みなさんには、「子どもの頃のお弁当の味の思い出」がありますか? 私は、4人の人からお弁当を作っていただいた思い出があります。 祖母、母、姉そして父です。 中でも「父の作ったお弁当の味は強烈」で、今でもはっきりと覚えています。 「とても甘すぎる卵焼き」「味がついているのかどうかわからない鶏肉焼き」「お弁当のふたの裏にべったりとついてしまったのり弁ののり」そしてなぜお弁当に?と思う「デザートのつもりの変色した皮のむかれたバナナ」……。 弟の出産のために母が入院していたので、超早起きした父が一生懸命、作ってくれたお弁当でした。 味はもちろん、見た目も???でしたが、今でも覚えているということは幼心に「感謝の気持ち」があったからだと思います。 今日も、たくさんの子どもたちが目を輝かせて「お弁当自慢」をしてくれました。 キャラ弁から、大好きなハンバーグ、下ごしらえから頑張った唐揚げ、こだわりのある果物の切り方……。 鶴二小の保護者の皆さんの愛を、お弁当をおいしそうに頬張る子どもたちの笑顔から強く強く感じ取りました。