α(アルファ)と β(ベータ)硬い生の米粒のままのものをβ(ベータ)、 炊いて柔らかくなったものをα(アルファ)といいます。 (デンプンの構造上の呼び名です) お米を炊いて、水分を含むとアルファ化し、 そのまま置いておくと、また水分が抜けてカチカチにベータ化します。 ベータ米は、乾燥しているので長期保存ができ、 アルファ米は、ふっくらして消化によいですが、 水分があるため、腐りやすいです。 この炊飯したアルファ米を、熱風で急速乾燥させると、 お米のデンプンはアルファ化したままなのに、 水分が抜けるので長期保存できるという 便利なお米になるのです。 これが「アルファ化米」です。 すでにデンプンがアルファ化しているので、 炊く必要がなく、水やお湯に浸すだけで食べられるようになり、 災害時や、キャンプ・登山のときの携行食として 需要が伸びているということです。 |
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