![]() |
最新更新日:2024/06/26 |
本日: 昨日:215 総数:495498 |
チェスト!![]() ![]() ![]() ![]() 先日、名古屋法務局より感謝状をいただきました。12月は、人権を考える月でもあります。 さて、社会科の問題です。この人物は誰でしょう。 この日曜日、NHKの大河ドラマ「西郷どん」が最終話を迎えました。 江戸時代の終わりから明治を生きた薩摩、鹿児島県の侍、西郷隆盛の物語 まだ、子どもだった西郷どんが、薩摩のお殿様島津斉彬からこう言われます。 「侍が重い刀を二本も差して、そっくりかえる時代は終わるんだ。これからはか弱き者の声を聞き、民のためにつくせる侍が真の侍となる」 これが、西郷隆盛の生涯を支える言葉になります。 180年ほどの昔、侍という職業がえらく、農民たちが虐げられていた時代です。西郷どんの幼なじみの糸は親が決めた相手と結婚をすることになりました。貧しいうちの娘が売られていくシーンもありました。 この時代には、人権という概念はないに等しかった。 では、現代はどうでしょう。すべての人が幸せな世の中になっているでしょうか。人権は、人種や民族、性別を超えて、誰にでも認められる基本的な権利であり、私たちが幸せに生きるためのもの。 私たちには、人間らしい生き方、自己実現を目指す権利があります。 君たちの身近でこれを壊すものは「いじめ」でしょう。 では、第2問この人物は誰でしょう。 大久保利通です。 明治政府のはじめには、首相というものはありませんでしたが、実質の総理大臣だった人です。西郷隆盛の2つ年下で幼いときから切磋琢磨してきた間柄、ドラマでは親友中の親友として描かれます。自分のためではなく、「国のため」という考え方を貫いた人です。歴史は、非情です。二人の最後は、西南戦争で敵味方となって、西郷は戦死。翌年、大久保は、暗殺されます。 大久保が困った時は西郷が力になり、西郷が道に迷ったときは大久保が正しい道を照らします。 二人が、親友になれたのは、互いの違いを認め合えたからじゃないかな。自分と他人を比較するから、ねたんだり、さげすんだりする心が生まれる。 あなたはあなたでいいのです。それと同時に、あの子はあの子でいいのです。 薩摩言葉で「おやっとさん」。お疲れさまということ。 今日で2学期は終わりです。煌鳩祭、職場体験、合唱コンクール。随所で君たちの繋ぐ中部中の伝統を見せてもらいました。君たちが自らの成長を感覚として感じてほしいし、誇りに思ってほしいと思っています。 冬季休業に入ります。3年生は進路を見据えての冬です。時間を大切に、健康に気をつけてください。「チェスト!きばれ!」 1・2年生は、羽目を外しすぎないようにして、冬を楽しんでください。 全員が元気で1月の始業式で会えることを強く願っています。良い年を。 |
|