2月18日 今年度最後のアイヌ語学習

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 今年度最後のアイヌ語学習が行われました。今年は、年度当初の臨時休業と大雪による午前授業のため、予定していた10時間のアイヌ語が7時間になってしまいました。
 今年度最後のアイヌ語学習は、今年度学んだことを振り返りつつ、動きを表す言葉について学びました。今回の授業は、日高教育局の中尾指導主事にも参観していただきました。授業後には、二風谷小学校で取り組んでいるアイヌ文化学習について話し合いをもち、改善点などについて話し合いました。

12月18日 6回目のアイヌ語学習

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 今回は、ハララキ体験でアットゥシ織を行ったことに関連して、アイヌの人たちの衣服に関する言葉を学びました。アットゥシ、カパラミプ、チカラカラペ、チヂリ、ルウンペの5種類の衣服について、その素材や特徴などを説明していただきました。二風谷や旭川、釧路、白老、八雲など場所によって、使われている衣服の種類が異なっていることも教えていただきました。二風谷でアイヌ文化について学んでいるとアイヌ文化というひとくくりではなく、土地ごとのアイヌ文化の違いについても学ぶことができ、大変勉強になります。
 その後は、ゲームを通じて、それらの言葉を発音する練習をしました。二風谷の子どもたちは、地域のアイヌ語教室に通っている子も多く、アイヌ語特有の発音に慣れ親しんでいるため、とてもスムーズに発音することができます。毎回アイヌ語の歌を歌っていることもありますが、その言語のもつ特徴を肌で感じて理解し、実践できるということがとても重要なことだと改めて感じました。

11月27日 5回目のアイヌ語学習

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 11月27日のアイヌ語学習では、アイヌ文様に関する言葉とその意味について学びました。ハララキ体験活動でアットゥシ織りを体験したときにもアイヌ文様について学びました。数の復習も兼ねて、すごろくをしたり、ブタのしっぽをしたりして、アイヌ語に親しんでいました。

10月20日 4回目のアイヌ語学習

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 今回のアイヌ語学習は,「どんな食べ物が欲しいですか」「○○がほしいです」「さあ,どうぞ」「ありがとう」の表現に取り組みました。前回,いろいろな食べ物の名前について学習しているので,スムーズに取り組めました。アイヌ語でよく使われる感謝の言葉は「イヤイライケレ」ですが,今回使った「ヒオーイオイ」は,少しカジュアルな場合に使うそうです。グループでカードゲームをしながら,楽しく繰り返して声に出し,活動することができました。

10月2日 後期児童総会

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 10月に入り,令和2年度も残り半分となりました。児童会も後期の活動が始まります。10月2日3時間目に後期の児童総会が行われました。書記局と保体委員会の活動について提案があり,それに対して各学級から質問や意見が出されました。自分たちで考え,提案,それを実践して振り返るという一連の流れは,今後いろいろなところで必要になる力です。失敗を恐れずに,積極的な取組を期待しています。

9月25日 ハララキ体験活動

 それぞれが制作したアットゥシ織の作品を鑑賞しました。「ざらざらした感触」「つやつやして光ってきれい」「はた結びを覚えたので,糸が切れた時に助かった」「色の調整を工夫した」「家で大切に使いたい」「またやってみたい」「ばあちゃんにおしえてもらった」など様々な感想が発表されました。低学年は自分の作品の出来具合を話す児童が多かったですが,高学年は友達の作品の良さにまで目を向けて発表していました。
 藤谷さんは,「前回5年前の体験の時には,織ることが中心で,はた結びを教えなかったので,今回は皆さんがはた結びを覚えてくれたことがとてもうれしい」とおっしゃっていました。アットゥシ織りも変化していて,子どもたちが制作した作品は,昔のアットゥシ織りに近い感じがするともおっしゃっていました。文化は受け継ぐ人がいなくては,失われてしまいます。今回学んだ子どもたちの中から,新しい担い手が生まれてくるかもしれませんね。
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9月17日 後期児童会認証式

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 後期児童会の認証式が行われました。新しい役職に就いた子どもたちが,これからの活動についての抱負を話していました。児童会活動は,子どもたちの発想と推進力,教師のサポートとマネジメント力で無限大の活動の可能性があります。今まで通りの活動だけでなく,新しいメンバーによる新しい活動を取り入れて,二風谷小学校を活性化させてくれることを期待しています。

※地域の方からスイカを1玉いただきました。ありがとうございました。


9月16日 ハララキ体験学習5回目

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 昨日に続いて今日もハララキ体験学習です。この日は,アットゥシ織りのまとめになります。子どもたちは,昨日の体験で織ることにも慣れて,それぞれが着々と自分の作品を織り進めていました。予定の長さまで織り進めたら縦糸を外して,ほどけてこないように接着剤で端を固定します。アットゥシ織りの糸は,それぞれ太さが異なるので,同じ色で織っても,子どもによって作品の風合いが異なってきます。この違いがアットゥシ織りの良さだと感じました。9月2日にるみ子さんがアットゥシ織りの縞模様は,樹皮によるので織るたびに縞の入り方が違うとおっしゃっていたことが実感できました。次回は,それぞれの子どもの作品を鑑賞し合い,アットゥシ織りの魅力を見つけていくことになります。
※本日は,本州より新聞記者の方が来ていました。

9月15日 ハララキ体験学習4回目

 前回,縦糸を張ったところで終わりました。今日は,針で横糸を通して織る活動を行いました。横糸は,講師の藤谷るみ子さんに持ってきていただいた糸の中から好きな色を選びました。通常のアットゥシ織りでは,木のへらを使って上糸と下糸を入れ替えるのですが,子どもたちの木枠の織り機では,一本一本糸をすくっていかなければなりません。しかし,この方法は,織物の基本構造がとてもよくわかるので,ぜひ子どもに経験してほしい方法だそうです。最初は,1センチ織るのも大変そうだった子どもたちですが,やっているうちにコツを覚えて,休み時間まで集中して取り組んでいました。明日は,いよいよ仕上げになります。
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9月11日 後期児童会役員選挙

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 後期児童会の役員選挙立会演説会が行われました。立候補した皆さんは,聞いている人の方を向いて,自分の考えを全校の皆さんに伝えていました。とても堂々とした演説で,児童会に立候補する責任感と意気込みが感じられました。その立派な姿は,中学年,低学年のみなさんのよき模範となっていました。今後も児童会の皆さんを中心によりよい二風谷小学校となるように自主的に,創造的に様々な活動に取り組んでほしいです。

9月10日 ハララキ体験学習3回目

 今日は,アットゥシ織りの糸を結ぶ「はた結び」の練習をしました。最初は,なかなか上手にできなかったのですが,一人一人丁寧に教えていただきました。約1mの糸を何本もつなぎ合わせるため,何度もハタ結びをします。そのおかげで子どもたちは,一人残らず上手にはた結びができるようになりました。体育館の端から端よりも長く糸を結ぶことができました。できた糸は,からまないように厚紙に巻き付けて,糸の準備は終了です。そして木枠に縦糸を張りました。低学年は,高学年よりも広めにして,縦糸の徹本数を減らしています。今日は,ここで時間切れとなりました。次回は,いよいよ織る活動に入ります。
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9月2日 ハララキ体験学習2回目

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 9月2日3・4時間目に今年度2回目のハララキ体験学習が行われました。今回は,実際にアットゥシ織りをしているところ,煮て柔らかくなったオヒョウの樹皮を割いているところを見せていただきました。樹皮によって異なりますが,今回のオヒョウの樹皮は,18枚に割くことができるそうです。実物を間近で見られるという経験は本当に貴重だと感じました。アイヌ文化が日常生活に受け継がれている二風谷では,家でおばあちゃんやお母さんとやったことがあるという子も何人かいました。今日は自由参観日でもあったので,見に来てくださった保護者の方もお手伝いしてくださっていました。その後,自分のアットゥシ織りで使う糸を選び,4mmぐらいの幅に割く活動を行いました。いよいよ次回からは,子どもたちによる織りが始まります。
 アットゥシ織りは,糸を結ぶ柱さえあれば,大掛かりな道具がいらないためどこでも織ることができること,薄く剥がしたオヒョウの皮を横に広げると蜘蛛の巣のように繊維が入り組んでいること,アットゥシ織りの模様は樹皮によるので,織るたびに縞の入り方が違うことなど,体験してみないとわからないことがたくさんありました。これからの活動が楽しみです。どんなアットゥシ織りができるのでしょうか。 

8月28日 3回目のアイヌ語学習

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 8月28日金曜日に3回目のアイヌ語学習が行われました。3回目と4回目で「どれがほしいですか」「〜がほしいです」の学習をするので,今回は,「〜」に当たる食べ物の名前を学習しました。食べ物の名前が書かれたカードを使って,縦割り班ごとに神経衰弱をしてカードを見て,さらに発音をして覚えました。最後には,フルーツバスケットをして,名前の確認をしました。
 今回は新聞社の方の取材がありました。このような時期なので,感染防止対策を行った上で取材を行っていただきました。

7月10日 アイヌ語学習2回目

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 今年2回目のアイヌ語学習を行いました。今回は,自己紹介の言葉を学びました。「お名前は?」(エレヘ マカナク アン※クは小さなク)「私は(名前)です。」((名前)セコロ クレヘ アン※ロは小さなロ)「私は( )が好きです。」((  )ケラマス)などです。自分の名前や好きな動物などを紹介し合いました。
 
※本日,危機管理マニュアル保護者用を配付しました。各ご家庭で掲示して,災害発生時に命を守るためにどのように行動すべきかについて,ご確認をお願いします。

7月3日ハララキ体験学習

 今年度のハララキ体験活動は,アットゥシ織りに取り組みます。北海道の伝統工芸品は、2013年に指定された二風谷イタと二風谷アットゥシの2つしかありません。ハララキ体験で全10時間もアットゥシ織りを体験できるということは,本当に二風谷ならではのことだと思います。
 まず最初にアットゥシ織りの材料になるオヒョウの木から糸を作る作業のDVDを見ました。樹皮の糸が大変貴重なものであること,作り手の経験が重要であることが分かりました。
 次に講師である藤谷るみ子さんの作品を鑑賞しました。様々な作品を実際に触って確かめることができ,大変貴重な体験でした。
 最後にアイヌ文様の切り抜きを行いました。アイヌ文様もその土地土地で模様が異なっていて,二風谷の模様というものがあることを知りました。
 2学期からは,実際に糸をかけ,アットゥシ織りを体験していきます。どんな作品ができるか。そしてその体験から子どもたちが,どのようなことを感じ取るか今から楽しみです。
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6月26日アイヌ語学習

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 臨時休業の影響で4月,5月に予定されていたアイヌ語学習が中止となり,今年度初めてのアイヌ語学習が行われました。いつもよりも距離をとり,体育館の扉も開けて換気しながらの学習となりました。今回は講師の関根さんが来校できなかったため,アイヌ語担当の教職員で授業を進めました。アイヌ語の数字の数え方とじゃんけんについて楽しんで学ぶことができました。
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