昨日(1日)、学力学習調査や各種試験が、近い将来、PC端末で行うようになるということをアナウンスしました。 こういう情報が流れると、私のように「手で文字を書くことを不得意としている人」は、「タイピング力」だけを向上させればよいと考え、筆記用具を握る習慣から遠ざかろうとする傾向におちいりがちです。 それでは、何だか「さびしい」気持ちがします。 先日、自宅のそうじをしていたら、自分の子どもたちやかつての生徒さんたちからもらった手紙が出てきました。「やはり、筆記用具を用いて、手で書かれた文字には味があるなぁ。」一枚一枚、しみじみと読み返し、思い出を振り返りました。 子どもたちには、「手で文字を書く文化」と「タイピング力」をバランスよく大切にしていってほしいと願っています。 子どもたちが紙いっぱいに「林」という漢字を書いていました。