしろ」を加えました。「すずな」とはかぶ、「すずしろ」は大根のことです。知っていましたか? 2023年も、鶴間小の皆さんが健康で色々な分野で活躍してくれることを願い、給食室一同、安全安心でおいしい給食を提供していきたいと思います。 12月22日の給食パインパン フライドチキン ハニーサラダ ミネストローネ 2学期の給食もついに今日が最終日でした。毎学期、給食最後の日は、今学期色々なことを頑張った子供たちにお疲れ様の気持ちを込めて、できるだけみなさんが楽しみになるような、ワクワクするような献立を取り入れるようにしています。今回は、特製のフライドチキンにしました。いつもより大きいお肉に、展示食を見た児童からは歓声が上がっていました。教室でも多くの児童の笑顔を見ることができ、嬉しい気持ちで2学期の給食を締めくくることができました。 皆さんどうか素敵な冬休みをお過ごしください。3学期もまた給食室みんなで力を合わせてがんばります☆ 12月21日の給食ほうとう いかの塩麹焼き 野菜のゆず和え みかん 明日12月22日は、1年の中で一番昼が短く、夜が長くなる冬至の日です。冬至には、かぼちゃを食べてゆず湯に入ると風邪をひかず健康に過ごせるといわれています。 そこで今日は、1日早いですがかぼちゃとゆずを使った冬至メニューにしました。ほうとうは、山梨県の郷土料理で、うどんよりも太くて平たい麺をみそ味に煮込んだ料理です。かぼちゃや根菜などを入れることが多く、今日の給食でもかぼちゃや農家の佐藤さんの大根や人参を使いました。ゆず和えは、町田産ゆず果汁を使って香り良く仕上げました。 ボリュームたっぷりのほうとうでしたが、みなさんとてもよく食べてくれました。鶴間小のみなさんが元気に年末年始を過ごせますように☆ 12月20日の給食キムチチャーハン はるさめスープ 白玉ポンチ 今日はキムチチャーハンを作りました。給食で使用しているキムチは辛さと酸味が控えめで、児童が食べやすい味のものを使用しています。豚肉とキムチと野菜を炒め、野菜から出てきたエキスはごはんを炊くときに加えています。大量調理のチャーハンやピラフは具とごはんを別々に作り、最後に両方を混ぜ合わせて仕上げるのですが、ごはんを炊くときに油分を加えることでパラパラの仕上がりになります。チャーハンやピラフはいつも大人気なので、今日もみなさんとてもよく食べてきてくれました。 12月19日の給食熊本県産にこまるの新米ごはん 豆腐のカレー煮 ひじきと野菜のサラダ いちご 新米フェア最後の今日は、熊本県産「にこまる」を使用しました。本来今日は熊本県産「もりのくまさん」という銘柄のお米を使うはずでしたが、業者さんにて欠品とのことで「にこまる」に変更になりました。 「にこまる」は、わたしたちの住む関東ではあまり馴染みの無いお米ですが、九州のブランド米として西日本で広く食べられているお米です。地球温暖化によるお米の品質の低下を見越して九州で開発された暑さに強い銘柄で、そのキャッチコピーは「おいしくて、笑顔こぼれる、幸せのにこまる」とのこと。粒が丸くて大きく、炊き上がりはふっくら・もちもち、甘みがある味が特徴です。給食では大きな釜でごはんを炊くため、炊き上がったごはんを食缶に入れる際にモチモチ感が強いお米だと作業がしにくいのですが、今日の「にこまる」はモチモチ感がありながらも粒がしっかりとしていてベタつかず、食べた感じも甘くて舌触りがよく、おいしいお米でした。今回の新米フェアは児童になかなか好評だったので、これからも鶴間小では色々な銘柄のお米を積極的に使っていきたいと思います。日本のお米のおいしさ、白いごはんの味わい方を児童に伝えていきたいです。 12月16日の給食まち☆ベジの新米ごはん 魚の西京焼き 梅じょうゆ和え まち☆ベジのみそ汁 町田市立小学校では、毎年夏と冬の2回、全校で一斉にまち☆ベジを使用する「まち☆ベジ給食の日」の取り組みを行っています。(日にちは各校によって異なりますが、今年度は7月と12月の2回、各校で設定した日に行いました。) 今日は、鶴間小も「まち☆ベジ給食の日」でした。きのうに引き続き今日も南地域で野菜を育てていらっしゃる農家の佐藤さんが、新鮮な大根、白菜、長ねぎを納品してくださり、それらを使って「まち☆ベジのみそ汁」を作りました。全ての野菜がみずみずしくシャキッとしており、とてもおいしいみそ汁が出来上がりました。 そして、今日はお米も町田産の新米を使用しました。キヌヒカリという種類のお米で、絹のように白く艶やかで、粘りが強すぎず、さっぱりとして食べやすいのが特徴です。その評判どおり、炊き上がったごはんは真っ白に輝いていて、程よい粒感でおかずに合うお米でした。魚の西京焼きと相性ピッタリで、「ごはんと一緒に食べたらおいしい!」と言ってくれた2年生がいました。 まち☆ベジ給食の日のほかにも、この冬はまだまだ佐藤さんの町田産野菜を使用していきます。 12月15日の給食わかめごはん 町田産大根のそぼろ煮 ごぼうチップス みかん 今日は、いつもまち☆ベジの野菜を納品してくださる町田市内南地区の農家の佐藤さんが、新鮮でみずみずしい大根をたくさん届けてくださいました。また、鶴間公園の落ち葉から土を作り、有機野菜を育てているなないろ畑の小松菜も使用して、まさに地産地消の「大根のそぼろ煮」を作りました。 実は先週、佐藤さんの畑に伺ったのですが、畑ですくすく育っていたあの大根が、こうしておいしい給食になり、児童が食べている姿を見て、なんだか嬉しい気持ちになりました。鶴間小からは少し距離があるのですが、いつか児童にも佐藤さんが野菜を育てている様子を見てもらえたらと思いました。そして今日の午後は、6年生が鶴間公園に落ち葉を集めに行きました。今回集めた落ち葉を利用して、本校でもなないろ畑のように土作りを始めます。いつかその土を使って、野菜などを育てられると良いですね! 12月14日の給食福井県産いちほまれの新米ごはん 豆腐のうま煮 こんにゃくサラダ 紅マドンナ 新米フェア5回目の今日は、福井県産いちほまれの新米を使ってごはんを炊きました。関東に住んでいると、福井県のお米?という印象を受ける人もいるかもしれませんが、実は日本が誇るおいしいお米「コシヒカリ」は、今から70年程前福井県の研究所で誕生しました。そのため、福井県はコシヒカリ発祥の地とも呼ばれています。しかし、コシヒカリは当時の福井県の農家の栽培方法にあまり合った品種ではなく、福井県ではあまり作られることがなかったそうです。 そんな福井県が、コシヒカリを超えるお米を作ろう!と研究し、開発したのが今日使用した「いちほまれ」です。絹のような白さとツヤ、そして粘り・柔らかさ・粒の存在感・甘みのバランスがずば抜けて良いといわれています。実際に炊いてみたごはんは、白さが際立ち、さらっとしていてベタつかず、給食の大量調理にも向いている印象でした。しっかりとした粒感があり、とても食べやすい、何にでも合うお米だと思いました。 今回、新米フェアを行う中で、それぞれのお米の特徴の違いや、お米にも人それぞれ好みがあることがよくわかり、とても興味深いです。中にはお気に入りのお米を見つけた児童もいるようで、児童に日本のお米への関心を持ってもらえたことがとても嬉しく思います。 最後になりましたが、今日は愛媛県産紅マドンナという柑橘を取り入れました。紅マドンナはまさに今が食べごろの果物で、ゼリーのようにプルプルの実と、爽やかな香り、はじける甘さが特徴です。種が少なく皮も薄いので、低学年の児童にも食べやすい柑橘かと思います。季節限定の味、とてもおいしかったです。 12月13日の給食千葉県産多古米の新米ごはん 魚のコーンマヨネーズ焼き おかか和え ビーフンスープ 新米フェア4回目の今日は、幻の米とも評される千葉県多古町産のこしひかり、通称「多古米」が登場しました。多古米は、古くは江戸時代からそのおいしさが知られており、「おかずがいらない米」ともいわれています。千葉県香取郡多古町は、もともと湖の多い地域で、湖に蓄積された有機物が米のおいしさに関係しているのだとか。風味豊かで甘みが強く、粘り気があって冷めてもおいしいのが特徴です。生産地限定米のため、なかなか市場に出回らず、「幻の米」と呼ばれています。 今日炊き上がったお米は、いつもよりもちもちしていて、うっすらとクリーム色をしている印象でした。調理員さんが、お米を炊く時の香りがほかのお米とは違ったと教えてくれました。白いごはんでしたが、今日も皆さんよく食べてくれました。お米の食べ比べが児童にも職員にも好評で、たくさん声をかけてもらえるのが嬉しい日々です。 12月12日の給食焼きとりどん 町田産ゆずのポン酢和え わかめのみそ汁 今日は、旬のねぎをたっぷり使って焼きとりどんを作りました。焼いたねぎととり肉が甘辛いタレとよく合って、とてもおいしく仕上がりました。このメニューはたくさんの長ねぎを使いますが、焼くことでカサが減り、ねぎの甘みが引き出されるので、ふだんねぎが苦手な人にも食べてもらいたい一品です。 そして、今日は副菜に、町田産ゆず果汁を使用して作った自家製ポン酢を使いました。フルーティーで爽やかな香りが、ボイルした野菜の味を引き立てていました。 12月は、鶴間小の近くでとれた新鮮な野菜をたくさん使っています。町田市産のキャベツと人参はポン酢和えに、なないろ畑の有機栽培の大根はみそ汁に入れました。今が旬のおいしい野菜たちです。 12月9日の給食カレーライス 町田産キャベツのコールスロー りんご(ふじ) 今日は、町田で採れた新鮮なキャベツと人参を使って、コールスローを作りました。 コールスローは、ヨーロッパが発祥のキャベツの千切りサラダで、オランダ語の「コールスラ」が語源になったと言われています。 冬採れのキャベツでしたが、硬すぎず、茎もシャキシャキとしていておいしかったです。大人気のカレーの献立だったこともあり、皆さんとてもよく食べてくれました。 12月8日の給食ココアパン ポークビーンズ 町田産ブロッコリーサラダ ヨーグルト 今日は、町田市でとれたブロッコリーを使ってサラダを作りました。 ブロッコリーは今が旬の野菜で、スーパーなどでも国産の新鮮なブロッコリーが安く手に入るようになりましたが、今朝届いた町田市産のブロッコリーはとても大きく立派で、今まで見た中で一番のビッグサイズだったように思います。 たくさんの量がありましたが、給食室のみんなで協力して下処理を行いました。下茹でした状態のブロッコリーを少し味見しましたが、甘みがあって茎も柔らかく、とてもおいしかったです。 ブロッコリーは茹でてもあまりカサが減らないのでいつもよりボリュームのあるサラダに仕上がりましたが、マヨネーズドレッシングとの相性が良く見た目もきれいで児童の皆さんもよく食べてきてくれました。 |
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