11月1日の給食古代米ごはん まっくうのり 魚のごま焼き ひじきと大豆の煮物 きのこと山菜のスープ 今日は、東京文化財ウィーク2023に合わせ、縄文献立(まっくう給食)を実施しました。 町田市には約23,000年前の旧石器時代から近代までの遺跡が約1,000ヶ所あります。特に縄文時代の遺跡が多く、貴重な遺物なども出土しています。そのひとつが田端東遺跡(小山町)で発見された、町田市指定有形文化財「中空土偶頭部(ちゅうくうどぐうとうぶ)」です。そして、「まちだ」で発見された「中空土偶(ちゅうくうどぐう)」をモデルにして出来たキャラクターが「まっくう」です。 町田市立小学校では、子供たちに町田の文化財を知ってもらうきっかけとしてこの「まっくう」とコラボした「まっくう給食」を年に一度取り入れています。 縄文時代の人たちは、主に植物を採ったり、魚をとったり、狩をして得たものを食べていたそうで、特に重要だったのは木の実や種実、山菜、きのこなど、そして魚や海草もよく食べていたといわれています。 そして縄文時代の終わりには、稲作が始まった地域もあり、当時のお米は今のような白いお米ではなく、赤米や黒米に似た品種だったそうです。 そんな背景を踏まえ、今日は赤米と黒米を使った「古代米ごはん」、魚にごま(種実)をつけた「魚のごま焼き」、ひじき(海草)を使った煮物、山菜やきのこを入れたスープを作ってみました。プラスして、「まっくう」のイラストと説明が書いてある味付けのりも添えました。 まっくう給食をきっかけとして、子供たちが少しでも町田の文化財や縄文時代のことに興味をもってくれたら嬉しいです。 東京文化財ウィーク2023では、文化の日を中心に、都内の様々な区市町村で企画が実施されます。今週は、普段公開されていない貴重な文化財が特別公開されているところもあるそうなので、ぜひ足を運んでみてください。 |
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