煌鳩祭校長あいさつ

高田の丘は絶好の秋空が続いています。
ここに中部中学校の学校祭、煌鳩祭を開催できますことたいへんうれしく思います。
本日は、煌鳩祭にあたり、中部中を愛する多くのご来賓の方々に華を添えていただきました。誠にありがとうございます。
保護者の皆様方、ご来校ありがとうございます。

今、表彰がありました。今年の煌鳩祭のスローガンは、
「繋ぐ心　継ぐ伝統　中部魂」
１年５組の松本君が考えてくれました。


９年前に書かれた三浦しおんさんの小説に「舟を編む」があります。
アニメにも映画にもされました。
主人公は、「まじめ」君。本を出版する会社員。
新しく任された仕事は、辞書を作ることでした。２０数万語に及ぶ言葉を１０数年かけて辞書にしていく。いわば言葉に命を吹き込むようなたいへんな仕事。
言葉は、こうして意味や定義がされていきます。

今日は、煌鳩祭の文化の部です
「文化」とは何か。
三省堂辞典に依れば
「社会を構成する人々によって習得・共有・伝達される行動様式ないし生活様式の総体。」

林間・修学旅行・海外派遣の報告もみんなで聞いて、みんなに伝えることで中部の文化となる。
翔燦太鼓や吹奏楽の演奏も習得したものを演奏という形で美術や家庭部の作品、書写の作品なども展示することで共有することで文化になるのです。
創意工夫した学級コーナーも上級学年にみてもらうことで中部の文化となります。
有志発表は、新たな文化の発見となるかもしれません。

共有したあとには、どうか言葉にして友達に先輩に後輩に伝えられるとすばらしい文化祭になると思いますよ。言葉で認め合う。
楽しみしています。

中部の文化、伝統、中部魂・・これを意識して、文化の部を楽しみましょう。