最新更新日:2024/06/28
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校訓 天資養活 自他共栄  本校の特色を活かし、保護者や地域のみなさんと連携しながら、一人一人の生徒が「勇気をもって」一歩踏み出せる学校をめざします
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第34号 ぼたん? しゃくやく?

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今朝、正面玄関と校長室の花が写真のものに替わりました。
いつも市職の方にはさりげなく心遣いをしていただき感謝です。
今回は○○先生が自宅からもってこられた白い花も正面玄関で生徒や来校者を迎えてくれます。

さて、この白い花、赤い花は何でしょう?
そのものの名前を知りたくなるのは人間の性(サガ)でしょうか?

わたしの周りからは、牡丹(ボタン)という意見と、芍薬(シャクヤク)という意見が出ました。

生徒たちにも考えてほしくて、「この花は、ボタンかシャクヤクか、どっち?」と、玄関の花瓶の下にメッセージを付けてしまいました。
「その場しのぎでは大失態。先を考えて着手。」という、本日の運勢だったのに・・・(※まあ、その場しのぎではないなと自分に言い訳しています)。

理科教師の性(サガ)か、牡丹か芍薬かの決着をつけたくネットで調べました。
今回わたしが参考にしたのは、「牡丹と芍薬7つの違い!葉の形や開花時期など簡単な見分け方(2018/5/23 2021/5/11)」です(※「40代から始める、花のある暮らし」運営者:山内早月氏)。
https://forties-text.com/peony-difference/

山内氏によれば、どちらもボタン科ボタン属。花だけを見ると見分けがつかないが、実は明確な違いがあるとのこと。
見分ける方法として、牡丹と芍薬の違いは7つだと紹介されています。

その1 葉の形
牡丹:ギザギザの切れ込みが入る。
芍薬:切れ込みはなく、やや丸みを帯びている。

その2 つぼみの形
牡丹:やや先端がとがっている。
芍薬:丸くきれいな球形。

その3 開花時期
牡丹:4月下旬〜5月中旬(晩春)
芍薬:5月〜6月(初夏)
牡丹は晩春、そして芍薬は初夏。

その4 香り
牡丹:基本的に香りはない。
芍薬:バラに似た爽やかな香りがある。

その5 花の散り方
牡丹:一気に、そして豪快に散る。
芍薬:最後までしがみつきながら、少しずつ散る。

その6 枝分かれの有無
牡丹:幹があり、枝分かれして花を咲かせる。
芍薬:まっすぐに茎を伸び、伸びた茎の先に花を咲かせる。
牡丹は樹木、芍薬は草。

その7 冬の越し方
牡丹:木のまま冬を越し、枝から新芽を出す。
芍薬:冬には根を残して枯れ、春にまた新芽を出す。

わたしは、1、4、6を根拠として、芍薬であろうと考えました。
この後、その5の花の散り方も観察してみます。

わたしのスマホには理科教師っぽく、AIや登録者が植物名を同定するアプリがインストールされています。
念のためにそれも使ってみたところ、「シャクヤクかも」と即答してくれました。
「立てば芍薬 座れば牡丹 歩く姿は百合の花」
世の中には似ているものがたくさんありますし、その名前を知らないものがたくさんあります。
ちょっと意識して身の回りを見回してみると、知らないことだらけ。
知らないことが分かるとなんだか楽しいものです。

学習するって楽しいのです。

と、思えたのはいろいろ経験して歳をとってからですな・・・。
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