柳田國男は幼い頃の「貧困のない生活を皆がおくれるようにしたい」という願いから、大人になってから仕事をしながら、遠野の物語研究を深めました。 資料館で柳田國男について調べていたら、宮沢賢治とも関係があることを知り、花巻の宮沢賢治記念館と賢治の学校に向かうことにしました。 国語の教科書にも賢治の作品はたくさん掲載されています。 賢治の物語の中でも『グスコープドリの伝記』が好きで、主人公の「世界がぜんたい幸福にならないうちは、個人の幸福はあり得ない」というセリフが小学生の頃からのお気に入りです。 宮沢賢治の教養の深さと広さについて学びました。残りの夏休み、宮沢賢治の物語を読み返してみようと思います。