令和3年度 重点目標達成のためのアクションプラン【まとめ】

 3月8日(火)に第4回合同学校運営協議会を行いました。その際、今年度の本校の教育活動のまとめとして、重点目標達成のためのアクションプランについて説明いたしました。説明資料をアップいたします。ご覧ください。

3月8日 和装体験

 中学部3年生の生徒が、新型コロナウイルス感染予防のために延期していた和装体験を行いました。美容師を始め着付けのためにボランティアの方、5名の皆様から来校していただきました。
 着付けが終わると「かっこいい」、「かわいい」などの声が自然にこぼれ、子どもたちにとって、貴重な体験であったことが窺えました。子どもたちの凜々しい姿がとてもすてきでした。
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校長室より(25)AIの先へ(後編)

 このようにAIは、障害のある児者にとってあらゆるバリアを低減させてくれます。
AIの時代を生きる児者にとって、自立と社会参加に必要なこと、重要なことは何でしょうか。
 上にみてきたように知識・技能、スキル、ADL(日常生活動作)の重要性 は格段に下がり、思考力・判断力、学びに向かう力が相対的にではなく、絶対的に重要になるはずです。
 行きたい場所があれば、車が連れて行ってくれます。きれいにしたければ、ロボットが掃除をしてくれます。外国の方と話したければ、翻訳アプリ内蔵ウェアラブル機器がストレスなく通訳してくれます。
 こうしてみると、やりたいことがある、伝えたいことがあることが最も重要のようです。
 子どものやりたいこと、伝えたいことを育むためには、「自分で決めて(自律)、必要な支援を求めながら、自分の力で(自立)やりとげる」経験が豊富に必要です。
活動をとおして学ぶことが得意なふれあいの子どもに、年齢にふさわしい多様な経験をたっぷりと用意したいものです。

3月1日 卒業を祝う会

 3月1日に卒業を祝う会を行いました。今年の卒業生は小学部7名、中学部12名です。
 卒業生は、卒業する喜びや感謝の気持ちをもちながら祝う会に参加しました。在校生は卒業生への感謝の気持ちや卒業を祝う気持ちをもちながら準備、運営に励みました。残念ながら当日お休みだった児童生徒もZoomを使って参加することができました。思い出のスライドや卒業生クイズ、プレゼント渡しなど、心のこもった温かい会になりました。
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校長室より(24)AIの先へ(前編)

 日本の職業の49%が、10〜20年後に機械・ロボットによって代替が可能となると予測されています(野村総合研究所)。 
子どもたちは、身に付けた知識がすぐに使えなくなる時代を生きることになります。学校は、生涯学び続ける子ども、自ら学ぶ子どもに育てることが求められています。 「主体的、対話的で深い学び」は特別支援教育でこそ実現しなければならないのです。

 グーグルカー(Googleによる自動運転の実用化)は、日常的な問題には、ほぼ対応できるまでになっており、議論の論点は、自動運転が実用化した場合の運転免許のありかたや道路交通法の改正箇所等に移行しているそうです。
こうしたテクノロジーは、介護の領域では、障害のある児者の支援ばかりではなく、支援者の負担軽減のためのロボットスーツが実用化され(テレビCMも流れていますね)、さらには癒しや介護を行う研究も進められています。
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