校長室より(19)自ら学び取る子どもを育てる(その2)

前回、モデルとなる子どもを重点的に育てる、モデルとなる子どもをより多く、より高く育て学級の質を上げることで、困っている子どもが参加・活動しやすくなることを指摘しました。
 これまで参観してきた多くの学校・学級では、逆に、困っている子どもの指導から始めていました。このことには、少なくとも3つの問題が指摘されます。
【その1】学力の高い子どもに足踏みをさせている
 困っている子どもの指導に人手と時間をかけると、学力の高い子どもは待たされることになります。スキルが高く、行動も変化しやすい子どもは、学びによって大きく伸びます。授業において、そのチャンスが十分あるのでしょうか。
 さらに深刻な場合には、学級崩壊につながります(真面目にやっているよい子も、放っておかれれば、やってられないよと言い出すわけです)。
【その2】困っている子どもの自ら学ぶ機会が少ない
 困っている子どもの指導に人手と時間をかけ、教師の教えたことを着実に学習させる。これは、「手取り足取りの100点」で学校に求められていることではありません。
 一歩リードしている子ども、半歩リードしている子どもをモデルに学ぶことは、「自ら学び取る10点」につながり、自ら学び取る姿につながることが期待されます。
【その3】子ども同士のかかわりが少ない
 質の高い学級では、子ども同士の助け合い(ピアサポート)や子ども同士のけん制(ピアプレッシャー)が見られます。サポートやプレッシャーをとおして、モデルとなる子どもは、自己有用感を高め、助け合うスキルをさらに高めます。困っている子どもは、居心地の良い学級生活をとおして所属感を高めます。
 サポートする/される、プレッシャーを与える/受ける関係は、活動の得意不得意や習熟度、経験値などにより、必ずしも固定されず、しばしば逆転します。
 これが「対話的な学び」を支えます。いろいろな人と力を合わせて課題を解決する(協働)する礎となります。
 子ども同士のかかわりを育むために、指導の手順、戦略を大切にしましょう。

書き初めにチャレンジ

 小学部、中学部とも毎年恒例の書き初めを行いました。どの作品も味のある、一人一人の個性にあふれた作品となりました。
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学校だより「NEXT DREAM vol.9」

学校だより「NEXT DREAM vol.9」をアップしました。

お正月を楽しもう

 今週は小学部、中学部ともお正月を楽しむ学習をしました。小学部の子どもたちは書き初めにチャレンジしました。筆を手に取るとピリッと心も引き締まるようです。真剣な表情で取り組み、書き終わるとほっとした表情を浮かべていました。中学部では、百人一首、坊主めくり、カードゲームなどのルールを確認しながら友だちと一緒に楽しみました。
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校長室より(18)自ら学び取る子どもを育てる(その1)

子どもの学びは、全員が参加・活動することから考えます。
「理解している」「学んだことを使おうとしている」は、参加・活動した結果です。また、「問題行動がある/問題行動はない」ということには着目する必要がありません。そもそも参加・活動していれば、問題行動は起こしようがありません(参加・活動できないから、問題行動を起こしているのだと考えることもできます)。
 どのように「参加・活動」を促すかを考えるために、学びの基本形、私たちはどのように学ぶのかを考えてみましょう。
 「跳び箱、鉄棒、水泳」「絵画、工作、習字」などがイメージしやすいかもしれません。モデル(お手本)を見せて説明や指示をし、学ばせる、見習わせます。これが学びの基本形です。山本五十六の有名な言葉は、このことを端的に示しています。

やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ

 したがって、「全員が参加・活動する」ための第一歩は、モデルとなる子どもをより多く、より高く育て学級の質を上げることです。モデルとなる子どもはスキルが高く、行動も変化しやすいうえに、時々「ありがとう」「助かるよ」と声をかけるだけで張り切ります。戦略として、モデルとなる子どもを重点的に育てましょう。
 その上で、授業では、まず学級全体に働きかけます。次に、参加・活動している子ども(一歩リードしている子ども)をモデルに、十分にできていない子ども、困っている子どもに働きかけます。そして、多くの参加・活動している子ども(半歩リードしている子ども)をモデルに、困っている子どもに働きかけます。
 課題理解や指示理解のチャンスが多いほど、困っている子どもは、参加・活動しやすくなります(指導が容易になります)。

1月7日 3学期始業式

 3学期が始まりました。雪が降る中の初日になりましたが、子どもたちは全員元気に登校しました。
 始業式では、校長先生のお話の中で3学期の行事についてスライドで確認し、どんな行事があるのか見通しをもちました。また、小学部訪問学級や中学部3年生の修学旅行の紹介がありました。中学部3年生は受験に向けての意気込みも発表しました。
 「1年間の締めくくりとなる3学期がいよいよ始まった」と気持ちの引き締まる始業式になりました。
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12月22日 2学期終業式

 77日あった2学期も最終日を迎えました。2学期は、ふれあいフェスティバルや修学旅行、ビッグフェスタなど、大きな行事がたくさんありました。また、校外学習や十日町小学校、川西高等特別支援学校との交流なども行いました。感染対策に十分配慮して実施できました。
 終業式では、新潟県中越教育美術展と『いじめ見逃しゼロ』標語・ポスターコンクールの表彰と代表児童生徒による2学期の振り返りの発表、小学部1〜4年の音楽発表がありました。学習の成果を全校に伝えることができました。
 楽しい冬休みを過ごし、1月7日に元気に会えることを楽しみにしています。
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