今年度最後のアイヌ語学習

画像1
画像2
画像3
 今年度最後のアイヌ語学習が行われました。導入は,いつもの通り「からだの歌」「幸せなら手を叩こう」「森のくまさん」を歌い,その後,今年度のアイヌ語学習で学んだことを復習しました。動物の名前をつかった動物バスケットのゲームを講師や先生たちも含めて行いました。最後にこの1年間の学習の振り返りをしました。講師の関根さん,1年間お世話になりました。来年度もよろしくお願いします。

3学期初めてのアイヌ語学習

 年が明けて,3学期初めてのアイヌ語学習でした。最初に「からだの歌」や「幸せなら手をたたこう」の歌を歌って,ウォーミングアップをしました。やはり声を出し、体を動かすことは,脳を活性化させ,学習への集中力を高める効果があるようで,徐々に声の大きさや体の動きにメリハリがついてきました。
 その後,食べ物の調理の仕方や味を表すアイヌ語を復習しました。グループに分かれて,自分たちでそれぞれの味を表現する食べ物の具体例を考え,問題を作りました。最後に,その問題を使って,聞き取ったアイヌ語の味を表す食べ物のカードをとるゲームをしました。集中してアイヌ語を聞き取ろうとする姿が,大変立派でした。
 今年度のアイヌ語学習も残りは,2月14日の1回のみとなりました。
画像1
画像2
画像3

8回目のアイヌ語学習

画像1画像2
 今年最後のアイヌ語学習は,味を表す言葉について学びました。「あまい」「すっぱい」「しょっぱい」「にがい」「からい」の5つの言葉を使いました。また,言葉だけでなくアイヌの人たちが昔,食力を保存するために「干して食べる」「凍らせて食べる」「発酵させて食べる」などの工夫をしていたことも学びました。学んだ言葉を使って,縦割り班対抗でゲームを行い,習熟を図りました。来週は,いよいよハララキ集会があります。地域のみなさんもぜひ学校に足を運んでいただき,子どもたちの発表をご覧になってください。

7回目のアイヌ語学習

画像1
11月22日は7回目のアイヌ語学習を行いました。今回は、オキクルミ カムイの本の読み聞かせを聞いてから、カラ(〜つくる)やコイキ(〜をとる)というアイヌ語を学びました。その後、実際に動物のカードを使って、いろいろな動物をとるゲームをしました。いつもは、活動の前に歌を歌うことが多いアイヌ語学習ですが、今回は、オキクルミカムイの本の読み聞かせをしていただきました。また最後にも、オキクルミの妹というDVDを鑑賞しました。アイヌ語の音声で語られ、日本語で字幕が出るものでしたが、歌うように語られるアイヌ語の響きが大変美しいと感じました。
 本日は、アイヌ文化の教材化と指導方法について学んでいる大学生が見学に来ていました。
画像2

ハララキ体験活動の振り返り

画像1画像2画像3
 昨日のシトづくりで、5月24日から始まった今年度のハララキ体験に一区切りがつきました。今日は,今年度のハララキ体験活動を大型テレビによるスライドとホワイトボードに掲示した写真で振り返りました。振り返り後,今年度のハララキ体験を通して、学んだことや今後の生活に生かしていきたいことなどをお世話になって方たちに伝える手紙を書きました。本校の今年度の重点は「人とのつながりを大切にし,主体的に未来を切り拓こうとする子どもの育成」となっているので,まさにかかわった人とのつながりを大切に,これからの自分の生活とアイヌ文化について考えることができた体験となりました。3年生以上の子どもたちは,並行してハララキ調査活動を進めています。12月には,地域の方たちを招いてのハララキ集会があります。アイヌ語学習やハララキ体験学習とのかかわりも生かして,自分のテーマに基づいた探究活動を行っています。どのような発表になるか楽しみです。

6回目のハララキ体験学習

6回目のハララキ体験は、イナキビからシトを作りました。まず最初に一晩水につけたイナキビの水をきってミルサーで粉にします。上新粉とよく混ぜ、水を少しずつ加えながら、耳たぶぐらいのかたさになったら、手につかなくなるまでよく練ります。水の加え方と練り方でぜんぜん固さが違いました。その後、丸めて平たくのばしたら、お湯で茹でて出来上がりです。グループによって固さや歯触りが違いましたが、シトそのものにほのかな甘みがあり、とてもおいしかったです。こんぶだれや砂糖醤油につけて食べました。こんぶだれは、海岸地方の料理で、二風谷では、チポロ(イクラ)をかけて食べたそうです。シトを茹でた汁もそば湯のような感じでおいしかったです。なかなか食べることのできないシトを自分たちで作り、食べるというとても貴重な体験ができました。
画像1
画像2
画像3

6回目のアイヌ語学習

 10月25日(金)6回目のアイヌ語学習を行いました。今回は、いつものように歌やゲームを行うのではなく、歌の後に、オキクルミの冒険という本の読み聞かせをしていただきました。その本の中から、アイヌの人たちの生活の知恵や教え、ものの見方・考え方を学習しました。学習指導要領でも各教科ごとの見方・考え方について述べられていますが、アイヌの人たちのものの見方や考え方を学ぶことで、これまで学習してきたアイヌ語やハララキ活動がより深く理解できるようになるのではないかと思いました。いつもの活動がメインのアイヌ語学習ではありませんでしたが、一度立ち止まって、アイヌ文化について考える時間も大切だと感じました。
 今日は、札幌市から33名の高校生が見学に来ていました。全校児童15人の二風谷小学校に2倍以上の33名の高校生は迫力がありました。アイヌ語学習を見て、すこしでもアイヌ文化について興味をもっていただければ幸いです。
画像1画像2

イナキビの脱穀に使う道具

体育館では使いませんでしたが、イナキビの脱穀に使うからさおを外で使わせていただきました。木の棒の先に回転する短い棒がついていて、その棒を回転させて、イナキビを叩きます。使い方が難しいので、慣れるまで少し時間がかかりましたが、慣れるとあまり力を使わずに動かすことができます。下の写真はこまかなもみ殻を分けるのに、扇風機を使っているところです。昔は、とうみという道具を使っていたそうです。軽いもみ殻は遠くへ飛ばされ、重いイナキビの実が下に落ちているのがわかります。
画像1
画像2

5回目のハララキ体験

画像1
画像2
画像3
10月23日(水)5回目のハララキ体験学習が行われました。この日は、収穫し、乾燥させたイナキビの脱穀を行いました。イナキビを竹の棒で叩くと穂から実がはじけます。それをふるいにかけて、おおまかに分け、さらに風の力で実とそれ以外に分けます。約2キロほどのイナキビが収穫できました。シトを作るまであともう少しです。これからは、イナキビの実を瓶に入れて、殻をむく作業に入ります。

イナキビの収穫に使った道具

画像1
画像2
画像3
 イナキビの収穫には「ピパ」という穂を刈り取る道具を使います。ピパとは、カワシンジュガイのアイヌ語です。昔は二風谷にたくさんいた、このカワシンジュガイですが、今は採れなくなってしまったため、本物の貝を使った「ピパ」は大変貴重なものだそうです。今回の刈取りでは、金属でできた「ピパ」を使いましたが、ためしに少しだけ本物の「ピパ」も使わせていただきました。また、収穫したイナキビを入れる肩掛けのサラニプも使わせていただきました。アットウシ織にも使われる樹皮でできています。このようにその当時の道具にも触れることができるのは、二風谷だからこそですね。貴重な体験でした。次のハララキ体験は、イナキビの脱穀になります。

4回目のハララキ体験

画像1画像2画像3
9月25日は4回目のハララキ体験学習を行いました。今日は、イナキビを収穫しました。イナキビの実がついた穂の部分だけをピパで刈り取ります。。刈り取った後は、イナキビを根っこから抜いて、後片付けをしました。収穫したイナキビは、1か月干してから脱穀します。おいしいシト(イナキビを使った団子)になるまでは、まだまだかかります。

後期児童会役員選挙

 マラソン記録会が行われた9月13日に後期児童会役員選挙が行われました。後期の児童会役員を選ぶ大切な行事です。候補者の児童は、それぞれ二風谷小学校をどんな学校にしたいかについて演説を行いました。1年生から6年生までの全員がしっかりと話す人の方を向いて話を聞いている姿が大変印象的でした。演説の後は、投票が行われました。投票した人の気持ちに応え、よりよい二風谷小学校になるように活動に取り組んでほしいと思います。期待しています。

アイヌ語学習5回目

画像1
 本日、今年度5回目のアイヌ語学習が行われました。今回は、新しい曲「幸せなら手をたたこう」をアイヌ語バージョンで歌いました。これまで学んだアイヌ語も入っていて、子どもたちは何度か練習したらすぐに歌えるようになりました。その後、食べ物を調理するときの言葉「切る」「こねる」「焼く」などを学びました。カードを並べて、神経衰弱のようにめくったら発問するゲームをして、楽しく学びました。
 本日は、大阪池田市の小学校の先生方が見学に来ていました。そんな遠くにまで二風谷小学校のアイヌ語学習のことが伝わっていることを知り、驚きました。
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
学校行事
3/31 学年末休業日

年間行事予定表

アイヌ語学習

ハララキ体験活動

ハララキ調査活動

いじめ防止基本方針

二風谷小学校HPサイトポリシー