3年国語「わにのおじいさんのたからもの」主人公「わにの子」の性格を考えます。 そう考える理由や根拠を文中から見つけて説明し合う学習です。 自分が考えにみんなが納得してくれたら、 ノートにまとめます。 子どもたちのノートには既に、 「やさしい」「おもしろい」 の2つとその理由が出されていました。 「ぼくは、わにの子は、『ちゃんと聞いている』と思います」 「それは、性格じゃないよ」 「『ちゃんと聞いている』ってことは、どんな性格ってことだろう?」 「真面目っていうこと?」「どこで真面目だってわかったの?」 「そう!真面目ってことです。〇ページのここに、わにの子が背中に書いてある地図を写したって書いてあるからです」 「なるほどね。ちゃんとおじいさんの話を聞いていて、地図を書き写したから、真面目だと思ったんだね。」 他の友達が納得してくれました。 "対話を通じて学びを深める授業づくり" を今年度の研究テーマとして各学級で取り組んでいます。 今までの長い付き合いから「あ・うん」の呼吸で 何となく「こう考えてるのではないかな」と 周りが察することが多くなりがちですが、 「相手に分かるように伝える」 ことを意識させることで、 自分の中で曖昧だったことが 友達との対話ではっきりしてきます。 今日は、さらに考えが深まるように 教師が「ことばの交通整理」をして 他の児童にも問い返していました。 自分の伝えたいことを自分のことばで 何とか伝えようと がんばっている姿と 周りの友達が その考えに合ったもっといいことばを提案したり、 違いに気づかせたりしている姿が 大切ですね。 これからが楽しみです。 |
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