最新更新日:2024/05/31 | |
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Society 5.0久しぶりの生徒集会です 1.2年生は、今日は実力テスト、3年生は私立・専修学校の受験が目前になってきました。自分を自分自身で鍛えるべき中学生の君たちにとって、今、やるべきことを懸命にやる、これはとても大事なことです 体育館に集まって、行いたいところですが、COVID コビット−19による緊急事態宣言下ですので、初めてオンライン集会を開くことにしました 被表彰のみなさん、おめでとう! あとで、生徒会執行部からまだ実施できていない小鳩祭文化の部のユニークな提案が動画で発表されます。楽しみですね コロナ禍で「オンライン」は、よく耳にする言葉となりました。オンライン授業・会議・帰省・・・ 今日は、校長先生のオンライン授業として、みんなの未来について話したいと思います 使用するのは、ZOOMというアプリです。生中継、ブロードキャストで行います。もう音声だけの放送集会とは「さよなら」です 3学期になって、みんなのところにiPadと電子黒板が整備されました これは、国による施策、GIGAスクール構想によるものです スライドを送りますからスライドを見てください この構想は、令和時代のスタンダードとして、子供たち一人ひとりに個別最適化され、創造性を育む教育のためICT 環境の実現に向けて1人1台端末環境を整備するというものです 日本全国の学校で同じように整備されています。国の税金を使っていただき、一気にハードウエアはみんなが手にすることができました。真に大事なのはソフトウエアですが、(知多市には必要十分なものがまだありません)今日はその話は触れないでおきます 次表は、少しわかりづらいですが、OECDの調査比較です。ちなみに世界の国は196か国。OECDは、日本語では「経済協力開発機構」と言います。第二次世界大戦後、欧州と北米が対等のパートナーとして自由主義経済の発展のために協力を行う仕組みとして作られた歴史があります。いわゆる先進国と言われる37カ国が加盟しています OECDは、様ざまな世界各国が共通に抱える課題についての調査研究も行っています これによると、学校の授業におけるデジタル機器の使用時間は最下位 学校外でのICT利用は、学習面ではOECD平均以下、学習外ではOECD平均以上であることがわかります。これはみんなが体感していることです。コンピュータルームで授業が行われることはみんなには「たまに」あることだし、オンラインゲームはするけど、インターネットによるオンラインの勉強はほとんどしてないでしょう 世界の中で、優秀で豊かで恵まれた平和な国、日本、それがイメージ。でも学校の教育は、いつの間にか世界から遅れていることがわかります さて、みんなはどんな未来を生きていくのでしょう 今日覚えてほしい単語、それは、Society 5.0 次表は、人類が歩んできた社会を大まかに区分したものです 今は、この4の社会。すぐそこにSociety 5.0の社会があります みんなが生きていく社会は、こんな未来 Society 5.0で実現する社会は、IoT(Internet of Things)で全ての人とモノがつながり、様々な知識や情報が共有され、今までにない新たな価値を生み出すことで、これらの課題や困難を克服します 例えば、家電がスマホで操作できる、これがもっと進化します。また、ビッグデータを解析する人工知能(AI)により、必要な情報が必要な時に提供されるようになり、ロボットやドローン・自動走行車などの技術で、病院に行かなくても診療ができる遠隔医療・無人輸送・工場内栽培やスマホで操作する水田の水管理システム等のスマート農業、セルフレジが進化した無人店舗等によって少子高齢化による人口減少の人手不足、地方の過疎化、貧富の格差などの課題が克服されます 社会の変革(イノベーション)を通じて、これまでの閉塞感は打破されて、みんなが希望の持てる社会、子どももお年寄りも世代を超えて互いに尊重し合あえる社会、一人一人が快適で活躍できる社会がそこまで来ています Society 5.0の世界を生きていく君たち さあ、どんな大人になっていきますか。この中学生の今、どう自分を高めていきますか 少し難しい話だったかもしれませんが、君たちの未来は、「捨てたもん」じゃありません。それを作っていくのも活かしていくのも君たちです 今を考えることはとっても大切です。まだ見ぬ未来を考えることもすてきなことですよ 今日のお話はここまでです |
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