「来たときよりも美しく」、学年主任の先生から片付け作業中の生徒たちに放送が入ります。
　その声に応えるように、鍋洗いや食器荒い、ゴミ処理等どの班も協力して一生懸命に片付けに取組んでいました。
　
　最終チェックは、学年主任の先生からオッケーをもらうこと。生徒もとりわけ神妙な面持ちです。
　
　「来たときよりも美しく」とは、自分たちが使用した後、次にその場所を使う人たちが気持ちよく使えるように、という心遣いを表す言葉でもあります。
　
　校外学習の大切な学びの一つです。

　ポプラ学級は、少人数でもあり時間に余裕がありました。食後の片付けも早々に、ゆとりある時間を過ごすことができました。

　
　飯ごう炊さんで一番大変なのは、鍋洗いかも知れません。内側はもちろん、薪による外側のススを洗う経験は日常生活でほとんど経験しません。
　液体クレンザーや金たわし等も初体験。
　
　本当の悪戦苦闘とは、このことか？

　
　後ろの時間が決まっています。食べ始めはバラバラでも、洗い物の開始はほぼ一斉です。かなりごった返しています。

　昨日は「こどもの日」。端午の節句でもあります。



　俵万智さんが5日午後、「子どもの日に、子どもの歌を」として4首の短歌をXで公開されていました。

　
　「たんぽぽの綿毛を吹いて見せてやるいつかおまえも飛んでゆくから」


　「連休に来る遊園地　子を持てば典型を生きることの増えゆく」

　
　「振り向かぬ子を見送れり振り向いたときに振る手を用意しながら」

　
　「最後とは知らぬ最後が過ぎてゆくその連続と思う子育て」

　
　それぞれの食事場所に先生たちも合流しています。

　
　ポプラ学級２人。自然の中に溶け込むようなのどかな食事風景に思わず４人（？）のカメラマンが集中（密集）しています。

　
　それぞれが思いを込めて、協力して完成させたカレーライス。
　それぞれが思い思いの場所で、各班ごとにランチタイムです。

　
　予想以上のご飯大盛りです。苦闘の大半は、ご飯もカレーも水加減だったようです。

　
　なれない調理以上の火起こしから始まる飯ごう炊さん。カレーライス完成です。各自持参したタッパー類に盛り付けし、いよいよ昼食です。

　
　普段の生活では余り経験していない、カマドで薪を使って火を起こすこと、米を研ぐこと、釜で炊くこと、食材を包丁で切っていくこと等々。どれも貴重な体験です。

　開校式、クラスごとの写真撮影後、生徒たちは「このまさわキャンプ場管理事務所」に向かいます。
　飯盒炊さんに必要な道具を、班ごとに借りています。かなり混んでいます。
　ポプラ学級の生徒たちは、混雑がおさまるまでゆっくり景色を楽しんでいます。

閉校式
清々しい青空の中、無事校外学習を終えました。スローガンである「みんなで協力し、一人一人が責任をもって行動しよう」は達成できたでしょうか。
しおりにある振り返りの作文が楽しみです。

　５月２日（木）午前７時過ぎの鯉のぼり。鯉のぼり下の２人は、第１学年主任と１年１組担任です。これから校外学習に向かいます。

カレーライス完成しました！みんなで協力して作ったカレーライスはたくさんの思いがつまっています。「美味しい」「ちょっとルーが水っぽい」「ふっくらご飯が炊けた」いろいろなカレーライスができました。

大自然の中、班員みんなで「いただきます」

カレーライスづくり！

飯盒炊さん　なかなか薪に火がつきません！
果たして「究極のカレーライス」は作れるのでしょうか？

　
　このまさわキャンプ場に到着して、開校式を行いました。少し肌寒い感じです。いよいよスタートします。

開校式の様子です。
新緑の中いよいよ始まります。

天気に恵まれました！このまさわキャンプ場へ！行ってきます。