最新更新日:2024/06/01
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校訓 天資養活 自他共栄  本校の特色を活かし、保護者や地域のみなさんと連携しながら、一人一人の生徒が「勇気をもって」一歩踏み出せる学校をめざします
出中 校訓
出中 校舎
砺波市立出町中学校
住所:〒939-1366
富山県砺波市表町18番29号
TEL:0763-33-2329
FAX:0763-33-2330

悩みは尽きない・・・ no.349

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今日は、8月31日
8月最後の日
全校登校日で出中生が登校し、朝学校を廻ると○○さんが「31日!厳しい日だぁ」と打ち明けてくれました
登校して、「厳しい日だ」とストレートにわたしに伝えてくれることだけでも、○○さんは素晴らしいです
いろいろな想いを抱えている出中生も多いでしょう
生徒のみならず、教職員でもいるでしょう
自分の想いを一人で抱え込むのではなく、朝の○○さんのように外へ吐き出すことはとても大切だと思います
自分を守るための一つの方法です

そこでわたしも昨日に引き続きカミングアウトします
上の写真2枚は、全校登校日で生徒たちが取り組んでいる団活動の様子です
熱中症、新型コロナウイルス感染症への対応もそうですが、そもそも9月3日(土)運動会本番の天気も悩みの種です
上写真3枚目のように、週間天気予報は各社によって微妙に違いますが、どうも3日は怪しいのです
本日青空が広がっていますが、数日前は雨予報でしたからまだまだ予報も変化することが予想されます
秋の空は変わりやすいことの一例としても使われるほどですから、もう少し運動会の実施については様子をうかがう必要があるでしょう
保護者の皆さんにも、PTA役員の皆さんにも、地域の皆さんにも、やきもきさせることとなりますが、ご理解・ご協力をお願い申し上げます

テルテル様のお力にもすがります

カミングアウト no.348

またまた失敗をしてしまいました
朝、全校登校日で登校してた出中生を見届け、とある出張のため出中を後にしました
今にして思えば、時間に余裕をもって出るつもりでしたが、出る直前にいろいろあってややゆとりがない状態でした
出発が想定より遅れましたが、「会場の○○へは予定時刻に間に合いそうだな」と車を発進させ、ほぼ想定通りの時刻に到着しました
ただ、駐車場がなんだかいつもと違います
玄関を入り、事務室にあいさつすると、どうもその表情もいつもと違います
「もしかして、ここではありませんか?」と恐る恐る問うと、「はい、違いますよ、校長先生」との回答

やってしまいました、会場を間違えました
会場が○○ということは間違っていなかったのですが、実際に私が向かったのは□□でした

すぐに遅刻する旨の連絡を責任者の方にし、○○へ向かいます
しかし途中であることに気付きます
「あれ!?今向かっているのは△△ではないか????!!!!」

重ねてやってしまいました
会場が○○と分かっていながら、再び別の場所を目指していました

これは相当危ないことではないですか?
自分自身で怖くなります
大丈夫か?自分?!!

結局、約10分遅れで○○の会場へ到着
申し訳ない

出中生の皆さんに対しても、お恥ずかしいかぎりです
それならばここに書かなければよいのですが、少しでも出中生の教訓になればと思い、告白しました

ゆとりがないと、とんでもないことが起こることがあります
慌てたときこそ、一息深呼吸してから行動しましょうか
その前に、慌てる状況にならないようにすることも大切ですね

ああ、お恥ずかしいかぎりです・・・
本日も出張がありますが、確実に◇◇へ向かいます

※週間天気予報を見て、テルテル様をもう御一方増やしてみました

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運動会に向けて no.347

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2学期開始直前、本日から8月31日までは全校登校日です
今日はカラッと晴れ上がった絶好の運動会日和・・・なのですが、運動会本番は9月3日(土)です
全校が団毎に分かれて活動する時間があり、さわやかな青空のもと、本気で根気よく元気に取り組む出中生の様子が見られました

明日からは悩ましい天気予報となっています
砺波市内の中学校だけでなく、県内の中学校でこの日に運動会を計画している学校がありますが、どの学校も気が気ではない1週間となりそうです

また、お天気だけでなく、新型コロナウイルス感染症への対応や、熱中症の予防対策にも十分に留意する必要があります
生徒たちが安心して学校生活を送り、行事にも参加できるように、我々ができる環境整備に努めます
出中生の皆さんにも、意識をもって対応してくれるようお願いします

わたしのできることの一つは「祈り」なので、さっそく校長室にテルテル様(写真下)をお迎えしました
まずは9月3日(土)の運動会が無事開催できるお天気になりますように!!


本日案内文書を発出しましたが、運動会当日の観覧について、3年生の保護者の方1名のみの観覧とさせていただきます
PTAのご理解・ご協力のもと、昨年同様に、当日の様子をライブ配信します
多くの保護者の皆さん、地域の皆さんには直接出中生の活動を観ていただくことはかないませんが、ご理解とご協力をお願い申し上げます
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やわやわスタート その2 no.346

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本日は、3年生と1年生が登校日でした
朝から出中生の声が聞こえ、久々の顔も見られ、うれしいかぎりです

わたしは午前中は地区内中学校の校長会(本校にて)、午後は職員会議でした
地区内の中学校長が連携し、また校内では教職員が協力し、2学期のスタートに向けての準備を進めています

新型コロナウイルス感染症の対応、熱中症の対応はもちろん、この時期は昨日書いたように、夏休みの家庭生活パターンから、学校生活パターンへと変化する時期であり、そのことへの対応もあります
個人的に絶叫系ジェットコースターは好きですが、それはレールがあってこの先どのように進むのかが見え、何より安全性が保障されているから楽しめています
これが、この先どのように走るのか分からないとか、脱線して落下する恐れがあるとか、不確定要素が満載ならば怖くて乗ることなんてできません
無理やり乗せられれば、それは拷問でしかありません

夏休みが終わり2学期がスタートすることは、ある意味その先がはっきりしているのですが、不安を抱えることがあってもそれは不思議なことや特別なことではありません
だから、緩やかにやわやわと、移行できればと思っていますし、職員会議でもそのことを話しました

わたし自身もやわやわと2学期のスタートに向けて心身ともに準備を進めます

と、そんな矢先、校長室の電話の調子が急に悪くなりました
まったくの突然です
何本かの大切な電話の途中でも突然切れてしまいました
わたしは切れていないのですが、勝手に電話が切れるので、相手には失礼極まりないことで、相手が切れておられないかが心配でした
困ったときはすぐに相談
このことをいろいろな方に伝えたので、2学期のスタートまでには解決するでしょう
ちょっと楽観的かな・・・
まあ、これくらいがよいでしょう
やわやわ、いきます

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やわやわスタート no.345

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本日は、3年生と2年生が登校日でした
明日は、3年生と1年生が登校日です
週が明けて、8月29日(月)〜31日(水)は全校登校日
そして、9月1日(木)は2学期スタートの始業式です

9月3日(土)には運動会を開催する予定です

この1週間から2週間の中で、夏休みでの家庭生活パターンから、学校生活パターンへ緩やかにやわやわと移行してもらえればと願っています

生物は急激な変化を苦手としています
生物だけでなく、自然界のものはすべてそうかもしれません
中学理科で学習する「慣性の法則」です
「外から力が作用しなければ、物体は静止または等速直線運動を続けるという法則」です
ニュートンの運動の法則のひとつで、運動の第一法則とも言います
ずっとそのままが安定するのです

ただ、この世の中は絶えず変化しています
「脱皮しない蛇は滅びる」ですから、変化には対応する必要があります
その時に「やわやわ」はうまく対応するためのコツのひとつかと思います

夏休み明けのこの時期
マスコミでも多く取り上げられますが、おとなが心配する事案があります
生活パターンの変化に苦しむ生徒たちの存在です

文部科学大臣から、今年もメッセージが出ました
 中学生・高校生のみなさんへ はこちら
 保護者や学校関係者等のみなさまへ はこちら

わたしからも苦しむ・悩む生徒たちに伝えたいです

「やわやわ」行きましょう
誰でもよいから、今の苦しみや悩み、つらさを伝えてほしい
一人で抱えるのではなく、誰でもよいから伝えやすい人に伝えてほしい

更新 no.344

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校務用パソコンが新しい機種に更新されました
新しくなればセキュリティ上も安全になり、処理速度もサクサクと速くなりました

各種設定やデータの引越は大変ですが仕方ないですし、使い慣れたソフトウェアが使えなくなる事も自分自身が変わっていくしかないですな

脱皮しない蛇は滅びるのでした

校長室前の掲示も更新しました
根気なのです
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たのもしさ no.343

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全国中学校体育大会柔道競技に参加する3年生が、試合会場となる福島県へ向けて出発しました

県選手権大会で出場を決定し、北信越大会では1回戦で敗退と悔しい思いをし、全国大会までの限られた時間を大切にして、毎日の練習に取り組んだと聞いています

苦手としていた部分も練習を重ねることで克服したと聞きました
※試合前なので具体的な内容は秘密です

頑張ってきますときっぱりと笑顔で答えてくれる○○さんのとても頼もしく感じました
練習パートナとして同行してくれた○○さんも頼もしい表情でした

学校の懸垂幕、地域の公民館に掲げられた激励の看板、多くの人たちも応援してくださっています
誠にありがたいことであり、とても幸せなことです

1回戦は山形県の選手との対戦です
ぜひ、自分の持てる力を出し切ってきてほしいと祈っています

なお、出場する明後日の試合の様子はネット配信されます

★YouTubeチャンネル「全柔連TV」★

8/25(木)9:00〜
男子55kg級30番1回戦
3試合会場6試合目

多くの皆さんにも応援していただければとお知らせします

がんばれ!!!

ちょこっと自由研究 no.342

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夏休みも終盤となりました
この歳になっても小中高校生時代に苦しんだ「夏休みの課題」が、記憶の深くに刻み込まれている気がします
迫り来る何かに、圧を受ける感覚・・・
※これは批判ではなく、ただそういう心境であるという事実です

ということで、若かりしわたしと同じように苦しんでいるかもしれない出中生の気持ちに近付くため、わたしもちょこっと自由研究をしてみました
テーマは「脳と宇宙のつながり」です
※出中生には申し訳ないですが、課題提出しないのでリポート形式ではないことは許してください

今回のテーマの設定理由は、たまたま観た上の1枚の写真です
これは、成田修造氏のTwitterで紹介された写真で、出典は光学顕微鏡で見る生命の美しさと複雑さをアピールする、ニコン顕微鏡コンベティション「スモールワールド」2016年
(※顕微鏡と写真に興味がある人なら誰でも参加できる、顕微鏡写真コンペティション)の入賞作品です

リンクはこちら

最初、宇宙の写真だと思いました
しかし、これはヒトの脳細胞の写真です

作品名は、
Human neural rosette primordial brain cells, differentiated from embryonic stem cells in the culture dish
培養皿中の胚性幹細胞から分化した、ヒト神経ロゼット始原脳細胞
(used to study brain development and Huntington’s disease)
(脳の発達とハンチントン病の研究に使用)

そう言えば・・・と、ニューヨーク・タイムズの記事(2006/8/14付)を思い出しました
それは、マウスの脳内の神経細胞(ニューロン)の画像と宇宙をシミュレーションした画像を並べたもので、その様子が似ているのです
この記事は世界中で評判になったので、物忘れの激しいわたしでも何となく覚えていました

そして、このことは2020年にその類似性が定量分析によって裏付けられます
ボローニャ大学(イタリア)の天体物理学者フランコ・バッツァ准教授と、ヴェローナ大学(イタリア)の脳神経外科医アルベルト・フェレッティ准教授の研究チームが、宇宙学と神経外科学の観点から定量分析を行い、銀河がつながる水素ガスの大規模構造の宇宙網とヒトの脳の神経回路網(ニューラルネットワーク)を比較しました

研究論文:「ニューラルネットワークとコズミックウェブの量的比較」
The Quantitative Comparison Between the Neuronal Network and the Cosmic Web
リンクはこちら 

これは、オープンアクセスジャーナルFrontiers in Physics(フォロンティア・イン・フィジックス)(※https://www.frontiersin.org/journals/physics)で2020年11月16日に公開された研究論文で、両者にはその規模に27桁以上もの違いがあり、その構造がもたらされた物理的プロセスも本質的に異なっているものの、両者の構造には、同様の複雑性と自己組織化が認められたといいます
研究論文では、一連の研究結果をふまえ、「宇宙網と脳の自己組織化は、同様のネットワーク力学の原理によって形成されている可能性がある」と結論づけています

原文をしっかりとは読んでいないので、詳細について述べられませんが、この事実に関連する写真1枚でとても不思議な気持ちにさせられます
自分の頭の中に宇宙がある感覚とでも言いましょうか
「脳と宇宙のつながり」は決して想像だけの話しではなく、科学的根拠がありそうです

不思議に触れると、もっとそのことについて知りたくなるから、勉強はおもしろい
勉強は「勉めて強いられるものだ!!」と、高校時代に漢文の先生から教わりましたが、「それは違うでしょう!!」と面と向かって言えなかった、若かりしわたし
勉強、学習、学問・・・、そのものはおもしろいものなのですがねえ
結局これが今回のわたしの自由研究の結論ですな

テーマと結論がずれまくっていますから、これは自由研究の悪例です
ごめんなさい

※下写真は研究論文:「ニューラルネットワークとコズミックウェブの量的比較」に使用されている3種類の図です
少しでも興味があればここをクリック!!
※誘い込み詐欺ではありません・・・
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主張とは no.341

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本日、県内の中学生を対象にした第44回「少年の主張富山県大会」が富山市で開催されました
応募作品1,964点の中から、作文審査で選ばれた10人が壇上で主張しています
本大会は、1979年の「国際児童年」を記念して始められた「少年の主張全国大会」に合わせて毎年開催され、今回で44回目
中学生が日頃から考えていることや、学校や家庭、地域社会の中で感じていること、感銘を受けたこと、将来の夢や社会に対する希望などを、自らの言葉で発表します
中学生が社会の一員としての意識を高めるとともに、県民の皆さんに中学生をはじめとする青少年の健全育成に対する関心を高めていただくことをねらいとしているものです
(※県ホームページより)

本校からも3年生の○○さんが「悔しさをバネに」の題で発表し、優秀賞を受賞しました


「主張する」という言葉から、あなたはどのような印象を受けますか?

以下は、精選版 日本国語大辞典による、「主張」の解説です

しゅ‐ちょう【主張】
1:主としておしはること
  主となって維持すること
2:主宰すること
  つかさどること
3:自分の意見を言いはること
  自分の意見を言い続けること
  また、その意見 持論
4:民事訴訟で、原告または被告が自己に有利な具体的法律効果あるいは事実を陳述すること〔現代大辞典(1922)〕
(※出典:精選版 日本国語大辞典精選版)

「主張」とは、何となく圧を感じてネガティブな印象を受ける日本人は多いようです
「主張」することは大切なのですが・・・


「主張」に関して、荘加 大祐 氏(株式会社リッフェル 代表取締役CEO)の文章が、私は興味深いです

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主張とは論点に対する直接的な答えです
発言が「主張」であるための条件は以下の3つ
1:論点が存在していること ※これは条件というより、前提
 「論点」とは何かと言うと、要するに問い(疑問)のこと
 論点が存在しているということは、「答えが何かを知りたい事案がある」「その答えは、まだ分からない」という状態
2:論点に直接的に答えていること
 何かを論ずるときは、相手に理解しやすいように、常に論点を明示するべき
3:議論の余地があること
 具体的には「他の人が否定できる」ことです
 「感情」「事実」は他の人は否定できないので主張になりません
 ※自分の考えや意見は他の人が否定できるので、主張になり得ます

あなたは、他者が否定できることを主張していますか?
答えがノーなら、あなたが「主張」だと思っている言説は主張ではありません
もう一度、論点から考え直した方がよいでしょう
そして、他者による否定の余地があるからこそ、主張の是非(主張は正しいのか)が問われるわけです
そして、それを支えるのが、根拠です
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ううむ、まだまだ勉強が足りません
本を読みます

サザエさんシンドローム no.340

サザエさんシンドローム(症候群)は正式な病名ではありません
日曜夕方から夜にかけて、明日からの通勤・通学のことを考え、気持ちが落ちたり、憂鬱になったりすることを意味します

休日の終わりを感じさせられ、現実に引き戻されてしまう日曜夕方に、「サザエさん」が放送されていることがこの名称の由来です

大河ドラマでも鉄腕DASHでもよいのでしょうが、サザエさんは長寿番組ですからねぇ

英語でも「Blue Monday」「Monday Morning Syndrome」といった言葉がありますから、日本人だけの感情ではないようです

サザエさん症候群の予防や対策は、休日の過ごし方にあるようです
いろいろな方法が世に出回っていますが、共通するのは次のようなものでした

・規則正しい生活を送る
・運動する(アクティブレスト)
・お楽しみを準備する
・多くの人も同じであることを知る

さて、お盆が過ぎ2学期のスタートが近づいています
校舎内にも写真のようなスペースが
お盆シンドロームの場合も、サザエさんシンドロームの対処法が役立つのではないでしょうか

また、困ったときは自分の言いやすい人に相談することを強くお勧めします
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8月15日 no.339

先の大戦の終戦から77年
およそ310万人の戦没者を慰霊する政府主催の全国戦没者追悼式が日本武道館で行われました
式典には全国から遺族の代表などが参列しますが、今回はコロナ禍以降初めての行動制限がない式典でした
参列者の高齢化が進み、8割近くが70歳以上だそうで、改めて自分のできることは何かを考えさせられます

広島、長崎の被爆者と同様に、直接体験談を伺う機会は減っています

黙祷

流星群 no.338

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今年のペルセウス座流星群は8月13日10時頃に極大になると予想されています
今夜が満月のため、ほぼ一晩中明るい月明かりがあり、観測条件が良くありません
見える流星の数は、例年よりもだいぶ少なくなりそうで、残念なかぎり
昨年は、極大予想時刻の約1日半後に、例年の2倍以上になる予想外の活動が観測され話題となりました
今年も昨年同様に予想外の極大が起こるかは分かりませんが、期待してしまいます
と言いつつ、今晩はくもりの予報ですな
こういう時は便利なLIVE配信があり、沖縄と北海道を見比べます
本当は肉眼での観測がよいのですが・・・

出町中学校のみんなは、自然にも触れているでしょうか


応援する・される no.337

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応援したい!と思わせられる人がいます
応援したい!と思わせられる人たちがいます

そう思わせられるのはどのような人でしょう?

本日、午前中に全国中学校体育大会に出場する柔道部の○○さんと、北陸吹奏楽コンクールに出場する吹奏楽部の壮行会を開催しました
また、午後には砺波市内の中学校から全国中学校総合体育大会へ出場する選手の壮行会が市役所で行われます

ありがたいことです
こういう機会で、出中生たちは多くの応援してくださる方々をはっきりと意識できます
出町中学校は家族、学校関係者だけでなく、地域のみなさんからも多くの声援を受けているのです
本校の懸垂幕だけでなく、市体育館や公民館には柔道部の○○さんを激励するメッセージが掲げられているのもそのひとつです

人は、どのような人を応援したくなるのでしょう?
それは、輝かしい結果を出した人でしょうか?

それもひとつかもしれませんが、やはり「本気・根気・元気」な人だと、わたしは思います
これらの人には、「夢がかなってほしいなぁ!」「目標を達成してほしいなぁ!」と思うのです
※と、言いながら、出中生は無条件で応援しますが・・・

応援とは、「がんばれ!!」と言葉にして発信することだけではありません
自分たちの時間やお金を使って支えることも、本人達が気付かないどこかでよりよい結果を祈ってくれることも応援です
自分を応援してくれる人がいることはとても幸せです
しんどい時の力になります

わたしは多くの人を応援できる人でありたいと思います
そして、できれば応援される人でもありたいと思います

それが生きる中での目標ということではないですが、そうであるために、今、自分なりにできることを為すことが大切だと考えています
(※漢字の「為」に「イ(ニンベン)」が付くと「偽」になるということは、心していなければと常々思っています)

そして、その行き着くところはやはり「本気・根気・元気」なのです

全国大会やブロック大会に出場する出中生のみならず、日々の生活を「本気・根気・元気」で過ごしている出中生も、なかなかそうならない出中生も、全てひっくるめて応援しています

「がんばろう!!出町中学校!!」今の自分ができうる範囲で、・・・
本気・根気・元気でがんばれば、見えてくるもの、感じられるものがあります

とにもかくにも、やってみよう

※上写真:中庭での壮行会(文化体育後援会副会長・PTA会長様の激励の言葉)
※下写真:同窓会からいただいた激励金を渡しました
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8月9日 no.336

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今日は長崎県が「県民祈りの日」と定めた、原爆犠牲者の冥福を祈るとともに、恒久平和への誓いを新たにする日です
そして、長崎県では原子爆弾が炸裂された午前11時2分に全県民が一斉に1分間の黙祷を捧げることとしている日です
県民ではなくても、多くの人に祈ってほしいと長崎県では呼びかけています

民間人の住む街上空への原子爆弾の投下
この歴史上の事実は我が国で起こったことと頭では分かったつもりですが、どこかで信じられない想いがあります
だからこそ、8月6日と8月9日は、個人的に強く意識し続けている日のひとつです

午前10時40分の被爆者合唱が披露され、その後被爆77周年長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典が開式となりました
午前11時2分、原子爆弾が炸裂した時刻に併せて黙祷
わたしも、世界が平和であること、原爆で亡くなった方々が安らかに眠っていただけるよう祈りました

十年以上前に長崎で被爆者の女性から直接伺った被爆体験談が忘れられません
それは、被爆後に皮膚が垂れ下がったままの弟を連れて、あてもなく水を求めて街中を歩いていた時、がれきで足が血だらけであることに気付き、横たわる死体から「ごめんなさい」と言って履き物をはぎ取り弟に履かせ、自分も履いたというお話しです
まだ幼かった女性がどのような気持ちでその行為を行ったのか、想像します
その後も死体の転がる、破壊し尽くされた長崎の街をどのような気持ちでさまよったのか、想像します
この話を我々にされることで、当時を思い出されることを想像します

人は想像することができます
そしてその想像は、よりよい未来の創造へとつなげられます
ただし、想像するには事実を知らなければなりません
今を生きるわたしができることは、過去の事実を知り、想像し、よりよい未来に向けて考えることです
そして、考えたことを為すことです

式典の中で、原子爆弾の熱線を浴び、水を求めながら亡くなった犠牲者を慰霊するために、祭壇に水をささげる儀式「献水」が行われました
ここでも、かつて伺った被爆体験談がよみがえりました


式典の中で、被爆者代表 宮田 隆 さんが述べられた「平和への誓い」を全文紹介します

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「平和への誓い」

 まず初めに、ウクライナでの多くの犠牲者に心から追悼の意を表します。容赦ない無差別攻撃は、77年前の無実の長崎市民が体験した原爆投下と重なります。断じて許せません。

 今年2月24日、ウクライナに鳴り響く空襲警報のサイレンは、あのピカドンの恐怖そのものでした。77年前の8月9日、長崎に投下された原子爆弾の爆風によって、爆心地から2・4キロの自宅にいた5歳の私の小さな体は、8畳間から玄関口まで吹き飛ばされ、母親の胸の中で目覚めました。今もあの時の母親の胸の鼓動が耳に残っています。

 あの夜、山越えで我が家に逃げてきた看護婦さんは、髪は逆立ち、左目は飛び出し、「水をください」と言ったまま、私たち家族の目の前で絶命しました。爆心地の松山町へ救援に赴いた父は、黒焦げの焼死体となった叔父と叔母を発見し、その私の父も5年後に白血病で亡くなりました。

 今、82歳の私は、10年前に発症したがんの悪化で苦悩の日々を過ごしています。多くの被爆者は、私以上の苦しみに耐えて生き抜いています。

 本日ご列席の国会議員、県議会・市議会議員の皆様、被爆者と対面し、被爆者の心の痛みと被爆の実相を聞いて、世界に伝えてください。私は6月、ウィーンで開かれた核兵器禁止条約第1回締約国会議に参加し、会場や路上で「HIBAKUSHA」と書いたゼッケンを着用して訴えました。

“Please、visit Nagasaki. To see is to believe、no more Nagasaki、Stop Ukraine”

 第二次世界大戦から77年後の今、ロシアの核兵器の使用を示唆する警告によって、世界は核戦争の危機に直面しています。日本の一部の国会議員の核共有論は、私たち被爆者が願う核の傘からの価値観の転換とは真逆です。核共有論は、「力には力」の旧来の核依存思考であり、断じて反対です。核は抑止にあらず。今こそ日本は、核の傘からの価値観を転換し、平和国家の構築に全力を挙げるべきです。

 そのためには、日本は歴史に学び、北東アジア非核兵器地帯を宣言し、日本国憲法第9条を厳守してください。あの第二次世界大戦の英霊約300万人と長崎原爆犠牲者約20万人の願いを込めて、二度と戦争をしない国民の強い意志と、国家としての戦争放棄は、戦後、確かに国民の命を守ってきました。対話による平和外交こそ、新たな時代への挑戦です。特に、被爆地選出の岸田(文雄)首相の行動力に大いに期待します。

 そして、日本政府は核兵器禁止条約に署名・批准してください。昨年発効した核兵器禁止条約は、被爆者と人類の宝です。この条約を守り、行動することは、唯一の被爆国である日本政府と国民一人ひとりの責務であると思います。締約国会議にオブザーバーとして参加した各国からも、この条約に対する熱烈な期待が発言され、私は勇気をもらいました。

 私たち被爆者は、この77年間、悲しみも苦しみも乗り越えて、生きてまいりました。これからも私たちは、世界の市民社会と連携して、核兵器のない明るい希望ある未来を信じて、さらにたくましく生きていきます。核兵器禁止条約をバネに、新しい時代の始まりであることを自覚し、私たちは強い意志で、子、孫の時代に「核兵器のない世界実現への願い」を引き継いでいくことを誓います。

 2022年(令和4年)8月9日
 被爆者代表 宮田 隆
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わたしは想像し続けます


写真出典:NHK

8月6日 no.335

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8月6日(土)
広島に原爆が投下されて、77年となった日です
我が国で起こった事実であると頭では分かったつもりでも、どこかで信じられない想いがあります
だからこそ、8月6日と8月9日は、今も意識し続けている日です
今年も、原爆投下時刻に合わせて、広島市原爆死没者慰霊式並びに平和祈念式が挙行されました

わたしも、自宅から世界が平和であること、原爆で亡くなった方々が安らかに眠っていただけるよう祈りました

式典の中で、こども代表の2名が発表した「平和への誓い」を全文紹介します
※広島市原爆死没者慰霊式並びに平和祈念式 HIROSHIMA PEACE MEMORIAL CEREMONY パンフレットより
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平和への誓い

あなたにとって、大切な人は誰ですか。
家族、友だち、先生。
私たちには、大切な人がたくさんいます。
大切な人と一緒に過ごす。笑い合う。
そんな当たり前の日常はとても幸せです。
昭和20年(1945年) 8 月 6 日 午前 8 時15分。
道に転がる死体。
死体で埋め尽くされた川。
「水をくれ。」「水をください。」という声。
大切な人を一瞬で亡くし、当たり前の日常や未来が突然奪われました。
あれから77年経ちました。
今この瞬間も、日常を奪われている人たちが世界にはいます。
戦争は、昔のことではないのです。
自分が優位に立ち、自分の考えを押し通すこと、それは、強さとは言えません。
本当の強さとは、違いを認め、相手を受け入れること、思いやりの心をもち、
相手を理解しようとすることです。
本当の強さをもてば、戦争は起こらないはずです。
過去に起こったことを変えることはできません。
しかし、未来は創ることができます。
悲しみを受け止め、立ち上がった被爆者は、私たちのために、平和な広島を創ってくれました。
今度は私たちの番です。
被爆者の声を聞き、思いを想像すること。
その思いをたくさんの人に伝えること。
そして、自分も周りの人も大切にし、互いに助け合うこと。
世界中の人の目に、平和な景色が映し出される未来を創るため、私たちは、行動していくことを誓います。
令和 4 年(2022年) 8 月 6 日 こども代表
広島市立幟町小学校 6 年 バルバラ・アレックス
広島市立中島小学校 6 年 山崎 鈴(やまさき りん)
※サキの正しい表記はタテザキ

Commitment to Peace
August 6, 2022
Who are the important people in your life?
Family, friends, teachers.
We have so many people who are precious to us.
Spending time with people you care about. Laughing together.
There is so much joy in these ordinary moments that we take for granted.
8:15 am on August 6, 1945.
Corpses lie in the streets.
They choke the rivers.
Voices beg for water, plead for water.
The people you care about vanish in an instant, and the life you knew, the future you imagined, are suddenly pulled away from you.
It has been 77 years since that day.
Right now, even in this moment, there are people in the world whose ordinary lives are being taken away.
War is not something that exists only in the past.
Strength does not mean having the advantage and using power to push your agenda on others.
True strength lies in recognizing differences, accepting others, and trying to understand them with empathy in your heart.
With true strength, there will be no wars.
We cannot change what happened in the past.
We can, however, create the future.
Accepting their grief, the hibakusha stood up and created a peaceful Hiroshima for us.
Now, it’s our turn.
To listen to the voices of the hibakusha and imagine how they felt,
to convey those feelings to as many people as possible,
to cherish ourselves, those around us, and lend a helping hand to one another.
We solemnly swear to take action for the creation of a future where peace is reflected in the eyes of everyone around the world.
Children’s Representatives:
Barbara Alex (6th grade, Hiroshima City Nobori-cho Elementary School)
Yamasaki Rin (6th grade, Hiroshima City Nakajima Elementary School)
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明日9日、長崎市松山町平和公園の平和祈念像前において、原爆が炸裂した11:02に合わせて長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典が挙行されます
原爆犠牲者の霊を慰め、併せて世界の恒久平和が祈られます

写真出典
上:広島平和記念資料館平和データベース https://hpmm-db.jp/
下:テレビ新広島ニュース映像
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教えられる no.334

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8月3日(水)、4日(木)の2日間、休暇をいただいて長野県へ行ってきました
その目的は、本気・根気・元気な出中生の姿を直接見るためです

今年度の北信越中学校総合競技大会には、陸上競技に男子、バスケットボール競技に男子・女子、柔道競技個人に男子、卓球競技団体・個人に男子、ソフトテニス競技団体・個人に女子、剣道競技個人に男子と、大勢の出中生が出場しています
出中生が登場するのは3日〜5日の3日間で、わたしが休暇を取れそうなのは2日間
エントリーされた全競技、全選手、サポートの出中生全員の活躍を見たかったですが、物理的にそれは無理です
悩みに悩み、3、4日としました
この次に悩んだのはどの競技へ行くかです
最初は長野市、佐久市、松本市、安曇野市を移動しながらできるだけ多くの競技を!とも考えましたが、これまた物理的に難しい
「二兎を追う者は一兎をも得ず」の例えのごとく、複数のものを同時に追求すると、結局、どれも取り逃がすかもしれません
そこで、安曇野市で開催された卓球競技男子団体戦と、松本市で開催されたバスケットボール競技男女の応援に絞って観戦しました

試合結果はホームページに掲載したとおりです
選手達、関係者のみなさんにとって、この結果はどのように受け止められたでしょうか
この結果をどのように捉えて、未来に活かすかはそれぞれ一人一人の考え方次第です
悔しさを隠す必要はないですし、悔しがるなとはまったく思いません
ただし、それだけではダメだと思います
それだけではもったいないです

勝負の世界では例え優勝候補であっても負けることがあります
オリンピック・パラリンピックの金メダリストも、負けることがあります
いや、負けたからこそ金メダルを獲得したとも言えるでしょう

わたし自身は、本気で試合に臨んでいる出中生の姿から、「勝負の流れの不思議」、「心の影響の大きさ」、以前にも書いた「小さそうで大きな差」、「スタートの重要性」「非日常で際立つ日常」「意識の大切さ」「言葉の力」等々、多くのことを教えられた気がします
その詳細をここでお知らせすることは控えますが、今回の結果は瞬間のひとつであり、瞬間(点)の連続が未来へ続く線となります
会場で実際に相手と戦ったかどうかは別として、同じ空間で同じ雰囲気を味わい、同じ事実を見たものは、出中生、おとな関係なく、この経験を未来へ活かせられればと思います

そのために今何を為すか?
わたしの夏休みの宿題です

想像する no.333

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今朝、陸上部、柔道部、そして卓球部が、北信越中学校総合競技大会に参加するため、長野へ向けて出発しました

コロナ禍での開催であり、本人はもちろん、ご家族、大会関係者、学校関係者等は細心の注意を払っての実施となります

今までの練習の成果を発揮すべく、大会に出場する選手達の想い
子供の頑張りを今まで支え続け、大会に選手を送り出すご家族の想い
全選手がその力を最大限に発揮してもらえるように、環境を整える大会関係者の想い
頑張りを見続け、その成長を実感しながら共に大会に参加する学校関係者
その他、選手や大会運営に関わる人たちの想い

人は、「想像」することができます
その全てを理解することはできないですが、人の想いを想像し、それぞれの想いに寄り添うことはできるはずです
そして、自分ができることは何か? 自分がやるべきことは何か? が、具体的に見えてくると思います


朝、吹奏楽部の代表3名が受賞報告に来てくれました
今の率直な気持ちを聞かせてもらって、純粋に立派だと感じました
2つのコンクールにおける、「金賞・県代表」と「金賞・県代表になれず」の審査結果
単純に「うれしさ」と「悔しさ」ではなく、未来に向けてこの事実を受け止めて、前進しようという想いを、その言葉から想像しました
やはり出中生はすごいです
きっと、北陸吹奏楽コンクールでは、自分たちの本気・根気・元気な演奏を披露してくれるでしょう
他の学校を意識するのではなく、自分たちの演奏をやり切るのです


朝、長野へ向かう卓球部を見送った時、校庭で白い鳥の羽を見付けました
真っ白なその羽に心惹かれ、拾ってきました
この羽は、どうしてここにあるでしょう?
少し想像してみます
単に抜けたのか?
誰かと争ったときに抜けたのか?
誰かに襲われて抜けたのか?
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羽の持ち主の姿も知らぬまま、この鳥の一生も想像してみます
加えて、この純白さによって、白星!つまり、これからの出中生の勝利を想像します
ちょっと、思い込みすぎですかね・・・

その差 no.332

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この土日に合唱部が「第4回とやま世界こども舞台芸術祭(PAT2022)」に出演したり、吹奏楽部が中部日本吹奏楽コンクール県大会に出演したりと、夏休み中も出中生は様々な場所で精力的に活動を続けています

所用で土曜日の合唱部の活躍ぶりを直接観ることはできなかったのですが、日曜日は県代表の座を狙う吹奏楽部の演奏を鑑賞することができました

順番は出場中学校8校の6番目
休憩を挟んで2校目の演奏でした

8校全ての演奏が終わり、審査員の先生方がどのように判断されるか分からない内容でした
どの学校も音のよさや、曲の理解の深さ等、素人のわたしでも感じられるものでした
ただ、もしかしたら身内贔屓かもしれませんが、唯一心が震え、なぜか涙がこみ上げたのは、出町中学校の演奏だけでした

結果は昨日のホームページに既に掲載したとおり、本校はゴールド・金賞でしたが、目標としていた県代表には届きませんでした

会場を後にする際、何人かの吹奏楽部員に会いました
慰労の声をかけた時、○○さんの表情がとても複雑だったことが強く印象に残りました
悔しさが伝わりました
「県代表として挑む北陸吹奏楽コンクールに向けて気持ちを切り替えてください」と、伝えると少し表情が和らいだ気がしました
この経験も、みんななら未来にいかすことができます

それにしても、同じゴールド・金賞で、県代表と代表ではない演奏の「差」は何でしょう?
わたしの心を動かした演奏は、他の人の心を動かせなかったと言うことなのか
心の動かすという曖昧な基準では選べないのか
演奏途中で少し気になった箇所がその「差」となったのか
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自分が部活動の顧問をしていた頃、この「差」については悩み続けました
(※結局、答えは見付けられず、また、校長としても、何事においても「差」を感じ続け、悩み続けていますが・・・)

どの部活動を担当した時でも、一番に感じたことは、「自分が顧問でなければ勝てたのではないか・・・」です
そして、その「差」を埋めるためにやったことは、「人の力を借りる」ことでした
北信越大会で勝つことを意識した時は、県外の中学校とよく試合をしました
全国大会で勝つことを意識した時は、富山県内で強豪校の高校の顧問にお願いし、一緒に練習させてもらったこともあります
自分が出会った卒業生で、元実業団選手に生徒の指導を頼んだこともあります
そう言えば、内容はずれますが全国大会や北信越大会に出場した時、当日の練習場所を確保するために、ネット検索や衛星写真(航空写真)で体育施設を探したり、気になる場所があれば突然の直接電話で前日や朝の練習場所をお願いしたこともありましたな

しかし、最後まで「差」を埋められたことはありませんでした
県で優勝できたときも、それはさすがにうれしいのですが「差」が埋まった感覚ではなく、「たまたま」な感覚でした(※生徒のおかげ、保護者のおかげ、関わっていただいた多くの人のおかげ)

今のわたしが思っていること
多くの時間を使って準備を進め、勝敗を決するのはほんの一瞬です
準備のために単に時間をかければよいというものではなく、何をしてきたのかが「差」を縮めることかなということです

大リーグで活躍する大谷翔平選手は、グラウンドに落ちているゴミをさりげなく拾ったり、対戦相手の選手に対する振る舞いが紳士的であったりと、アメリカの人々からもその誠実さからよい印象で認めらています
以前のインタビューで、彼が「日常の些細な『よい振る舞い』が勝負を左右する気がするから」と言っていたように記憶しています

そうなのです
あとわずかの勝利を逃す時、その勝負とは関係のないような日常の過ごし方も影響しているように感じるのです
感謝の気持ちを忘れない
礼儀正しくする
道具を大切に扱う
相手をリスペクトする
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意識することでその「差」は縮まりますが、どこまでも「差」はなくならないのかな、とも今は感じています
これは決して「なくならない」とあきらめの境地ではなく、「なくならない」としても、その「差」を縮める生き方を、死ぬまで続けることが大切だと、今のわたしは思っています
それが、よりよく生きる、よりよい未来につながると考えるからです
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