「みんなにやさしいまち」耳の聞こえが不自由な方は、、、耳が聞こえないと、言葉を理解する方法がみんなと違うことを教わりました。目で文字を読んで、口の形を見て一つずつ覚えていったのだそうです。だから文字を覚えるのも早く、3歳くらいで読めるようになっていたとお話しされていました。声を出す練習も、ティッシュを使って、息の使い方から始めるのだそうです。 生活の中で使っている道具も紹介していただきました。枕の下に置いて使う、振動する目覚まし時計。来客を知らせる照明。子供たちから、思わず「おー、なるほどー!」と声が上がります。 口話の体験もしました。何を言っているかを内緒にして口の形だけで「うま」と伝えてみると、、、「うま」と分かる人もいますが、「くま」と勘違いしてしまう人も。どうしてなかなか簡単ではありません。 普段、自分たちでは当たり前と思って過ごしていることも、人によって当たり前が違うということが、とてもよく分かりました。 「みんなにやさしいまち」の実現には、たくさんの人の立場に立った理解と、どうなのだろう、どうなのかなと考えていく想像力がうんと必要なのだなぁと感じました。今日の学びを生かして、4年生の子供たちはどんな想像力を働かせ、「みんなにやさしい未来」を描いてくれるでしょうか。学習のまとめが楽しみです。 3学期最初の給食は、、、今日の紅白なますは、大根も人参も「まちベジ」佐藤さんの畑から収穫されたものです。ゆずの果汁で味付けされていて、爽やかな香りと優しい甘酸っぱさでとても美味しくいただくことができました。 調理員の皆さん、今学期も美味しい給食、よろしくお願いいたします!! 児童集会「保健委員会発表」毎日、校内の手洗い石けんの補充や、トイレットペーパーの補充など、生活に欠かせない大切な場所の管理を、5、6年生の委員が、当番制で行っています。その仕事の様子を動画で紹介したり、クイズ形式で楽しく紹介していました。 当たり前に便利に使っている石けんやトイレットペーパーですが、保健委員会の人たちが、南一小のみんなのために、日々管理してくれているおかげでなのですね。 あらためて、大切に、丁寧にみんなで使っていってほしいと思います。 爽やかな朝4年生の子供たちの素晴らしいのは、ちゃんと顔と目を見て挨拶をしていること、そしてお辞儀をしていること。そして何より心が温まったのは笑顔であるということ。子供たちの人を大切にする気持ちがこんなところにも現れ、ちゃんと育っているんだなぁと嬉しくなりました。 今月の生活目標は「きれいな言葉を話す」です。挨拶や返事を気持ちよくすることや時と場を考えた言葉を話すことは、自分の心を磨くことにもつながります。みんなでしっかりと取り組んで、南一小の思いやりの心を育てていきましょう! 3学期、始業式始業式では、代表児童の4年生が3学期の目標を作文に書いて発表してくれました。「すべての漢字テストで満点をとりたいです。2学期、送り仮名を間違えて減点になったので、気を付けます。」「友達と仲良くしていきます。喧嘩しても自分から声をかけて仲直りをしていきます。」「これから5年生へ向けて意見を発表したり話し合ったりすることを頑張りたいです。自分の考えがしっかりと友達に伝わるととても嬉しいです。」「タグラグビーでいろいろと考えながらやってみて、試合に勝てた時、何かをやり遂げた!という気持ちになりました。これからも工夫してやっていこうと思います。」「国語で友達の意見を聞きながら、確かにとか、何でだろうとか考えて勉強していたら、難しいが面白いに変わっていきました。友達と一緒にたくさん学んでいきたいです。」 発表を聞いていると、4年生の子供たちの言葉の中には、学校で学ぶことの意味がたくさん散りばめられていました。一人では学べないことも友達がたくさんいる学校だからこそ学べる、南一小がそんな学びに溢れた場所になるよう、子供たちと共に頑張っていこう!と、決意を新たにした新学期の始まりとなりました。 |
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