校長室より(17)有言実行で保護者と向き合いましょう 2

前回「月刊 日本教育2019年9月号」に掲載された3人の提言を照会しました。
保護者は教育のパートナー 東京聖徳大学石隈利紀教授
保護者には報告より相談 岐阜聖徳学院大学玉置崇教授
いじめ問題の増加と保護者からのクレーム対応 桃山学院教育大学古川治客員教授

 私は、保護者に「有言実行」すなわち「予め目標・目的、方法・手立てを伝えて、具体的な子どもの姿で成果と次の目標を伝える」ことが大切だと考えています(毎年4月初回の職員会議で伝えています)。有言実行は、3人それぞれの提言に応えるものであると考えます。

 最後に、石隈提言の一節に心に留めたい言葉がありましたので引用してこの稿をとじます。
「親の意見をよく聞いて」とは、決して親の言いなりになれということではありません。
LDのある子どもの親の会の方に「どのような先生がよい先生ですか」と尋ねたことがある。「LDについてよく勉強している先生」という回答を期待したが、返ってきた答えは「親の意見をよく聞いて子どもとの関わりを変えてくれる先生」であった。

 来る令和4年が幸多い年でありますように。
 皆様、良いお年をお迎えください。

学校だより「NEXT DREAM vol.8」

学校だより「NEXT DREAM vol.8」をアップしました。

12月16日 チャレンジ!車椅子バスケットボール その1

 新潟車椅子バスケットボールクラブ(新潟WBC)とネージュスポーツクラブの方からおいでいただき、車椅子バスケットボールの体験を行いました。
 まずはクイズを交えながら車椅子バスケットボールについての説明を聞きました。その後、選手の皆さんによる5分間のデモンストレーションを参観しました。迫力があるデモンストレーションに子どもたちは引き込まれていました。体験では、5つのグループに分かれて車椅子をこぎました。初めは緊張していた子どもたちも自分で車椅子を動かして進むことが分かると、どんどん自分の力で進んでいました。
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12月16日 チャレンジ!車椅子バスケットボール その2

 車椅子をこぐ体験をした後は、シュートの体験です。車椅子に座ったままシュートをするのは難しかったですが、講師の皆様から教えていただきながら、ゴールに向かって真剣にシュートをする姿が見られました。活動後、子どもたちは満足感にあふれていました。
 オリンピック・パラリンピック教育の一環として、大変貴重な経験を積むことができました。
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12月15日 ウィンターパーティー

 ウィンターパーティーは、中学部が学年ごとに役割分担をして運営しました。
 ツリーに飾りをつけるゲームでは、中学部生徒がサイコロを小学部児童にやさしく渡したり、飾り付けをする際に押さえたりしました。小学部と中学部の子どもたちが協力してゲームに参加する姿が見られました。
 小学部1組のかわいいサンタさんとトナカイさんの点灯合図で、みんなで飾り付けたツリーのイルミネーションが光り、会場が大きな拍手に包まれました。ミュージックタイムでは、みんなでダンスを踊ったり楽器を鳴らしたりして、楽しいひとときを過ごしました。
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校長室より(16)有言実行で保護者と向き合いましょう1

「月刊 日本教育2019年9月号」で「保護者と向き合う」という特集が組まれ、3人の提言がありました。
保護者は教育のパートナー 東京聖徳大学石隈利紀教授
 教師は教育への熱意と責任感から「私は教員として……でなければならない」「同僚の教師は……でなければならない」「保護者は……でなければならない」と思い込みやすい。この思いが熱く堅くなり過ぎると、他の教職員や保護者の意見を尊重することができなくなったり、怒りを感じたりすることもある。保護者とよいパートナーになるために自分の思いを点検して、柔軟な考え方を目指したい。

保護者には報告より相談 岐阜聖徳学院大学玉置崇教授
 学校は伝えるべきことを伝えず、保護者に誤解されることがある。もっと学校の考えや取組の背景にあるものを伝えていくべきだ。さらに、保護者が学校を創っている当事者意識をもち、主体的に関わってもらうことが必要だ。

いじめ問題の増加と保護者からのクレーム対応 桃山学院教育大学古川治客員教授
 保護者からのクレームは、2010年頃「教育委員会・議員・マスコミに言うぞ」から「子ども人質論、脅し・恐喝型、示談金要求・訴訟型」へと変わった。そして、2013年の「いじめ防止法」制定により新たなステージに入った。教師は「教育的解決」だけではなく「法的解決」で決着をつけるスキルと習慣を身に付けなければならない。

修学旅行の報告会を行いました。

 小学部6年生児童が、十日町小学校6年生の皆さんに修学旅行の報告会を行いました。スライド資料で写真を提示しながら、見学先で見聞したことや楽しかった思い出を伝えました。緊張した表情を浮かべながらも最後までしっかり発表しており、小学部最上級生としての成長を感じることができました。
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12月14日 十日町小学校4年生との交流

 今年最後の交流活動はゲームをして楽しく過ごしました。4年生がボッチャとジェスチャーゲームの2つの活動を計画し、今年のテーマ「スマイル」を合い言葉に交流をさらに深めることができました。
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12月7日 小学部 ちんころ体験教室

 中条ちんころ伝承会の皆様からちんころの作り方を教えていただき、ちんころ作りの体験をしました。
 ちんころには、犬、ねこ、うさぎなどがあることを教わりました。また、ちんころに使われる色の意味を(緑「いい人になって」、赤「健康」、黄色「お金」)教えていただきました。
 伝承会の皆様と一緒にちんころの材料を丸めたり、耳や目を作ったり、マフラーや飾りを作ったりして、かわいいちんころがたくさんできあがりました。また、自由な発想で思い思いの色や形を作り、ユニークなちんころもできました。
 伝承会の皆様と関わりながら十日町の文化に親しむよい機会となりました。
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12月8日 中学部2年清掃レクチャー

 中学部2年の代表生徒が十日町小学校6年生に拭き掃除の仕方についてレクチャーをしました。後ろに下がりながら雑巾を横に動かして拭くことや壁際の手前で向きを変えて雑巾をきれいな面にひっくり返して拭くこと、雑巾の絞り方などを実演と解説で伝えました。十日町小学校6年生からは、「今までまっすぐ前に拭いていたけど、下がりながら横に拭くやり方があることを知りました」「壁際まできちんと拭いていたのがすごかったです」「雑巾を絞った後にバケツの周りをきちんと拭いていました」など、たくさんの感想が聞かれました。
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教育広報誌「かけはし」51号のご紹介

教育広報誌「かけはし」51号が発行されました。「かけはし」は、新潟県教育委員会と家庭・地域をつなぐ広報誌として、年2回発行されています。今年度の最終号です。
「かけはし」の掲載先は下記の通りです。
https://www.pref.niigata.lg.jp/uploaded/attachm...
 ぜひご覧ください。

十日町小学校4年生との交流

 ふれあいフェスティバルでの交流発表に向けて、班ごとに作った横断幕をふれあい広場に掲示しました。ふれあい広場には、子どもたちのメッセージがあふれています。学校にお越しの際は、ぜひご覧ください。
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中高連携事業

 中高連携事業として、今年度は川西特別支援学校にて計4回の授業見学と体験を行いました。12月1日(水)の最終日には、中学部3年生の生徒がクラフト班、清掃・介護班に入り、高等部生徒と共に学習しました。高等部の生徒が丁寧な言葉遣いで説明をし、適宜修正ポイントを教える姿に感心しました。ふれあいの子どもたちも緊張感と充実感をもって学習に取り組むことができました。
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給食の時間

 コロナ禍での給食が続いています。世の中では黙食が浸透していますが、学校でも同様に子どもたちは感染症予防の一環としての黙食を理解し実践しています。その成果の一つでしょうか。食べることに集中し、食べ残しがないようにお皿をきれいにして食べ終える子どもが増えています。今後も続けていきたい習慣です。
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昼休み 小学部遊具遊び

 小学部では、おひさまの小プレイルームで昼休みを過ごす児童がたくさんいます。ホーススイング、トランポリン等を設置し、順番を守って元気いっぱい遊んでいます。
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ソーシャルスキルトレーニング

 全校でソーシャルスキルトレーニングとしてグループを作り、自己紹介を行いました。友だちの自己紹介に対して、相手を見る、うなずく、拍手をするなど上手な聞き方を意識して活動に取り組みました。望ましい姿に倣って友だちの自己紹介に耳を傾けていました。習慣化するように様々な場面で学習したことを思い出せるようにします。

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