10月19日 城ヶ丘ふれあいフェスティバル・交流の振り返り

 16日に行われた城ヶ丘ふれあいフェスティバルでの十日町小学校4年生との交流発表の振り返りとまとめを行いました。当日の発表をビデオで鑑賞し、グループ毎に自分の感想や友だちのがんばりで気付いたことを発表しました。「練習を始めた頃よりも振り付けの動きが大きくなった。」、「私はとても楽しかった。」、「○○さんの笑顔がとてもすてきだった。」、「家の人に褒められてうれしかった。」などの感想から、交流発表を通して、お互いの距離を縮め、テーマの「スマイル」があふれる発表ができたことが伺えます。
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10月16日 城ヶ丘ふれあいフェスティバル パート2

 ふれあいと十日町小学校4年生との合同発表では、ゆずの「スマイル」に合わせて振りをつけて発表し、班ごとに作った横断幕を最後に掲げました。2年ぶりに一緒に発表することができ、子どもたちの一体感が感動を呼びました。
 音楽発表終了後に、中学部はふれあいショップを開き、クラフト作品の販売をしました。緊張している様子も見られましたが、練習の成果を発揮してお客様と落ち着いてやりとりをしました。
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10月16日 城ヶ丘ふれあいフェスティバル パート1

 10月16日(土)は城ヶ丘ふれあいフェスティバルでした。今年度は感染症予防対策を徹底し、十日町小学校と合同で行うことができました。
 ふれあいは、小学部発表、中学部発表、十日町小学校4年生との合同発表、中学部によるふれあいショップを行いました。
 小学部は楽器演奏と自分たちで振り付けを考えたダンスを堂々と披露しました。中学部はカップス&ダンスで、体育館を盛り上げました。
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校長室より12 私の先生なんか、片手でピアノが弾けるんだからね2

「特別支援学校は職員数が多く、一人一人に対して手厚い指導、支援を行ってもらえる」と、たびたび耳にします。
 これは、二つの意味で誤りだと言いたいのです。

 第一に、「人海戦術」は褒め言葉ではない。児童生徒の自立に向け、指導するのですから、最終形は、チームで支援しつつ(これは外部からは見えない、分からない)、年度当初よりも少ない人員で指導する体制、学級やグループによっては一人で指導する体制になるはずです(これは外部から見え、分かる)。ですから、参観者に「指導途中の様子です。年度末にはまた違った様子を見ていただけます」と話しています。

 第二に、「特別支援学級の方が、人手が多い(ことが多い、ことが少なくない)」。こちらについても、子どもは子どもから学び取るように育てるという視点から適切かどうか、検討が必要ではないかと話すようにしています。

 ちなみに、私の初任校は、肢体不自由の特別支援学校。件の子どもは三肢麻痺(両足と片手の麻痺)、その子にとって着替えや作業などが片手でできるようになることは大きな目標でした。
 ですから、片手でピアノが弾けることは自慢できることと思っていたのでしょう。

10月16日(土)城ヶ丘ふれあいフェスティバルに向けて

 十日町小学校と合同で行う「城ヶ丘ふれあいフェスティバル」に向けて、小学部中学部とも発表練習に励んでいます。小学部は「ドラゴンクエスト(序曲)」の合奏と「怪獣のバラード」のダンスを発表します。ダンスの振付は子どもたちのアイディアを取り入れました。中学部は、プラスチックのカップを使ってのリズム演奏とダンス「WAになっておどろう」を披露します。
 昨年度は十日町小学校と別日での開催でしたが、今年は合同で行います。発表方法の工夫、保護者の分散参観など感染症予防を施しながらも、子どもたちの生き生きとした姿、学びの成果をご覧いただきます。
 
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9月28日 CSボランティアの皆様のご協力

 小学部では、持久走の練習が始まりました。例年この時期には、ボランティアの皆様からコースの要所要所で安全確認を行っていただいてます。ボランティアの方の姿を見ると、もうちょっと頑張ろうと力が湧いてくるようで、子どもたちも元気にその前を走り抜けます。
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9月29日 城ヶ丘ふれあいフェスティバル交流発表に向けて

 これまで昼休みを中心に交流活動を行ってきましたが、この日は体育館で整列位置や発表の流れを十日町小学校4年生と一緒に確認しました。ソーシャルディスタンスの確保のため、ステージに加えてフロアにも広がり発表します。感染症予防のため歌唱はありませんが、子どもたちの手話で、「スマイル」を表現します。当日の発表を楽しみにしてお待ちください。
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校長室より 11 私の先生なんか、片手でピアノが弾けるんだからね 1

これは新採用の5月、担任する子どもが隣のクラスの子に放った言葉です。
 私は小学部2年生の担任。ある朝、1年生担任と教室に向かう途中、子どもたちが口喧嘩をしていました。1年生が「私の先生は絵が上手だ」と担任自慢をしたのに対し、私の学級の子どもが言い返したのがタイトルの言葉でした。
「小網先生、愛されてますね」の言葉に冷や汗一斗。ほろ苦い思い出の一つです。
 さて、本校を参観された方々から数々のお褒めの言葉をいただきます。
「指導が丁寧ですね」
「掲示が工夫されていますね」
「先生方が明るいから、子どもたちも明るいんですね」
 チームふれあい、職員の努力の賜です。
 ですが、時に引っかかることもあります。それは、「手厚い指導をされていますね」と言われることです。
 「特別支援学校は職員数が多く、一人一人に対して手厚い指導、支援を行ってもらえる」と、たびたび耳にします。
 これは、二つの意味で誤りだと言いたいのです。

校長室より 10「手取り足取りでの100点」と「自ら学び取った10点」どちらが尊いか

日本の職業の49%が、10〜20年後に機械・ロボットによって代替が可能となると予測されています。以下が代替可能と予測される職業です。(野村総合研究所)
小売店販売員 会計士 セールスマン 乗用車・バンの運転手
荷物の箱詰め・積み下ろし作業員 レジ・切符販売 一般秘書 カウンター接客係
大型トラック・ローリー車の運転手 コールセンター・施設の案内係
 子どもたちは、身に付けた知識がすぐに使えなくなる時代を生きることになります。学校は、生涯学び続ける子ども、自ら学ぶ子どもに育てることが求められています。 「主体的、対話的で深い学び」は特別支援教育でこそ実現しなければならないのです。
子どもの「独り立ち」とは、自分で決めて(自律)、必要な支援を求めながら、自分の力で(自立)やりとげる姿と言えます。 
そのためには、一人で知りたいとき、したいとき,
支援の求め方を含め、その方法を知っていることが必要です。
そして、何より学び取る姿勢が大切です。
これまで教育相談で「保育園・幼稚園や、小学校に入園・入学したら、子どもの言葉が悪くなった」という相談を多く受けてきました。
 私は、このようにお話してきました。いかがでしょうか。
「よかったですね。教えてもらっても中々身に付かないのに、お子さんは教わってもいないことを自分で学んだんですね。将来が楽しみですね。大丈夫です。1か月もすれば落ち着きます」。
「手取り足取りでの100点」よりも「自ら学び取った10点」が尊い。このことを先ず共有したいのです。

学校だより「NEXT DREAM vol.5」

学校だより「NEXT DREAM vol.5」をアップしました。

9月24日 ふれあいタイムの授業

 ふれあいタイムでは、児童生徒の余暇活動の充実や人とのかかわり、課題発見と改善をねらいとして、「健康」「アート」「ミュージック」をテーマにした活動を行っています。前期最後の活動日となったこの日は、それぞれの場で興味と関心をもち楽しんで学習に取り組んでいました。
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中学部3年生による食器洗いのレクチャー

 中学部3年生が十日町小学校5年生の児童に食器洗いの方法についてレクチャーをしました。1名が全体説明を行い、各テーブル毎に6人の生徒が模範を示しました。説明に沿って丁寧かつ確実に行っていました。緊張しながらも最後までしっかり取り組む姿が見られました。5年生のみなさんも最後まで真剣に説明を聞き、模範に注目していました。今後も様々な方法で交流を進めていきます。
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校長室より9 自己有用感を育くむ2

私は、自己有用感について考えるとき、重松清著「ひこばえ」(朝日出版社)の一節を思い起こします。
 「あのひと、誰かになにかをお願いされたことって、もう、ずうっと、何年もなかったんじゃない?」
私もそう思う。誰からも頼りにされず、願いごとを託されず、だから、当然、誰からも  「ありがとう」と言われるこのない日々を、後藤さんは長年送ってきたのだ。
 「やり甲斐とか生き甲斐っていうのは、誰かに「ありがとう」と言われることなのかもしれないよな」
ご家庭でも、学校でも、「ありがとう」を伝えるチャンスはたくさんあります。手伝いや役割は「させる」ものではなく、家族や仲間のために力を子どもが力を発揮するチャンスと考えて、頼んだり用意したりしてはどうでしょうか。

城ヶ丘ふれあいフェスティバル・4年生との合同発表に向けて

 今年の4年生との合同発表は「スマイル」がテーマです。一人一人が「わたしのスマイル」を絵と文字で考え、表しました。1回目のフェスティバルの交流では、持ち寄った自分のプリントを4年生と紹介し合いました。今後の交流活動で班ごとのスマイルを黄色い不織布に表現し、横断幕にします。
 今回は2学期始めての交流活動で、お互いに少し緊張が見られましたが、フェスティバルに向かいスマイルが増え、心の距離が近づいていくことと思います。
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ボランティアの皆様による授業支援

 学校支援地域コーディネーターの調整により、授業の様々な場面でボランティアの皆様から子どもたちのサポートをしていただいております。
 中学部では、裁縫の単元で小物入れを針と糸で作るにあたり、ボランティアの皆様から道具の安全な使い方と作業の進め方について支援をしていただきました。子どもたちは安心して授業に取り組むことができました。
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iPadの活用

 GIGAスクール構想の一貫として、全校の児童生徒全員にiPadが用意されました。子どもたちのペースに合わせて活用を進めています。使用についてのマナーやルール、iPadを使ってできること、アプリでの学習の仕方など学ぶことがたくさんあり、子どもたちは興味をもって学習に取り組んでいました。
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校長室より8  自己有用感を育くむ1

十日町市では、すべての学校で子どもの自己有用感を育くむ取組を進めています。この自己有用感は、「他人の役に立った」「喜んでもらえた」といった他者とのかかわりの中で育つものだと言われています。

中学部の缶バッジ(十日町の魅力シリーズ1)製作に対し、NPO TASC様(十日町市大字稲葉)から奨励金をいただきました。詳しくお話を伺うと、十日町市の観光名所バッジ製作を通して郷土の魅力を発信し、十日町の発展に貢献しようとする取組を高く評価していただいたとのことでした。
本校の取組が「他人の役に立った」「喜んでもらえた」ことを生徒と共に喜びたいと思います。

9月1日 2学期始業式

 2学期が始まり、子どもたちは元気に登校しました。
 始業式は、マスクや手指消毒、間隔を空けて整列するなど、感染対策を講じた上で体育館で実施しました。小学部、中学部の代表児童生徒が、夏休みの思い出や2学期頑張りたいことについて発表しました。「花火が楽しかったです。」「夏休みは運動やダンスを頑張りました。」「2学期は行事の司会などを頑張ります。」などの発表があり、元気に夏休みを過ごし、2学期に向けて意欲が高まっている様子が伝わりました。
 
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校長室より(7)どきどきわくわく ときめく2学期に

 時間の流れは一定なのに、私たちは、長く感じることもあれば短く感じることもあります。

 NHKの人気番組「チコちゃんに叱られる」で「大人になるとあっという間に1年が過ぎるのはなぜ」という質問があった。回答者は正解を言えず、チコちゃんに例の言葉で叱られていたが、答えは「人生にときめきがなくなったから」だそうだ。子どもは目の前で起きることに発見や疑問、驚きなど様々な感情を抱き、ときめいているから時間を長く感じるのに対して、大人は毎日が同じことの繰り返しに思えてときめかず、時間を短く感じるという。
 今井環氏(日本相撲協会理事)「ときめく時間を持ち続けたい」日本教育2019.8

 なるほど、旅行では、あれこれ思いをめぐらせる行きの時間は長く、日常に帰るだけの帰りの時間は短く感じます。往路では寝ないのに復路では寝てしまうのは、疲れもありますが、ときめきがないからなのですね。
 さて、授業や行事にあれこれ思いをめぐらせながら臨むことで、ときめきが生まれ、一コマ一コマにわくわくどきどきすることでしょう。そのために、子ども一人一人が見通しをもつことができるようしかけ・準備が必要です(段取り八分です)。

 「見通し」とは、辞書の定義では「初めから終わりまで全部見ること」。「見通しが立つ」「先行きの見通し」などの用例からおおよそ見当がつきます。
 子どもの視点に立つと、具体的にはどういう状態でしょうか。

(1)日程、手順、内容が分かって臨む
(2)目標を達成しようと臨む、自分の役割を果たそうと臨む

(1)の段階にとどまらず、(2)の段階までいたっていれば、ときめきが生まれ、一コマ一コマにわくわくどきどきすることでしょう。

7月21日 1学期終業式

 1学期終業式を行いました。1学期は70日間の授業日数があり、城ヶ丘ふれあいカーニバル、自然教室と昨年度は実施できなかった行事を今年度は行うことができました。
 終業式では、小学部1,2年生が自分が頑張った姿を写真で示し紹介しました。中学部2年生は友だちとのエンジョイ、チャレンジというテーマでパソコンを使って1学期を振り返りました。どちらも自分たちの成長の姿を友だちや先生に伝える素晴らしい発表でした。
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