11月10日の給食

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牛乳
ごはん
スンドゥブ
いかの塩こうじ焼き
華風漬け

 塩こうじは、米麹に塩と水を加えて発酵させた日本の伝統的な調味料のひとつです。ただの塩に比べて塩味がまろやかで、ほんのりと甘みがあります。加えて、塩こうじの最大の特徴は、たんぱく質を分解する酵素が肉や魚を柔らかくする点です。
 今日は、いかを塩こうじで漬け込み焼きました。給食では、子供たちの噛む力を育むためにあえて噛みごたえのあるイカなどを取り入れていますが、塩こうじのおかげで程よくやわらかくなり、食べやすかったと思います。お昼前、給食室からは、いかの焼ける良いにおいがしていました。

11月9日の給食

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牛乳
ハヤシライス
ハニーマスタードサラダ
まぼろしのりんご
(ぐんま名月)

 今日は、幻のりんご第二弾、群馬生まれの「ぐんま名月」というりんごを使用しました。
 ぐんま名月は、日本で一番多く栽培されているりんご「ふじ」と、群馬県のオリジナル品種「あかぎ」を掛け合わせて生まれた品種です。蜜が入りやすく、甘みが抜群に強いのが特徴の、とてもおいしいりんごです。
 皮が黄色く、陽がよく当たった部分は赤く色付きますが、そのまばらな色のせいで当初は人気が出ず、あまり市場に出回りませんでした。しかし、ここ数年でその甘さ、味のおいしさが評判になり、最近ではスーパーなどでも取り扱われていたりします。つまり、もともとは幻のりんごだったのですが、最近は少しずつ手に入りやすくなってきた品種でもあります。
 わたしは果物が好きで、色々な品種を食べ比べるのが趣味なのですが、4年前にこのぐんま名月を初めて食べ「こんなにも甘いりんごがあるのか!」と衝撃を受けました。当時から、いつか子供たちにも食べてもらいたいと思っていたので、昨年・今年と提供ができて嬉しく思っています。
 今の時季は、日本各地の色々なりんごが味わえるので、食べくらべてお気に入りのりんごを探すのも楽しいですよ(品種によって、味や香が結構違います)。これからも給食を通して、日本の旬の果物のおいしさを子供たちに伝えていければと思っています。

11月8日の給食

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牛乳
ごはん
ごま塩
魚の西京焼き
ポン酢和え
すまし汁

 今日は、さわらを使って西京焼きを作りましま。毎回、「さいきょう焼き」という響きを聞いて盛り上がる子供たち。自分も子供の頃はそうでしたが、子供たちにとっての「さいきょう」といえば、もちろん「最強!!」です。ということで、今日のお昼のおたよりと放送では、「西京焼き」の名前の由来について取り上げました。西京は、西の都「京都」を意味し、「西京みそ」とは京都の白みそであること、「西京焼き」は、西京みそを使って味付けをした焼き物であることなどです。日本語の面白さについても感じることのできる給食の時間でした。

11月7日の給食

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牛乳
ごはん
家常豆腐(ジャーチャンとうふ)
バンサンスー
幻のりんご(高徳)

 今日は、長野県産の高徳(こうとく)というりんごを使用しました。
 高徳は、抜群の味でありながらも、実が小ぶりでなかなかサイズが大きくならないこと、色付きがまばらで見た目が良くないことなどからなかなか市場に出回らず、生産する農家が減り、一時は消滅の危機にありました。
 そんな中、ネットショッピング等で農家直送の「お取り寄せ」が活発になり、少しずつ「高徳」のおいしさが世に知られるようになりました。まだまだ普通のスーパーなどでは目にする機会が少ない品種ですが、そのフルーティーな香りととろけるような甘さ、たくさん入った蜜は、幻のりんご「高徳」ならではです。
 季節限定のイチオシフルーツ、子供たちに味わってもらうことができて良かったです。

11月6日の給食

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牛乳
ごはん
塩肉じゃが
焼きししゃも
おかかこんぶ和え

 11月に入ったというのに、日中は暑い日が続いていますね。特に今日は湿度が高く、ムシムシとした1日でした。
 そんな今日は、塩肉じゃががメインの献立でした。塩肉じゃがは、醤油の代わりに塩をメインで味付けした肉じゃがで、仕上げにバターを加えてコクと香りを出します。普通の肉じゃがよりもあっさりとしていて、煮汁の色も薄いので、食材の味や色を活かせるのが特徴です。今日も彩りよく仕上がり、暑い日ではありましたが皆さんよく食べてくれました。
 そして今日のおかか昆布和えには、今シーズン初めて町田産のキャベツを使用しました。ずっしりとした大玉で新鮮なキャベツでした。今月は旬のまち☆ベジをどんどん使用していく予定ですが、この暑さが冬野菜の収穫に影響を与えるのではないかと少し心配しています。

11月2日の給食

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牛乳
きなこあげパン
こんにゃくサラダ
ABCパスタスープ

 今日は、人気メニューの揚げパンを作りました。揚げパンは、今から60年ほど前、東京都の大田区で生まれたメニューです。当時は、給食で出たパンをお休みした子のおうちに届けてあげるという習慣がありました。ただ、時間が経ったパンは乾燥して固くなってしまい、あまりおいしくなかったそうです。そんなとき、大田区の学校の調理員さんが、「時間が経ってもおいしくパンを食べてもらいたい」という気持ちから、コッペパンを揚げて砂糖をまぶすというアイディアを思いついたそうです。
 好きな給食ランキングで必ず上位になる人気メニュー「揚げパン」、いつかのテレビ番組では、親世代、子供世代どちらにも共通して人気な給食メニューとして紹介されていました。本日の給食試食会でも、「懐かしい」とご感想をくださった方が何名かいました。食生活が変わっていく中で、60年以上もの間愛されるメニューだなんて凄いですね。お忙しい中試食会にご参加くださった保護者の皆様、ありがとうございました。

11月1日の給食

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牛乳
古代米ごはん
まっくうのり
魚のごま焼き
ひじきと大豆の煮物
きのこと山菜のスープ

 今日は、東京文化財ウィーク2023に合わせ、縄文献立(まっくう給食)を実施しました。
 町田市には約23,000年前の旧石器時代から近代までの遺跡が約1,000ヶ所あります。特に縄文時代の遺跡が多く、貴重な遺物なども出土しています。そのひとつが田端東遺跡(小山町)で発見された、町田市指定有形文化財「中空土偶頭部(ちゅうくうどぐうとうぶ)」です。そして、「まちだ」で発見された「中空土偶(ちゅうくうどぐう)」をモデルにして出来たキャラクターが「まっくう」です。
 町田市立小学校では、子供たちに町田の文化財を知ってもらうきっかけとしてこの「まっくう」とコラボした「まっくう給食」を年に一度取り入れています。
 縄文時代の人たちは、主に植物を採ったり、魚をとったり、狩をして得たものを食べていたそうで、特に重要だったのは木の実や種実、山菜、きのこなど、そして魚や海草もよく食べていたといわれています。
 そして縄文時代の終わりには、稲作が始まった地域もあり、当時のお米は今のような白いお米ではなく、赤米や黒米に似た品種だったそうです。
 そんな背景を踏まえ、今日は赤米と黒米を使った「古代米ごはん」、魚にごま(種実)をつけた「魚のごま焼き」、ひじき(海草)を使った煮物、山菜やきのこを入れたスープを作ってみました。プラスして、「まっくう」のイラストと説明が書いてある味付けのりも添えました。
 まっくう給食をきっかけとして、子供たちが少しでも町田の文化財や縄文時代のことに興味をもってくれたら嬉しいです。
 東京文化財ウィーク2023では、文化の日を中心に、都内の様々な区市町村で企画が実施されます。今週は、普段公開されていない貴重な文化財が特別公開されているところもあるそうなので、ぜひ足を運んでみてください。

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