１０日（木）に予定されている学習発表会に向けて、２月の末から展示準備が進められて概ね展示作品が出揃ってきました。
職員室前には、カレンダーやテッシュボックス、焼き物そして１階の展示場所にはエプロンやペットボトルホルダーなど８組の魅力的な力作が並んでいます。
他にも技術や美術、そして家庭科など全校生徒の１年間の学習成果としてのたくさんの作品をみんなで鑑賞します。
一つ一つの作品は、その人の心そのものだと思います。
制作する人のメッセージや思いを感じ取りながらじっくり味わってほしいと思います。
自分にはない考え方や発想を味わって学びましょう。

２年生の取り組みとして、今日と明日の２日間に渡って茶道教室が行われます。
今日は、１組と４組がそれぞれ１時間ずつ多目的室にて茶道のお点前を学びました。
コロナ禍での感染防止対策を万全に整えて、４名の講師の先生をお迎えして実施することができました。
実際に、自分で抹茶を点ててみることや季節のお菓子のいただき方などを体験しました。
また、お点前の技術だけでなく、道具の扱い、美しい所作、掛け軸を用いる意味など茶道の「おもてなしの心」について学ぶことができました。
今日の掛け軸は「和敬静寂」という言葉でした。
それは「誰とでも仲良く、すべてにおいて調和を大事に、お互いを尊重し合い、何事にも心から清らかであること、それによって穏やかでどんな時も動じない心に至る」という千里休の茶道の教えです。
茶道の心得についてわかりやすくご指導くださった蛯名美鈴先生の美しい立ち居振る舞いをみて、すっかり茶道の魅力にはまって「茶道部」発足を望む声が上がっていました。

お抹茶をいただいた後、茶碗のそこには可愛い顔が現れて・・・。
美鈴先生のお点前。
みんな、美しい姿勢でいただいています！